回想シーン
BLACKがクジラ怪人の海底洞窟で生き返るシーンが流れます。
ナレーション
ライダーは生き返った!キングストーンの持つ神秘のエネルギーがライダーを蘇らせたのだ!
回想シーン
大怪人ダロムとの最終対決!ダロムを倒すBLACKの映像が流れます。
ナレーション
復活したライダーは強敵大怪人ダロムを倒し、人々に生きる希望を与えた!そしていよいよライダーとシャドームーンの最期の決戦が来たのだ!
シャドームーン「BLACKSUN!必ずやこの手で貴様を倒し、次期創世王の座に就いて見せる!待っていろ!BLACKSUN!」
アメリカサンフランシスコ
杏子と克美が滞在しているホテル
杏子は1人外を眺めて黄昏れています。
克美がやってきました。
克美「杏子ちゃん!!ライダーが…生き返ったのよ!光太郎さんが!」
克美はBLACKのことが書かれている新聞を持ってきました。(どんな記事なんでしょう?MASKED RIDER BLACK IS ALIVE!とか書かれているんでしょうか?)
杏子は克美から新聞を受け取り記事を読みます。
克美「これで日本も助かるわ!良かったわね!杏子ちゃん…」
杏子は突然荷物をまとめ始めました。
克美「ね、ねえ、どうするの?」
杏子は無言で洋服をまとめています。
克美「杏子ちゃん?ねえ!杏子ちゃん?まさか…日本に帰るつもり?ダメ!ダメ!」
必死に杏子を止める克美
杏子は克美の顔を見ます。
克美は真剣に首を横に振っています。
杏子「どうして?光太郎さんに会いたい!!」
克美「だって…今度こそゴルゴムに勝たなければいけないのよ…私達が帰って足手まといになったら…」
杏子「でも!」
克美「我慢するの!分かるでしょ?」
杏子「ああーん!」
ベッドに顔を埋めて泣き出す杏子
克美「杏子ちゃん…」
克美は杏子に寄り添います。
克美の心の声「光太郎さん…頑張って!今度こそゴルゴムを倒して!!」
ナレーション
その頃光太郎はクジラ怪人からゴルゴムの本拠地を
聞き出し山に向かっていた!
光太郎が終始肩を貸しているようです。
倒れるクジラ怪人
光太郎「クジラ怪人!」
光太郎が優しく倒れたクジラ怪人を起こしています。
光太郎「クジラ怪人…大丈夫か?どこだ?」
クジラ怪人「ウウウ〜」
唸っているクジラ怪人
そしてゴルゴムから脱走を企てる3体の怪人達
通称脱走怪人です。ちゃんとした名前すらも貰えなかった可哀想な怪人達です。(それにしても脱走怪人ってのはあんまりだと思います…コスチュームもわざわざ用意して貰えずにケラ怪人、サンショウウオ怪人、バク怪人の流用です。)
3体の脱走怪人が洞窟を抜けて外へ逃げてくると目の前にトゲウオ怪人が立ちふさがります。
トゲウオ怪人「貴様ら逃げる気か?」
ケラ怪人風の脱走怪人「トゲウオ怪人!」
トゲウオ怪人「裏切り者め!」
サンショウウオ怪人風の脱走怪人「見逃してくれ!ライダーはもうすぐそこまで来ているんだ!ライダーは生き返って前より強くなったっていうじゃないか!」
バク怪人風の脱走怪人「シャドームーン様が負ければゴルゴムはお終いだ!頼む!見逃してくれ!!」
同じ怪人でしかも3対1なのにトゲウオ怪人にビビりまくる脱走怪人達
余程戦闘力に差があるのでしょう。
トゲウオ怪人「やかましい!!トゲ!!」
トゲウオ怪人はトゲ爆弾とヒレ爆弾を脱走怪人に放ちます。
脱走怪人は苦しみまくって大爆発!!
