翔一は遂に記憶を取り戻しました!!
ギルスにやられて海に転落
海に沈んだアギトは翔一に戻ります…
そして漂っていると記憶回復です。
上層部との会議
上層部は氷川がG3-Xを装着し、アンノウンを撃破したことを評価し、氷川をG3-Xの装着員と決定します!!
これには不満爆発の北条です!凄い剣幕で抗議しています。
北条透「異議を申し立てます!先日のG3-XとV1システムのコンペの際の彼の暴挙をお忘れですか?」
「あれは小沢管理官も認めているようにG3-Xに問題があったんだ!そして今、その問題もクリアされG3-Xは理想的なシステムとして完成している!」
「そのことに関しては城北大学の高村教授も認めているところだが!」
北条透「しかし!」
「頼むよ!氷川君!君の活躍に期待している!」
氷川誠「はい!頑張ります!」
北条透「そんな…知りませんよ!どうなっても!この決定は間違っています!取り返しの、つかないことになるに決まっているんだ!!」
北条は激怒して会議の席を後にします。
小沢澄子はカチンときた様子…
会議終了後
氷川誠に小沢澄子が話しかけます。
小沢澄子「聞いた?アンノウン出現に際して彼と連絡が取れなかったのは津上翔一と一緒だったせいらしいわ!」
氷川誠「ええ!何となく分かる気がしますが…」
小沢澄子「どういうこと?」
氷川誠「津上さんの独特のペースに巻き込まれると何故か普段の自分を見失ってしまうんです…」
小沢澄子「なるほど…確かに独特なものがあるわね!彼には!津上翔一!記憶喪失らしいけど一体どんな過去の持ち主なのかしらね!」
翔一は庭でガーデニング中
真魚が学校から帰ってきます。
真魚「翔一君!」
翔一「あっ、真魚ちゃんお帰り!!」
真魚「ただいま!へえー随分大きくなったじゃない!翔一君が世話すると何か野菜の成長が早いんだよね!」
翔一「真魚ちゃんのおかげだって!俺が亜紀さんのところに行ってた間何もできなかったけど、真魚ちゃんが苗を植えといてくれたからさ!」
真魚「分かってたからね!翔一君が帰ってくるって!」
翔一「えっ、どういう意味よ?」
真魚「記憶が戻るまで翔一君の居場所はここしかないって…そういうこと!」
翔一「……」
真魚「どうした?」
翔一「何でもない!何でもない!そうだ!今日さ、俺、この野菜使って凄いご馳走作っちゃうからさ!」
さて翔一がご馳走を作りました。
真魚「でも翔一君いつの間にこんな技覚えたの?」
義彦「いやあ全くだ!これはもう立派にプロの仕事だ!」
翔一「いやあ何となく!」
義彦「いつまでも家にいていいんだぞ!翔一君!」
翔一「ほら!トマトはガスパッチョにしてあるからさ!これならトマト嫌いの太一でもいけると思うんだ!」
太一「うん!美味い!!」
翔一「俺も子供の頃トマト嫌いでさ!夕食にトマト出されて家出しちゃったこともあってさ!家出してるうちにお腹空いてきちゃって、で畑から野菜黙って取って食べたんだけど、それがめちゃくちゃ美味しくて、その野菜がトマトでさ、それ以来トマト嫌いがなおったんだよ!」
義彦「ガスパッチョだ!」
翔一は自分の部屋に1人になっていろいろと考えている様子…
津上翔一様の宛名の封筒を見ています。
真魚は眠れなくて飲み物を飲もうと冷蔵庫に向かいます。
そしてトマトを見てさっきの会話を思い出します。
真魚「子供の頃…?」
真魚は慌てて翔一の部屋に向かいます。
ジュースが溢れてるのに放置です…
「翔一君!」「翔一君!」
翔一の部屋のドアをノックする真魚
返事がないので真魚は中に入ります。
しかし翔一はいません…
翌朝の朝食
真魚「いただきます!」
義彦と太一も「いただきます!」
太一「でも何か信じられないなあ…翔一が記憶を取り戻したって!」
真魚「だから昨日子供の頃の話してたでしょ!あれって思い出したってことじゃない!」
義彦「うん…あまりにもいつもの翔一君と変わらないので迂闊にも気づかなかった…」
その時美杉家の電話が鳴ります。
義彦「はい…美杉ですが…」
「翔一君!!!」
真魚は飛んできます。
義彦「翔一君!本当なのか?記憶が戻ったっていうのは?」
真魚「叔父さんちょっと貸して!」
真魚は義彦から受話器を奪います。
真魚「翔一君!今どこにいるの?」
翔一「真魚ちゃん…俺…大丈夫だからさ…今日は帰れないかもしれないけど心配しないで…俺、会いたい人がいるんだよ…」
真魚「会いたい人?」
まもなく18番ホーム7時14分発ひかり183号博多駅が参ります!!駅にアナウンスが流れます
翔一は電話を切ります。
パソコンオタクの関谷真澄は何やらゲームに興じています。目がヤバいです。
すると玄関のベルが鳴ります。
真澄が応答すると涼がやってきており、「突然お邪魔してすみません!自分は芦原涼という者ですが少し話を聞かせて欲しいことがあるんですが…」と涼
真澄「何でしょう?」
涼「あかつき号のことについて…」
真澄は顔色が変わりました。元々、病的な真澄がますますヤバくなっています。
「開けろ真澄!!俺だ!!開けろ真澄!!」
相良克彦が帰ってきました。
真澄は涼が来たので鍵をかけて閉じこもっていたのです。
克彦「そうか…遂にお前のところにも現れたか…」
真澄「何者なのよ!あの男は?どうしてあかつき号のことを知っているの?」
克彦「本人は亡くなった芦原さんの息子だって言ってるらしいが…本当かどうか分からない…分かっているのは彼がアギトと同じ力を持っているらしいこと…彼が訪ねた篠原佐恵子と榊亜紀が死んでること…」
真澄「アギトと同じ力…じゃああの男が2人を?」
克彦「いや…はっきり分からないが…」
真澄「やっぱり私達皆…あかつき号になんて乗らなければよかった!まさか…まさかあんなことが起こるなんて…」
克彦「おい!」
翔一は船に乗っています…
自分の姉さんの幻影が現れます…
しかし当然幻です…
克彦と真澄は車で逃走!!!
