2019年末から約3年間続いたコロナ禍が我々に残していったものは様々であるが、なかでも働き方に大きなインパクトを与えたのが、リモートワークに関するものだろう。
2019年以前から明らかに技術的にはリモートワークの導入は可能であったように思われたが、社会全体の風潮及びそれぞれの企業文化など、種々の要因によりその実現は遠い未来のことのように思われた。
そんな折、コロナ禍の影響により接触制限が敷かれ、多くの企業がリモートワークを少なくとも部分的には取り入れざるを得なくなったのである。
自ら積極的に組織を変革するのには、心理障壁が極めて強力に作用するが、社会情勢という外圧による変革は「やむを得ない」と受け入れやすいのが人間というものである。
リモートワークを取り入れたことによる成果は様々であろうが、ともかく「やってやれないことはない」という認識は各社に浸透したのではないだろうか。
ここまで、コロナ禍によってリモートワークが社会に受け入れられたプロセスについて語ったのだが、実は僕は会社勤めをしている人間ではない。
いくつかの収入源を保ちつつ、ある目標を実現するべく、日々粛々と生きている者である。
しかし、僕の暮らしについての話はまた別に記事に譲ることにしよう。
今回ご紹介したいのは、そんな僕の収入源の一つとなっている、あるリモートワークについてである。
ある日、友人から(この友人は僕以上に自由で崇高な目標を掲げて生きている)centificについての話を聞いた。
なんでも、海外のITサービス企業でフルリモートで世界中からコントラクターを募集しているという。
君ぐらい英語ができるなら問題なくこなせるんじゃないかとその友人が言うので、さっそく応募してみることにした。
なにしろ、その頃の僕は丁度ちょっとした空き時間が発生していて、かつもう少し収入を増やしたいと思っていたところだったので、まさにおあつらえむきだったというわけである。
業務内容についてざっくり言うと、検索エンジンの最適化やAIの機械学習をサポートするもので、実際にやっていると、その内容から「なるほどねー」と思わされる内容などもあり、なかなか面白い。
企業側としては、基本的にいつでも人を求めているようなので、ちょっとした副収入が欲しいという方にはお勧めである。
海外企業との契約なので、僕自身、申し込みのプロセスの中でなかなか不安になることも少なからずあったので、ここにそのログを記し、ご自身もやってみようかな、と検討される際にお役に立つことができれば幸いである。
こちらのリンクが登録画面となっている。
リンクをクリックすると、上のような画面が開く。
OneFormaという名称になっているが、これがcentificで仕事をするためのプラットフォームになっているので、安心されたい(ちなみに、このプラットフォームで仕事をする人々を「OneFormer」と呼ぶ。語尾の「a」が「e」に変わってから「r」が付されることに注意が必要だ)。
必要項目に入力し、ページ下部のチェックボックスにチェックを入れ、「SUBMIT」をクリックするだけで、実に簡単である。
ちなみに、この時点でアバター画像を設定することが可能であるが、後に任意のタイミングでプロフィールから設定することができる。
僕が見た感じでは、アバター画像を設定しているユーザーはそれほど多くはないようである(僕自身は設定しているが)。
アカウントが作成出来たら、色々と設定すべき項目があるが、まずはJOBの項目を見てみるのがよいかもしれない。
その時点で空席のある仕事がジャンルごとに掲載されており、各JOBを開くと、その詳細が示されている。
そのJOBを受任するための条件や通過すべきcertificationなどを読むことができ、あなたの好みのものを見つけることができる。
お気に入りのものがあれば、そのままそこから申し込むことができる。
申し込むJOBにもよるが、登録したメールアドレスに連絡が来ることもあるので、見逃さないように注意が必要だ。
本格的に仕事が始まれば、それなりにメールのやり取りが発生するので、それ用のフォルダーあるいは振り分け設定をしておくのが賢明だろう。
今回はリモートワークをお探しの方の選択肢となり得る、centificでのコントラクターとしての仕事を紹介させていただいた。
報酬はUSドルで設定されているので、円安の現在はお得感があるだろう。
アカウント作成や各JOBへの申し込みは上記のようにシンプルなものだ。
しかし、僕自身利用を進めていくにあたって、いくつかの壁に突き当たることがあったので、今後の記事でその内容とソリューションをご紹介していきたいと思う。
また、今回ご紹介したcentific以外にも僕が利用している、あるいは知っているもので皆さんのお役に立つと思われるものも共有していく場にしたいと考えているので、ご期待されたい。
それでは、近日中にまた別の記事でお会いできるのを楽しみにしている。
長文を最後までお読み頂き、感謝の意を表する。