冒頭、いきなりジンドグマのアジトです。
悪魔元帥が何やら苛立っています。
悪魔元帥「魔女参謀はどうした?」
幽霊博士「遅刻でございます!」
悪魔元帥「なんだと!」
鬼火司令「俺達を呼び出しておきながら全く無責任な奴だ!」
妖怪王女「本当もう!暑いしイライラしちゃう!」
そこで魔女参謀が姿を現します。
魔女参謀「妖怪王女!女のヒステリーは見苦しいねえ〜はっは!さあ!おやつですよ!」
幽霊博士「かっ、かっ、かっ、かき氷!これ大好きなんですよ!」
鬼火司令も妖怪王女もかき氷に飛び付きます。
魔女参謀「はい!閣下!特製大盛りでございますよ!」
悪魔元帥はかき氷を一口口に含むと満足そうに「うーん!」と頷きます。
悪魔元帥「ところで魔女参謀!皆を集めた理由を聞こう!」
魔女参謀は何やら怪しげな液体を出します。
魔女参謀「これは液体窒素です!これがあればマイナス195.8℃まで物を冷凍することができます!」
バナナを液体窒素の中に入れる魔女参謀
バナナはカチカチに凍りました。
それを金槌で叩くと見事に割れました。
幽霊博士「こんなことは驚くことはありません!小学生だって皆知ってますから!」
魔女参謀「でもこれを使って日本中を氷詰めにすることなど誰が考えるだろうねえ〜」
鬼火司令「日本中を!」
妖怪王女「氷詰めに!」
魔女参謀「そう!日本の全てを氷河で覆い尽くすのさ!日本中の人間共は寒さに震え、お腹をすかし、恐怖に慄くでしょう!フハハハ〜」
悪魔元帥「うん!そりゃ面白い!でも日本中を凍らすだけの液体窒素はあるのか?」
魔女参謀「ありません!それにとって代わる液体があります!」
悪魔元帥「本当か?」
魔女参謀「はい!その実験に成功した者がおります!」
妖怪王女「誰が?誰なの?」
魔女参謀「物理学の世界的権威者尾崎理男奈博士!」
幽霊博士「わぁ、そうか!奴は窒素コールダー液をこのあいだ完成したとか何とか言っとった!そうか!」
妖怪王女「何それ?」
幽霊博士「それ?それは液体窒素よりももっと、もっと、もーっと冷たいのよ!」
妖怪王女「ふーん…そんなに冷たいの…」
悪魔元帥「よし、それだ!魔女参謀!すぐに作戦を進めろ!」
尾崎理男奈研究所
研究員2人が暑さにやられています。
「暑いなあ〜」
「研究なんかする気にもならんよ!」
すると隣の部屋から何やら激しい音が聞こえてきます。
「誰かいるのかな?」
隣の部屋に行く2人
そこにはジンドグマ扇風機怪人ゴールダーがいました。
扇風機で冷風を送って2人を凍らせるゴールダー!!
ゴールダー「ワッハッハ!窒素コールダー液は貰って行くぞ!」
ゴールダーは窒素コールダー液を強奪します。
谷モーターショップ
チョロ「また!こりゃジンドグマ怪人の仕業かな?」
新聞記事に反応するチョロ
ハルミ「そうに違いないわ!」
一也「もしそうだとしたら奴らは一体何を企んでいるんだ?」
源次郎「うん…尾崎博士にも何か起こるかもしれんぞ!一也、よっぽど注意しないとな!」
一也「はい!」
良「一也さん!俺達も見張るよ!」
マサコ「あたし達も手伝おうか?」
良「女は邪魔!」
飛び出していく良
ハルミ「わあ!生意気になって!」
ジュニアライダー隊メンバーは全員集合して尾崎博士の研究所を見張ることに
良は尾崎博士の車に発信器を付けます。
尾崎博士が出てきて車に乗り込みます。
「じゃ頼むよ!」と運転手に言う尾崎博士
すると運転席にはゴールダーが座っていました。
扇風機の冷風で尾崎博士を襲うゴールダー!
「たっ、助けてくれ!」
異変を感じた良は救出に向かいますが小学生に救出は無謀すぎます。
あっさりジンファイターに捕獲されて車に乗せられてさらわれてしまいました。
「たっ、大変だ!」
「良君が捕まっちゃった!」
ジュニアライダー隊メンバー達は自転車で車を追跡!!
シゲルが本部に連絡
「大変です!良がさらわれました!」
「車に発信装置が付いています。その車を追って下さい!」
早速、一也が救出に向かいます。
ジュニアライダー隊メンバーの追跡に気付いたゴールダー!!
ゴールダー「ファイターに告ぐ!追ってくる小僧共を殺すのだ!」
突然、もの凄い強風に襲われるジュニアライダー隊メンバー達
必死に木にしがみついています。
そこに一也が登場!!
強風を起こしている扇風機のファンに材木を投げつけて破壊します!
そこにジンファイターが登場!!!
今回は皆、扇風機のファンを持ってます。
今回のジンファイターはやられたら爆発してます。
ファンが爆弾になっているからでしょうか…
あっさり一也に敗北するジンファイター使えません。
一也はジュニアライダー隊に家に帰るように言ってから車を追います。
尾崎博士を乗せた車は景色のいいところに来て止まります。
尾崎博士はぐったりとなっています。
魔女参謀登場!!
魔女参謀「どうやら作戦は上手くいったようだね!」
ゴールダー「途中で思わぬ邪魔が入りましたが、尾崎博士を捕まえて参りました!」
魔女参謀「気がつき次第仕事にかからせなさい!」
尾崎博士は連行されます。
「博士!博士をどうするんだ?」と飛び出してきた良
ゴールダーが「煩い!」と一突き!
