冒頭、イラガ怪人が電線に向けて電気吸収糸を飛ばします。
これで街は停電
昼間からご機嫌にラジオに合わせて踊ってたバカ女もこれにはガッカリ!
イラガ怪人は今度は電気吸収糸の近くに沢山の繭を飛ばします。
この繭はあらゆるエネルギーに反応して爆発を起こすというとんでもない繭です。
これがコンロの熱エネルギーに反応して爆発!!
ご機嫌に踊っていた女の子の家の台所の壁が爆発で吹っ飛んでしまいました。
外で洗車してた父親、台所にいた母親と一緒に逃げる女の子
しかし車で逃げようとするとエンジンのエネルギーに反応して爆発する繭
一家3人パニック状態です。
そしてやはり都合よく登場する南光太郎
繭が沢山ある道路を走ったばかりに爆発に巻き込まれる光太郎
バイクは転倒してぶっ飛ばされます。
繭を見て「これは!」というリアクションの光太郎
イラガ怪人がそこで襲いかかります。
「ゴルゴム!!」
光太郎はなんと開始2分30秒で変身ポーズ!!
これは最速です。
しかし変身エネルギーにも反応するイラガ怪人の繭
爆発が起きて光太郎の変身を邪魔します。
「変身できない!この繭が爆発して変身を妨げるのか…」
「どうだ!変身できまい!」
日本語を話すイラガ怪人
今度はトゲ爆弾を放ちます。
避ける光太郎
トゲ爆弾で電柱が倒れてしまいます。
切れた電線の影響で何故か電気吸収糸と繭が消滅!
「繭が消えた…よし!」
「変身!」
光太郎はジャンプ変身!
BLACKに変身するとこちらのもんですが、イラガ怪人はヤモリ怪人?ってくらいの壁よじ登りスピードを見せて逃走!!
ゴルゴムのアジト
バラオム「イラガ怪人の繭は動力エネルギー、熱エネルギーなどあらゆるエネルギーに反応して爆発を引き起こす!変身エネルギーとて同じこと!」
ビシュム「あの繭がある限り、南光太郎は仮面ライダーに変身することができないのです!」
ダロム「電気、ガス、石油、人間共の文明は全てそれらのエネルギーに頼っている。」
ビシュム「電気も火も車も機械も全て使えなくなった時人間は弱い者から順に滅びていきましょう!」
バラオム「だがそれだけではない!変身不能となった南光太郎を倒し、キングストーンを奪い返すまたとない好機!」
ここでまた嫌味男ビルゲニア登場!
ビルゲニア「これは驚きましたな!大神官ともあろうお方が何やら姑息な計画を練っておられる!」
バラオム「何?」
ダロム「我らの計画に口を挟む権利はあるまい!」
ビルゲニア「勝手になさるとよい!お手並み拝見とでも申し上げておきましょう!」
ビルゲニアはまた嫌味言って退場!
ダロム「イラガ怪人!直ちに作戦を開始せよ!!」
キャピトラ
光太郎がキャピトラにやってくると杏子と克美は無理やり光太郎をどこかに連れて行こうとします。
杏子と克美が光太郎を連れてきたのは病院でした。
久男という心臓手術を控えている少年と光太郎を会わせたかったようです。
病室の壁には仮面ライダーBLACKの絵が飾ってあります。
わざとらしく「久男君、仮面ライダーBLACKが大好きなのよね!!」と言う克美
絶対に光太郎が仮面ライダーBLACKと知ってて言ってます。
久男は元気がありません…
光太郎「残念だな…せっかく仮面ライダーの言伝を持ってきたのに!」
久男「えっ!」
杏子「これはナイショなんだけど光太郎さんは仮面ライダーの友達なのよ!」
久男「お兄ちゃんが?」
光太郎「君にこう伝えてくれって!仮面ライダーBLACKはいつも君を見守っている!」
久男「本当?」
光太郎「うん!勇気を出して頑張れ!早く元気になって仮面ライダーのように強くなれってね!」
久男「うん!僕頑張るよ!」
母親からも感謝され、杏子と克美は光太郎を連れてきて良かったと笑顔
イラガ怪人はダムの近くにある変電所を襲撃!
辺り一面に電気吸収糸と繭を張り巡らします。
街中でイラガ怪人の繭の大爆発が起きてパニック状態!!
そして久男も意識を失ってしまいました。
光太郎が病室に戻ると克美が「爆発のショックで心臓が!!」と泣きそうな顔
しかも自家発電装置もやられたらしく病院の機能が完全に麻痺状態に!
このままでは手術もできません。
1時間以内に手術をしなければ久男は危険な状態たと医師
光太郎は医師に「この辺りの電気はどこから?」と尋ねます。
医師は「確か河北ダムです…」と答えます。
光太郎は「大丈夫!久男君は僕が必ず助け出す!」と杏子と克美に言って出動!
バイクで河北ダムに向かう光太郎ですが道路は至るところに繭だらけ!
爆発しまくりでぶっ飛ばされる光太郎(自分から飛んでいるように見えますが…)
そこにイラガ怪人がトゲ爆弾で攻撃してきます。
変身できない光太郎は逃げます。
吊り橋の上を逃げる光太郎
しかしバラオムが行く手を阻みます。
バラオム「フフフフ!どうだ!変身できまい!」
バラオムは破壊光線を放ちます。
光太郎は吊り橋から転落!