瞬殺されました。いくらなんでも弱すぎます。
光太郎は満身創痍のクジラ怪人を無理やり連行しています…
ゴルゴムのアジト
シャドームーンは光太郎が来ていることを知っています。
脱走怪人を始末したトゲウオ怪人がやってきました。
何やら胸を張って得意げなトゲウオ怪人
シャドームーン「裏切り者は片付けたか?」
トゲウオ怪人「(何やら唸り声)」
頷くトゲウオ怪人
シャドームーン「愚かな奴らだ!私が勝つのが見えないとは…」
トゲウオ怪人はここで自分の胸を叩いたり、かなりエキサイトしたポーズを取ります。
シャドームーン「何!?お前が迎え撃つ?」
トゲウオ怪人「(唸り声)」
頷くトゲウオ怪人
シャドームーン「いいだろう…BLACKSUNは私が倒すとしてお前は裏切り者のクジラ怪人を仕留めるのだ!行け!!」
光太郎とクジラ怪人
光太郎「しっかりしろ!!」
クジラ怪人は物凄く苦しんでいます。
(光太郎はクジラ怪人に一見優しいですがここまで苦しんでるのに連れてくるのはダメなんじゃないでしょうか?満身創痍のクジラ怪人を引きずり回してる感満載です。)
そして目の前にゴルゴムの神殿が見えました。
見たところ高層ビルっぽいです。
光太郎「とうとう来た…あれがゴルゴムの本拠地か…」
クジラ怪人「(唸り声)」
光太郎「どうした?シャドームーンが恐ろしいのか?」
クジラ怪人「いやあ…創世王…奴は恐ろしい…シャドームーンよりもずっと…おおおおお〜」
泣いているようなクジラ怪人が可愛いです。
光太郎の心の声「そうだ…シャドームーンの後ろには創世王がいたんだ…」
創世王「我が本拠地によく来たBLACKSUN!太陽の黒点の消滅までにシャドームーンと決着を付けるのだ!急げBLACKSUN!!」
怯えているクジラ怪人
光太郎「しっかりするんだ!奴を倒さなければこの地球を守れない!海も守れない!」
クジラ怪人「はい…」(めちゃめちゃ可愛いクジラ怪人です。)
光太郎「さあ!」
無理やりクジラ怪人を連れて行く鬼の光太郎
不意をつかれた光太郎とクジラ怪人
クジラ怪人はとトゲウオ怪人に捕まってしまいそのまま一緒に川の中へ!
光太郎「クジラ怪人!!」
激しく流れる川を見る光太郎!
クジラ怪人の姿は見えません。
必死にクジラ怪人を探す光太郎
トゲウオ怪人はクジラ怪人を連れて光太郎のいる場所から離れた陸地へ飛び出してきました。
そしてクジラ怪人をリンチするトゲウオ怪人
怪我してることもあり、ほぼ無抵抗で何もできないクジラ怪人
トゲウオ怪人のトゲ爆弾がクジラ怪人に命中!!
身体に何個も刺さるトゲ爆弾
これで爆発しないだけ脱走怪人よりは明らかに強いクジラ怪人です。
必死にクジラ怪人を探す光太郎
クジラ怪人の助けを求める声をキャッチする光太郎
光太郎「クジラ怪人…」
ゴルゴムのアジト
シャドームーン「来たか!」
光太郎が遂にゴルゴム神殿に乗り込んできたとイキリ立つシャドームーン
ここで創世王がしゃしゃり出てきます。
創世王「慌てるな!シャドームーン!」
シャドームーン「ウッ!ウッ!ウッ…」
シャドームーンは創世王から放たれた光線に苦しんで姿を消します。
シャドームーンが落下してきたのは見知らぬ場所
辺りを見回すシャドームーン
かなり暗い場所です。
シャドームーン「ここはどこだ創世王?」
創世王「ゴルゴムの奥殿!私の住むところだ!」
シャドームーン「何?そんなことより何故戦うのを止めた?BLACKSUNが乗り込んできたんだぞ!」
シャドームーンの声が上ずっています。創世王の威厳からしたらシャドームーンは赤子みたいな描かれ方です。
創世王「ンフフフフ!心配するな!あれを見よ!!」
トゲウオ怪人がクジラ怪人をいたぶっている様子が空間に映し出されます。
そして光太郎がようやくトゲウオ怪人とクジラ怪人の姿を見つけました。
光太郎「クジラ怪人!!」
光太郎はジャンプ変身!!
光太郎「変身!!」
しかしBLACKがトゲウオ怪人に飛びかかろうとジャンプしたところで突然創世王のパワーが発動!!
BLACKはゴルゴムの奥殿に飛ばされてしまいました。
クジラ怪人「ラ、ライダー…」
クジラ怪人は頼みの綱のBLACKが消えたことで死亡フラグが立ちました。
BLACK「ウアッ!」
ゴルゴムの奥殿に転落したBLACK
そこにはシャドームーンがいます。
BLACK「シャドームーン…」
シャドームーンのレッグトリガーの音が響きます。
シャドームーン「BLACKSUN!この場で決着を付けてやる!」
BLACKとシャドームーンは臨戦態勢!!
BLACKも今度こそは戦う覚悟ができているようです。
そこでトゲウオ怪人とクジラ怪人の様子が中継されます。
全く無抵抗でやられているクジラ怪人
BLACK「クジラ怪人…」
シャドームーン「裏切り者がどうなるか見よ!」
トゲウオ怪人のヒレ爆弾がクジラ怪人に命中!
