横綱鶴竜が遂に引退を表明しました。
もう限界だとは思っていました。今場所で5場所連続休場で去年の5月場所はコロナ感染拡大の影響で本場所中止!
最後にまともだったのは1年前の3月場所です。
この時鶴竜は大関が貴景勝1人しかいなかったことから横綱大関という番付で12勝3敗でした。
横綱大関という番付は何と昭和57年の1月場所の北の湖以来38年ぶりのことでした。
鶴竜は弱い横綱というイメージが強かったと思いますが、単に白鵬が異常に強すぎただけであって、白鵬、日馬富士に次ぐ第3の横綱ではあったものの優勝6回は決して少なくはありません。日馬富士は8回です。白鵬の44回は異常です。
横綱の通算成績は266勝117敗227休で勝率6割9分5厘です。10勝5敗で勝率6割6分7厘ですから安定して二桁以上は勝っている計算です。
横綱だから二桁勝って当たり前という声も多そうですが、二桁勝てない横綱が過去何人もいたことは皆さんもご存知だと思います。
まあ休みの多さが問題ですが…
前頭の勝率は5割1分3厘と低いですね。
これは鶴竜が最初から強かったわけではないことを表してます。
稽古で強くなっていったんですね。
残る横綱は白鵬ただ1人ですが白鵬も5場所連続休場になりました。
7月場所に進退をかけるということですが、復活は厳しいと見ます。
9月場所には横綱空位になることでしょう。
次の横綱は誰かが興味深いです。