仮面ライダーアギト第11、12話を観た感想「相性の悪いライバルの存在が人間を成長させる！！」

前回、オクトパスロードにビビってチビリそうな感じで敵前逃亡した北条透ですが、上層部から早速G3装着員から外されてしまいます。

北条透の情けなさを小沢澄子と尾室巡査が上層部に報告したのです。

しかしあんな醜態を晒してもまだ自信過剰の北条透。

小沢澄子が離脱指示を出すのが遅かったために危うく自分は命を落とすところだったと責任転嫁！

まあリアルな話、G3のスペックではアンノウンは倒せませんし、戦っても負けるのは目に見えてるんで逃げた方が賢いんですけどね（笑）

問題は逃げ方がビビってチビリそうな感じだったということです…

アンノウンを倒せるような機能を搭載してないのは開発者の小沢澄子に責任があるでしょう。

さて記憶喪失の翔一の過去を知ってそうだった三浦智子が殺害された前回ですが、なんとか翔一の過去を探りだそうと真魚は氷川誠から三浦智子の連絡先を聞いて自宅を訪問、そして三浦智子の母親から三浦智子の一番の友達だった篠原佐恵子の連絡先を聞き出します。

涼も同じく亡くなった父親の手帳に名前が記してあった篠原佐恵子に会いに行きます。

篠原佐恵子ですがなかなか気難しい生活で涼が聞きたいことがあると言っても相手にしません。

考古学者の兄の影響を受けて湖に潜ってはいろんなものを発見して持ってくるのが趣味らしいです。

しかし車が動かなくなったところを助けてもらったため涼に心を開きます。

今回のアンノウンはゼブラロードのエクウス.ノクティスとエクウス.ディエスです。

ゼブラロードとはシマウマの怪人らしいです。

まあ見た目馬であることは分かります。

今回は車の中で白骨化した死体が発見されます。

氷川誠は被害者の配偶者を見張っています。

すると読み通りアンノウン出現。

G3になっても勝てないのに生身の身体で当然、勝てるわけがありません。

G3装着員を外された北条透ですがアンノウン出現の知らせを受けて小沢澄子を説得し、出動します。

「人命の救助が第一！」と言ってますが、こういうところは嫌な奴でも真面目な警察官なんだなと思います。

しかし当然歯が立たずに気絶してしまいます。

アギトも2体相手に大苦戦。

氷川誠がG3の武器を使って援護射撃でピンチ脱出。

ゼブラロードは姿を消します。

またも上層部から呼び出された氷川誠と北条透

北条透はG3装着員から外れたのに命令を無視して勝手にG3システムを起動させたことを糾弾されます。

氷川誠はアンノウンの被害者の配偶者のお腹の子供が狙われるだろうという自身の推理が的中したことなどを評価され、再びG3装着員に任命されます。

さて氷川誠がG3装着員に復帰しましたが氷川本人は浮かない顔。

「自分には北条さんのようなG3に対する情熱がないのではないか」と発言してます。

小沢澄子は「あれは妄執というのよ！」と切り捨ててます。

あまりにも氷川が嬉しくない様子なので「尾室君に装着してもらうから」なんて小沢澄子は言ってますが、どうにか氷川誠復帰で落ち着きました。

篠原佐恵子ですが実際は海に潜るのは考古学者である彼女のお兄さんが湖に伝わる嘘の伝説を吹き込んだためということが判明します。

瀬戸内海のフェリーボートあかつき号の事故に遭った彼女は以来心を閉ざすようになり、自分の幻想の世界にこもっているらしいです。

そのため何とか心を開かせようとお兄さんがまやかしの伝説を話してきかせたのです。

翔一は能天気の天然なので「幻想の中で生きるのは勿体ないですよ。この世界は素晴らしい！」なんて言ってますが、涼は「皆が自分と同じと思わない方がいい」と忠告

今回初めて翔一と涼が篠原佐恵子を通して知り合っています。

しかも翔一が自分の価値観を押し付けようとしていることにムカついた涼は翔一をぶん殴っています。

そこでアンノウン出現を察知した翔一はバイクで走り去ります。

氷川誠と北条透が被害者の配偶者をパトカーで護衛しているところを襲うゼブラロード

そこに翔一が変身したアギト登場！

パトカーの上で格闘するアギトとゼブラロード

そして湖の中にいる佐恵子を襲うもう一体のゼブラロード

こちらには涼が変身したギルスが駆け付けます。

北条透はアギトを捕獲しようとアギトに対して拳銃を向けますが、これを止める氷川誠

「邪魔をするな！」と北条透から抵抗されて、氷川誠も北条透をぶん殴っています。

アギトはゼブラロードを軽くキックで粉砕！！

ギルスももう一体のゼブラロードを軽くキックで粉砕してます！！

相変わらず野性味満載の闘いぶりです。

ゼブラロードを倒したギルスは涼に戻って必死に佐恵子を助けようとしますが、佐恵子は湖の底に沈んでしまいました。

オーヴァーロードに面会に来る謎の男！

面会の用紙に最初は津上翔一と名前を書いてますが、破り捨てて、沢木哲也と名前を書き直しました。

今回ですが翔一と涼、氷川誠と北条透という水と油のような対照的な性格の2人が激突しています。

涼は翔一を氷川は北条をぶん殴っています。

翔一は能天気なので別に涼を敵視はしてないようですが。

やはり仲良しこよしでは話は面白くない、相性が悪い2人が反発しあいながら成長するのが作品を面白くするのだと思います。

次作の仮面ライダー龍騎も城戸真司と蓮は反発し合ってましたし、仮面ライダーファイズも巧と草加雅人は仲悪いです。