しかしクイーンクロウロードが2人を襲撃!
フロントガラスが割られ、車は川に転落!!
車から降りて逃げようとする2人に立ちはだかるクイーンクロウロード!!
そこに涼がバイクでやってきてクイーンクロウロードに突進!!
真澄「あれ!あの男よ!!」
涼はギルスに変身!!
ギルスはクイーンクロウロードをキックでぶっ飛ばします。
また2人の車のフロントガラスに激突するクイーンクロウロード
まあどうせ割れてるし、壊れてますけどね…
あまりにもギルスの雄叫びが凄くて迫力満点なのでクイーンクロウロードは逃げました!!
そしてギルスはまた発作に襲われて倒れます。
涼に戻りますが気を失います。
翔一は本物の津上翔一を探しているようです。
何やら津上翔一がいた大学を訪ねてきています。
「あーあ、彼やったら確かにうちにおったんやけどね…だいぶ前に東京の実家に帰ってしもうたけんね…」
翔一「そうですか…住所とかわかりますか?」
住所を聞き出した翔一は津上翔一が住んでいた家を訪ねます。
津上翔一の写真を見て「この人が津上翔一…」とつぶやく翔一
克彦は涼を自分たちの部屋に連れてきて寝かせています。
真澄「ねえ!いつまでこの男をこの部屋に置いておくつもりなの?」
克彦「俺たちを助けてくれたんだ!放っておくわけにはいかないだろ…」
真澄「冗談じゃないわよ!あの姿を見たでしょ!私達を襲った奴と同じじゃない!私は嫌よ!こんな奴とこれ以上一緒にいるのは!」
克彦は出かけるようです。
真澄「ちょっとどこに行くのよ!」
克彦「木野さんと会う約束がある!」
真澄「木野さんと?」
克彦「この男をどうするかあの人が決めてくれるだろう…」
克彦は出ていきました。
そして翔一は東京の現在の津上翔一の家までやってきます。
何やら怪しげな秘書らしき女が翔一を津上翔一の部屋に案内
「こちらでお待ち下さい!もうすぐお帰りになられますので!」
克彦は木野に会いに行く途中で沢木哲也(津上翔一)とすれ違います。
沢木哲也はパワーを発動!!
「お前の時間が早まり、お前の力が覚醒する!その力をどう使うかはお前の自由だ!」
克彦の特殊能力が覚醒します。
沢木哲也は車で自分の家に帰ってきます。
翔一とのご対面は寸前なのですが、ここで翔一のアンノウンセンサーが発動!!
翔一は窓から飛び出して行ってしまいます。
沢木哲也は何を考えているのか分からない表情…
克彦はクイーンクロウロードに襲われて階段を転落!
腕から流血しています。
それでも逃げる克彦
バイクで翔一が登場!!
「逃げて下さい!!」
克彦は逃走!!
クイーンクロウロードは翔一の首根っこをつかんで追い詰めます。
翔一「何者なんだお前達は?目的は何なんだ?」
記憶が戻って翔一はちょっとキャラ変したようです。
シリアスな表情をずっとしています。
翔一はアギトに変身!!
そしてフレイムフォームにフォームチェンジします。
フレイムセイバーを持ったアギトと同じく武器を手にしたクイーンクロウロードとの戦い!
そこにクロウロードのコルウス.ルスクスが参戦!!
真澄は寝ている涼を電気コードを使って殺害しようとしています。
アギトはトリニティフォームに覚醒!!
このフォームはグランドフォーム、フレイムフォーム、ストームフォームの3つの力が合体した特殊形態でストームハルバードとフレイムセイバーを同時に使えます。
そしてクイーンクロウロードのコルウス.イントンススを一刀両断!!
クイーンクロウロードは爆散!!
ビビったクロウロードは逃走!!
沢木哲也は翔一の姉である雪菜と付き合っていたようです。そして雪菜は死んでしまったのです。
沢木の回想シーン
雨の中走る雪菜、追う沢木。
「雪菜!!」
「お願い来ないで!!」
雪菜は海に飛び込もうとします。
沢木は雪菜の手をつかみます。
「お願い!離して!!」
雪菜から言われて手を離す沢木
雪菜は転落していきました。
今回はここまでです。