冒頭ですがドグマに囚われている科学者である佐野博士がX9という強化用人工細胞を開発させられています。
実際は完成しているのですが、培養して結果を見るまでは何とも言えんと惚ける佐野博士。
ドグマファイターが培養室にX9を運びますが、うっかりX9の入った容器を落として割ってしまいます。
「ギェーっ」
気持ち悪すぎる悲鳴を上げて溶けてしまうドグマファイター。
博士は外気に触れて突然変異を起こしたのだと惚けますが、一緒にいるカッコつけたお兄さんは見逃しません。X9は完成していることがバレました。
そんなんだったら、最初から作るなよって感じですね。
夜の公園らしきところで何やらトレーニングをしている沖一也。
そこに佐野博士がX9を入れたケースを入れて逃げてきます。
「ここまで来たらもう安心だ」
とベンチに腰を降ろす佐野博士。
すると怪人ジョーズワニが池の中から登場。
ジョーズワニだけに水の中から登場したかったのでしょう。
「捕まえろ!」
佐野博士は抵抗しますがドグマファイターは何と博士をグサりと刃物で刺してしまいます。
そこで沖一也登場。
「貴様、何者だ」
「赤心少林拳沖一也」
スーパー1に変身する沖一也。
ここでまたもドグマファイターが佐野博士から奪ったケースの蓋が開いてしまい、倒れた瓶の蓋も開いてX9がこぼれます。そしてドグマファイターがまたもX9に溶かされてしまいます。
佐野博士は慌ててX9をケースに入れ直します。流石に自分が開発した物だけあって処理は慣れている感じです。
そこで謎の泥棒青年が登場します。
「純金だ!」とか言ってケースを佐野博士から奪って逃走。
これにはジョーズワニもスーパー1と闘っている場合ではないという感じで「勝負は預けた」と言って男を追います。
佐野博士は一也に「ケースを取り返してくれ。30時間以内にX9を処分しないとこの地球上の生物は全てX9に飲み込まれてしまうんだ。」と頼んで、息絶えます。
ここで気になるのはドグマのアジトから逃走する途中で佐野博士は何故X9を自身で処分できなかったのかという問題です。
それからイマイチ、自分のような頭の悪い視聴者にはX9の脅威が伝わりません。
「生き物ならどんどん取り込んで自分の体内で成長を始める」とか言ってるので意味分かりません。溶けるんちゃうかいと思いました。
取り込んで成長を始めて、全てX9に飲み込まれてしまう??
まあそんなことは置いといて一也は何故、佐野博士が刺されるまでドグマファイターを倒さなかったのでしょう?
トレーニングに気を取られていた?
ジョーズワニが戻ってきて人間体の鰐口さんになり、沖一也とケースを取り戻すのに手を組みたいと協力を要請。
ドグマファイター達は皆、サングラスを付けて、如何にも怪しい恰好で泥棒を探します。
谷オートショップでは源次郎は一也からドグマに協力することにしたという話を聞いて不機嫌そのもの。
「大体、人間が多すぎるんだ。こんな中から1人の人間を探し出そうというのが土台無理なんだ」とお冠です。
するとテレビを見ていたチョロが「いた!」と叫ぶ素敵すぎる展開。
何とテレビに映ってる新宿の歩行者天国の中に男がいます。
源次郎から連絡を受けて新宿の歩行者天国に向かう一也。
歩行者天国に到着した一也は「ダメだ。人が多すぎる」と嘆きますが、ビルの屋上に登ると簡単に下に男の姿が(笑)
すぐそこにドグマファイターのグラサン達もいて簡単に見つかり、追われます。
逃げる泥棒さんはのんびりショッピングしてたハルミと良を見て、良にケースを預けて逃げます。ここでも凄いご都合主義です。
関連人物が都合よくいすぎです。
泥棒さんは歩道橋の上で鰐口達に捕まり、焼きを入れられます。
そこに一也登場。
ケースをどこにやったのかと聞かれても答えない泥棒。
鰐口がジョーズワニの正体を現すと流石にビビって赤い野球帽被った男の子に預けたと良に預けたことを話します。
泥棒が歩道橋の手すりに座っていると良が来て「これお兄ちゃんのでしょ」とケースを渡す。
泥棒は向こうから鰐口達が来てるのに気づかずにわざわざ近付いて捕まる。
「俺んだ。」と言ってますが、さっきジョーズワニの姿を見たばかりの鰐口にビビって良にケースを預けたことを白状したばかりなのに現金な奴です。
争ってケースは歩道橋の下へ落下。
そこに一也がいて倒れながらナイスキャッチ。そして「一也さん、大丈夫?」とハルミが寄ってくる。
「貰ったぜ!」
倒れてケースをキャッチした一也から鰐口がケースを奪って逃走。
ビルの屋上で鰐口に追いつく一也。
鰐口はジョーズワニの正体を現し、「X9は元々、俺様のために作られたものよ。これさえあれば俺様は天下無敵よ。」と自慢し、「協力大いに感謝してやる」とめちゃめちゃ上から目線です。
そして戦うかと思いきや、素早く逃げて、いつの間にか下にいます。
ここまでお茶目な怪人は珍しいです。
一也はバイクで追跡。
ジョーズワニの乗ったトラックの荷台はドグマの科学力を駆使した装置があり、ドグマのアジトかと勘違いするレベルです。
ジョーズワニは装置の中に入ってx9をセットされて強化されます。
一也がトラックに追いつき、ドグマファイターを撃退。
ジョーズワニとの一騎打ちです。
強化されたジョーズワニは強く、エレキハンドが全く通用しません。
「電気シャワーか!気持ちいい!」と余裕です。
冷熱ハンドの超高火炎。
「無駄だと言うことが分からんのか」
まだ余裕のジョーズワニ。
冷凍ガス発射。
「おのれ!X9エネルギー放射!」
スーパー1も自分のエネルギーが切れるのが先か、ジョーズワニが凍るのが先か賭けに出てフルパワーで冷凍ガスを発射し続けます。
するとジョーズワニはカチンコチンに凍ってしまいました。
「今だ!」
「スーパーライダー閃光キック!」
「テラーマクロ!」
ジョーズワニは爆散します。
しかし毎回毎回、今だ!と言ってキックするスーパー1っておかしいです。
そしてドグマの怪人がキックでぶっ飛ばされる時の飛び方が毎回間抜けです。