パイレーツの筒香嘉智選手は日本時間30日に本拠地PNCパークで行われたカージナルス戦に6番ライトで先発出場し、1-3と2点リードされた状況で回ってきた9回1死1、2塁の第4打席でカージナルスの抑えの切り札レイエス投手から第5号サヨナラ3ランホームランを放ちました。
このホームランはなんと場外ホームランでした。
なんとチームメイトがここでヨシの特大弾はどうだみたいに話してたところだったようです。
確かに今の筒香はホームランを打つのが予測できるレベルの好調さです。
筒香は第1打席はファーストゴロ、第2打席はレフトへ犠牲フライ、第3打席はファーストライナーでした。
この日の筒香は3打数1安打4打点で今季成績を打率1割9分2厘、5本塁打、18打点、出塁率2割8分4厘、OPS.653としました。
まだまだシーズントータルで見ると悪い成績なのは仕方ないです。
しかしパイレーツ移籍後の成績はなんと打率3割3分3厘、5本塁打、11打点、出塁率3割8分7厘、OPS1.424というモンスター級の成績です。
移籍後放った9安打の内5本がホームラン、2本が二塁打、1本は三塁打、シングルヒットはわずかに1本というパワーヒッターぶりを発揮しています。
大谷が最近、絶不調ですが、筒香が大谷が憑依したんじゃないかってくらい打ちまくっています。
本当にレイズ、ドジャースを戦力外になった筒香と同一人物なんでしょうか?ってレベルの爆発です。
こうして見ると日本人メジャーリーガーの失敗例の中にも環境に慣れるまでに時間がかかりすぎるだけだった人もいるのではと思えてきます。
もしかしたらもう少し、頑張れば成功できたのかもしれない、しかし駄目とレッテル貼られて、心折れてしまった人もいたのではないでしょうか…
筒香は駄目とレッテルを貼られた選手です。
しかし諦めずにマイナーで2ヶ月半プレーして打てるようになり、なんと5球団から興味を持たれたらしいです。
不器用なタイプなだけに適応に時間がかかる筒香ですが根性は本物です。
素晴らしいと思います。