そこに今度はダロムが登場
念動力で光太郎をぶっ飛ばします。
岩に激怒する光太郎!
痛そうです。
さらにビシュムが目から破壊光線!
三神官に囲まれた光太郎
バラオムの破壊光線を避けて川に飛び込む光太郎
病院では久男の母親が祈っています。
杏子と克美も祈っています。
克美「あと30分…」
川に飛び込み岩陰に隠れた光太郎
三馬鹿トリオこと三神官は光太郎を見つけることができません。
川に飛び込むの見てたのに…どうやら三馬鹿トリオは濡れるのが嫌らしいです。
飛行して光太郎を探しています。
しかし光太郎が動くと水が跳ねる音でバレてしまいました。
三馬鹿トリオから逃げる光太郎ですが、いきなり石に毛躓いて転落してしまいます。
病院では久男が「仮面…ライダー」と寝言を言ってます。
母親は泣いています。
杏子と克美は光太郎がきっと助けてくれると信じているようです。
克美「あと20分!久男君!仮面ライダーBLACKがあなたを見守っているのよ!だから頑張って!!」
久男は「仮面ライダー」と寝言を連発!!
この久男の声が光太郎に通じます。
光太郎は気絶してたらしいのですが気が付きました。
「負けるものか!仮面ライダーBLACKを信じている久男君を裏切ることはできない!」
「仮面ライダーBLACK!それは誰だ?他の誰でもない!俺自身だ!俺が久男君を守るんだ!たとえ変身できなくても!」
這って崖をよじ登る光太郎
克美「あと10分…」
杏子「克美さん…」
母親は憔悴しきっています。
光太郎は変電所内に侵入!
もうイラガ怪人の繭、電気吸収糸だらけです。
光太郎「やはりここから電気を取っていたのか!よーし!この配電盤を壊せば変身できる!」
金網を取って配電盤を破壊しようとする光太郎ですが「駄目だ!これでは久男君の病院に電気を送れなくなってしまう…」と断念!
変電所内で暴れるイラガ怪人
光太郎は「ここでは戦えない!」と逃走!
イラガ怪人はトゲ爆弾で攻撃!
しかし当たりません…
逃げる光太郎を待ち構えていた三馬鹿トリオ!
ダロムの念動力でぶっ飛ばされ、バラオムの破壊光線をまともに浴びてしまいます。
ビシュムの破壊光線は全く当たりません。
倒れている光太郎に忍び寄る三馬鹿トリオ
ビシュム「お遊びはここまでよ!」
ダロム「南光太郎!キングストーンを返してもらおう!」
後ずさりする光太郎ですが下を見下ろし、空中には繭がないので変身できるという事実に今頃気付きます。
しかしダロムの念動力でひねられる光太郎
ダロム「イラガ怪人!キングストーンを奪い返せ!」
イラガ怪人が光太郎に迫ります。
イラガ怪人は立ち上がれない光太郎の腹部をつまみます。
悲鳴を上げる光太郎
ここで光太郎はイラガ怪人に目潰しを決めます!
怯むイラガ怪人
三馬鹿トリオの方によろけながら後退
ここで光太郎は下へ飛び降ります。
「変身!!」
光太郎は空中で変身!!
下に着地してジャンプで飛び上がり戻ってきました。
「仮面ライダーBLACK!」
バラオム「おのれ!イラガ怪人の繭の届かない空中で変身するとは!」
ダロム「イラガ怪人!!」
ヤバくなった三馬鹿トリオはさっさとBLACKとの戦いは部下に押し付けてトンズラ!
BLACKから身体中のトゲを引っこ抜かれてしまうイラガ怪人
そこでライダーパンチ、ライダーキックのコンボ炸裂!
イラガ怪人は爆散!!
変身してしまえば実に弱いイラガ怪人でした。
これでめでたく病院に電気が送れるようになり、久男の手術敢行!
手術中の赤いランプが付きます。
母親は泣きながら喜んでいます。
克美「杏子ちゃん!仮面ライダーBLACKは約束を守ってくれたのね!」
杏子「久男君!良かったね!本当に良かったね!」
無事久男の手術は成功しました!
光太郎は同級生達とサッカーをしている久男のところにやってきます。
久男は「僕、大人になったら仮面ライダーになるんだ!」なんて言ってます。
「お兄ちゃんが仮面ライダーの友達だってことは秘密だよね?」なんて言ってる久男
光太郎も楽しそうにサッカーに加わります。
ナレーション
宿命の改造人間南光太郎!だが一人の少年の夢を守りきった時悲しみを越えた戦士の誇りがその胸に兆していた!光あふれる明日のために戦え!自由の戦士仮面ライダーBLACK!!
久男は仮面ライダーBLACKの大ファンとのことですが、この世界では仮面ライダーBLACKは一般人にかなり知名度が高いってことですよね?
ニュースで仮面ライダーBLACKがゴルゴムのイラガ怪人をライダーキックで倒しました!とかアナウンサーが原稿を読むんでしょうか?(笑)
報道機関が取り上げないと知名度は上がりません。
イラガって何かなってのが凄く疑問だったんですが、見た目植物っぽくてもイラガの幼虫モチーフの昆虫怪人らしいです。イラガって蛾なんですね。