クジラ怪人は大変な苦しみ様です。
容赦なくクジラ怪人を攻撃するトゲウオ怪人
BLACK「クジラ怪人…」
転倒するクジラ怪人
尻尾のところがもげそうです。
クジラ怪人「ラ、ライダー…海を守ってくれ!海を〜!」
トドメのトゲウオ怪人のチョップが決まります。
クジラ怪人「ウアアアア〜!!」
BLACK「クジラ怪人!!!」
何やら非常ブザーが鳴ったような音がしています。
シャドームーン「ハッハ!悔しいかBLACKSUN?」
BLACK「おのれ!シャドームーン!!」
再び臨戦態勢の2人
シャドームーン「ゆくぞ!!」
シャドームーン、BLACKが同時に前に出ました。
しかし2人がぶつかろうとすると妨害する爆発が起きます。
創世王「待て!!二人とも!!」
BLACK「創世王…」
創世王「いよいよお前たちに私の正体を明かす時が来た…」
創世王の言葉に物凄い緊迫した空気になるBLACKとシャドームーン
あまりにもキモすぎます…
デストロン首領も骸骨でしたし、仮面ライダーのラスボスはキモいのは分かってますけどもシャドームーンもこんなキモい創世王になるために躍起になってた自分が嫌になるのではないでしょうか?
BLACK「これが創世王の正体…」
巨大な心臓は生きているらしくバクバクいってます。
創世王「フフフフフ!フハハハハハ!我がゴルゴム創世王は5万年ごとに入れ代わり、その度に力を増大してきた…そして今、新たなる5万年を迎え、次期創世王が誕生すればもはや地球だけではない!全宇宙をも支配する力を得るのだ!!」
シャドームーン「全宇宙を?」
BLACK「馬鹿な!」
創世王「それだけではない!見よ!!」
何やら地獄絵図の絵画が浮かび上がります。
創世王「これが地球の未来の姿だ!宇宙を支配できればもはや人類など必要ない!人類一人残らず抹殺し、その後に怪人達の支配する帝国を築くのだ!」(もう怪人残ってませんけどね!)
BLACK「やめろ!!」
創世王「フハハハハハ!諦めろBLACKSUN!!これは決まったことなのだ!よいか!これが最期のチャンスだ!人類など見限り我がゴルゴムに戻り、シャドームーンと戦い、どちらかが創世王となるのだ!」
BLACK「ふざけるな!!俺は絶対人類を守ってみせる!!」
創世王「やむを得まい!シャドームーン!!私の命が尽きるまであと数時間…その前に今度こそBLACKSUNを倒せ!!」
ここで創世王からシャドームーンに光線が放たれます。
怯んで転がるシャドームーン
創世王「私のパワーを分けてやる!BLACKSUNを虫けらのように踏み潰すがよい!徹底的に叩きのめし、キングストーンを奪うのだ!」
シャドームーンとBLACKの目が合います。
BLACK「信彦…」(まだ甘っちょろいBLACKです。)
ここでまた創世王がパワー発動!
何やら光線を出されたシャドームーンのもがき方がみっともないです!
そしてBLACKとシャドームーンは外へ移動させられました。(そりゃあそうですね。自分の住処を戦いで荒らされたら創世王としてもたまらないでしょう…)
そこは美しい花が沢山咲いている場所です。
またもLong Long ago 20th Centuryが流れます。
確かに自然の美しさが強調されている場面なので歌詞にピッタリです。
BLACKが自然に見惚れていると背後でレッグトリガーの音がします。
振り返るとシャドームーンがいました。
BLACK「信彦!!」(どこまでも甘いBLACKです。)
BLACK「お前には本当にもう人間の心がないのか?この美しい地球を本気で滅ぼそうというのか?」
美しい花が映されて自然の美しさが強調されます。
BLACK「この地球は生きている…人も動物も虫も…平和を愛し生きている…それがどうなってもいいと本気で思っているのか?」
シャドームーン「ハッハッハッハ!甘いぞBLACKSUN!見よ!!」
シャドームーンは高く飛び上がりキングストーンから光線を放ちます。
BLACKに向けて光線は放たれ爆発が起きます。
シャドームーン「俺の体内に既に創世王の力が宿っている!貴様など簡単に踏み潰し、全宇宙を手に入れてやる!ハッハッハッハ!」
またもキングストーンから光線を放つシャドームーン
なかなかの環境破壊行為をしていますが、ダロムが高層ビルを地盤から破壊したのと比較するとショボいです。
鳥は飛び立ち、可愛いウサギが逃げています。
着地したシャドームーン
BLACK「やめろ〜!!」
シャドームーン「ハッハッハハ!」
BLACK「シャドームーン!貴様〜!」
シャドームーン「…」
BLACK「俺はもうお前を信彦とは思わない!この美しい地球を守るため俺は貴様を倒す!!」
シャドームーン「フッフッ!行くぞ!!タァッ!」
BLACK「トゥア!!」
お互いにジャンプして戦いが始まります。
トゲウオ怪人、そして侍女怪人カーラとマーラが観戦しています。
ジャンプしたBLACKにサタンサーベルから出した赤い絨毯みたいな光線を直撃させるシャドームーン
BLACK「トゥア!」
またBLACKが接近しようとすると今度は拳から光線を出すシャドームーン
またも命中!