良は気を失います。
尾崎博士が気が付くと目の前には魔女参謀がいました。
魔女参謀「あれをご覧!」
良が縛られて宙づりになっています。
尾崎博士「子供に何をする!貴様たちまさかあの子を!」
魔女参謀「殺しちゃいない!気絶しているだけさ!」
尾崎博士「縄を解いてやってくれ!」
魔女参謀「お前が言うことを聞いたらねえ!」
尾崎博士「なっ、何をしようと言うんだ?」
魔女参謀「窒素コールダー液を大量に作るのだ!」
尾崎博士「窒素コールダー液を!」
ゴールダー「ハハハハ!その通り!」
ゴールダーは尾崎博士の研究所から強奪した窒素コールダー液を見せます。
尾崎博士「貴様が盗んだのか!」
ゴールダー「たったこれだけでは足りんわい!」
ゴールダーは窒素コールダー液を飲み干します。
ゴールダー「こいつが俺の身体に満タンになるまで作るのだ!」
尾崎博士「貴様達何をするつもりだ!」
魔女参謀「フフフフ!日本中を氷詰めにするのさ!」
尾崎博士「何だって!」
ゴールダー「尾崎博士!見るがいい!お前が断ればこいつの命はないぞ!」
ゴールダーは良に冷凍ガスを発射!!
良は寒がっています。
ゴールダー「尾崎博士!さあ、どうする?」
尾崎博士は決断を迫られています。
その時謎の声が…
「尾崎博士!そいつらの言うことを聞く必要はない!」
魔女参謀「誰だ!」
「ハハハハハハハ!」
ゴールダー「誰だ!姿を見せろ!」
スーパー1が登場!!
ゴールダー「仮面ライダー!」
魔女参謀「スーパー1!」
スーパー1「仮面ライダースーパー1!」
ゴールダー「よく来た仮面ライダー!お前の命は今日限りだ!」
スーパー1「この世に悪が蔓延る限り仮面ライダーは不滅だ!」
ゴールダー「白々しい戯言を言うな!行くぞ!」
スーパー1とゴールダーの対決
ゴールダーの冷凍ガスに対してスーパー1は冷熱ハンドの超高温火炎で対抗!!
やはりスーパー1が勝利!!
ゴールダーは熱がって逃走!!
後を追うスーパー1
ゴールダーは鍾乳洞のような基地に逃げ込みます。
スーパー1は後を追いますが、そこで罠にかかり狭い部屋に閉じ込められてしまいます。
ゴールダー「仮面ライダー!まんまと罠にハマったな!へへへへ!ここがお前の墓場だ!苦しみながら死ぬがいいわ!」
スーパー1の閉じ込められた部屋に冷凍ガスが放たれます。
これにはスーパー1もたまらないようです。
ゴールダー「凍れ!凍れ!凍え死ぬのだ!あばよ!」
魔女参謀は良にアイスピックを向けています。
魔女参謀「博士!言うことを聞かなければガキの命はないぞ!」
そこにゴールダーが登場!!
ゴールダー「仮面ライダーはもはや凍え死ぬ寸前だ!言うことを聞いた方が身のためだぞ!」
尾崎博士「この子には気の毒だがお前達に協力はできん!」
良を見殺しにしようとする尾崎博士…
ゴールダー「ならば湖で実験しながら冷凍ガスでこのガキを凍らしてやる!えーい、連れて行け!」
ジンファイターが良と尾崎博士を連行!
ゴールダー「よーく見てろ!冷凍ガス発射!」
ゴールダーが冷凍ガスを放つと湖が凍りました。
スーパー1を見張っているジンファイター
ジンファイターはスーパー1が倒れたのを見て「仮面ライダーもとうとうお陀仏か!」
「トドメを刺してやる!」
スーパー1が倒れている部屋の中に入ります。
尾崎博士は追い詰められています
尾崎博士「待ってくれ!」
ゴールダー「協力するのか?」
その時、ブルーバージョンに乗ったスーパー1が登場!!
ゴールダー「貴様!生きていたのか!」
スーパー1「高熱ハンドで身体を温めていたんだ!」
ゴールダー「おのれ!」
ジンファイターを簡単に撃破するスーパー1
やはり扇風機のファンが爆弾になってます。
ゴールダーの冷凍ガスとスーパー1の冷熱ハンドの冷凍ガスの冷凍ガス対決!!
ゴールダー「どうだ!俺の冷凍ガスには敵うまい!」
スーパー1「毒には毒!冷凍ガスには冷凍ガスだ!」
当然、スーパー1の勝利でゴールダーは凍ってしまいました。
そこに魔女参謀が登場!
魔女参謀「お待ち!仮面ライダー!この子が死んでもいいのか!」
良にアイスピックを向ける魔女参謀
しかしスーパー1は躊躇わずに魔女参謀に冷凍ガスを発射!
怯む魔女参謀
逃げる良と尾崎博士
ジンファイターを撃退するスーパー1
魔女参謀は相変わらずヤバくなったら逃げる体質です。
弱いのがバレバレですね。
ゴールダーが「おのれライダー!」と言ってカクカクした動きで突っ込んできます。
「スーパーライダー月面キック!!」
ゴールダーはぶっ飛ばされて爆散!!
良と尾崎博士が駆け寄ります。
良「仮面ライダー!」
尾崎博士「仮面ライダー!ありがとうございました!」
ラストは一也、チョロ、源次郎がボートで遊んでいます。
暑がっているチョロ
源次郎は「それでいいんだよ!夏は暑い!冬は寒い!春夏秋冬!四季があるから日本は素晴らしいんだ!」
何やら源次郎が立派なことを言ってます。
チョロと大助はボートから転落して海に!
ラストは皆笑っていて楽しそうな雰囲気です。