シャドームーン「トゥア!!」
ジャンプしてBLACKの背中をサタンサーベルで斬りつけるシャドームーン
BLACKはかなりダメージを受けたようです。
シャドームーン「どうしたBLACKSUN?生き返って強くなったのはその程度か?」
サタンサーベルで斬りつけるシャドームーン
これをかわすBLACK
BLACKにチョップを決めるシャドームーン
BLACKの心の声「まだだ…俺は負けるわけにはいかないんだ!!」
ジャンプしたBLACK
シャドームーンはまたもサタンサーベルから鞭状の光線を出してBLACKの動きを封じ、振り回して遊びます。
放り投げられたBLACK
シャドームーン「往生際の悪い奴だ!いいだろう…貴様き相応しいやり方で決着を付けてやる!シャドーフラッシュ!!!バトルホッパー!!!」
BLACK「何!?」
バトルホッパーがやってきました。
BLACK「バトルホッパー!」
シャドームーン「トゥ!」
バトルホッパーに飛び乗るシャドームーン
BLACK「ウワッ!」
バトルホッパーの特攻を避けるBLACK
シャドームーン「ハッハ!忘れたのBLACKSUN!バトルホッパーは次期創世王のために作られたマシーンだ…俺が操れて当然ではないか!!」(シャドームーンの一人称が俺になってます。)
BLACK「俺の命令を聞け!バトルホッパー!」
バトルホッパーは首を横に振っています。
BLACK「バトルホッパー!!」
バトルホッパーから拒否られているBLACK
シャドームーン「無駄だ!」
またもシャドーフラッシュをするシャドームーン
するとバトルホッパーが音を出して煩かったのがおさまりました。
シャドームーン「ゆくぞ!貴様のマシーンに跳ねられてあの世に逝くがいい!!」
またもBLACKに特攻するバトルホッパー
BLACK「やめろ!!!」
バトルホッパーはシャドームーンに従っています。
BLACK「ウワッ!!」
今度は跳ねられたようです。
ぶっ飛ばされるBLACK
BLACK「やめろバトルホッパー!!やめるんだ!!!」
また跳ねられたBLACK
倒れます。
シャドームーン「バトルホッパーはもう俺のものだ!地獄へ堕ちろBLACKSUN!!」
BLACK「信彦がこんなことまでして…憎い!創世王が憎い!!!」
豪快にバトルホッパーに跳ねられるBLACK
サンフランシスコ滞在中の杏子と克美が映ります。
これがこの2人の最期の出番です。
杏子の心の声「ライダー…光太郎さん…あなたは人類の希望よ!頑張って!!頑張って!!」
BLACKとシャドームーンのバトルに自然もざわめいているようです。
BLACK「バトルホッパー!」
バトルホッパーの特攻を受け止めようとするBLACKですが豪快にぶっ飛ばされます。
ナレーション
遂にライダーとシャドームーンの最期の血栓の火蓋はきって落とされた!だがバトルホッパーの思わぬ出現でライダーは苦戦だ!頑張れ!南光太郎!創世王の野望を食い止められるのは君だけだ!戦え!仮面ライダーBLACK!!
今回は創世王の正体は?というタイトルですが、勿体つけるほどのものでもないです。キモすぎる心臓の形をした物体が創世王の正体ですが、もしシャドームーンが勝ったらシャドームーンもいずれあんな姿になるのでしょうか?
全く憧れないと思います。
クジラ怪人の死は本当に残念でした…満身創痍とはいえ、戦う意志がまるでなくトゲウオ怪人にやられるだけでした。
BLACKがやってきたと思ったらゴルゴムの奥殿に転送されてしまった。その時の「ライダー…」という声が可哀想でした。やはり頼りにしていたんですね。
トゲウオ怪人が粛清した脱走怪人達はいくらなんでも弱すぎです。3体いてトゲ爆弾とウロコ爆弾で瞬殺!クジラ怪人の方が相当耐久性があります。
次回いよいよ最終回です!!