四国一周ヒッチハイク旅を終えて

 

この記事は、東京から四国までヒッチハイクで旅をした後に、
その方法や感じたことを綴った文章です。

 

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ヒッチハイクをしてみようと考えている人へ

ヒッチハイクは想像していたよりも何倍も楽しい。
特に、無計画に、知らないところをフラフラするのが大好きな人にはたまらないと思う。

せっかくなので、ヒッチハイクに関するコツをいくつかまとめておこうと思う。

 

ヒッチハイクの種類

(1) ボードヒッチ
行き先をボードに書いて掲げて、声を声をかけてもらう、あるいは停車してもらうという方法。心理的に難易度は低いが、相手が能動的に乗せてくれるのを待つので、時間がかかる場合がある。
行き先は、近めを書いておく方が成功確率は上がる。

(2)ノックヒッチ
直接ドライバーさんに声をかける方法。出発しようとしている車でもいいし、サービスエリアや駐車場を歩いている人でもいい。
心理的難易度は高いが、行き先が一致すれば高確率で乗せてもらえる。
頼まれたら乗せてもいいなと思っている人が結構多いと思う。

 

ヒッチハイクのピックアップポイント

ヒッチハイクは、もちろんコミュニケーション力も大切だが、それ以上に大切なのがピックアップポイントの選定である。
ヒッチハイクは、いかに①自分の行きたい車が多く通り、②彼らが車を停めやすいかを考えるゲームだと言っても過言ではない。

[難易度 低]
高速道路のサービスエリア
車は停車しているので、あとは声をかけてもらうor声を掛けに行くだけ。
行き先も一般道より断然わかりやすい。
高速のサービスエリアで捕まえられないことはまずない。

[難易度 中]
一般道IC付近のコンビニの駐車場
車は停車しているので、サービスエリアと同じく後は声をかけてもらうor声をかけるだけ。ただサービスエリアより行き先のマッチングが難しい。
コンビニの立地条件にもより、慎重な選定が必要である。

[難易度 高]
一般道
一般道は、まず車を停車させるのが難しく、行き先もマッチ率が低いため難しい。
できるだけ車が低速で走っている交差点の曲がり際や信号待ちを狙うといい。
また、車が停車できる路肩のスペースがあることが必要である。
一般道でのヒッチハイクは、場所が全てなので、しばらく試してダメだったらポイントを移動した方がいい。


 

お礼

ヒッチハイクの辛いことは、その場で自分にできるお礼が限られていることだ。
僕は浅草の雷おこしや日本橋ふりかけ、ギターの弾き語りを持っていったけど、それは人それぞれでいい。楽しい話題でも、缶コーヒーでも、ちょっとした気遣いでもいい。
そして、究極には、その場で返すだけがお礼ではないと思っている。
自分という人間が、将来日本のため、日本までとは言わなくても誰かのために役立つことができたら、いいお礼になるんじゃないかなあと勝手に思っている。

 

ヒッチハイク旅を終えて

小さい頃、家族での旅行からの帰り道、僕はよく泣いていた。
非日常の旅が楽しすぎて、帰りたくなくて、無性に寂しくなって泣いていた。

あれから十数年。たくさんの経験をした。
経験は糧になる一方で、慣れは刺激を和らげて言った。
旅行の帰りに泣くということはなくなった。

けれどこのヒッチハイク旅を終えた今、無性に泣きたい気持ちになっている。

楽しすぎた。
一期一会の出会いが儚すぎた。
あまりに人々に優しくしてもらいすぎた。

日本は広い。

けれど自分の知っている日本はあまりに狭い。

そして自分の周りの人間関係は、もっと狭い。
日本には、世界には、もっとたくさんの、環境も価値観も違う人がいっぱいいる。

それら全てに迎合する必要はない。理解までも必要ないかもしれない。
でもそれを知っているのと知らないのでは、天と地の差があると思う。

素晴らしい方達と出会えた。

四国まで、あるいは四国を、あるいは四国からヒッチハイクした自分がすごいのではない。
そこまで善意で乗せてくださる誰かの存在がすごい。


肝に命じておかねばならない。

浮かれてはならない。

自分は人の善意にすがっているだけである。

せめて、こいつを乗せてよかったな、そう思ってもらえるように、努力しないといけない。

この伝えきれぬ感謝は、もしかしたら本人には直接届かないかもしれない。

でも自分もいつの日か、誰かに、感謝の気持ちを行動で返さないといけない。

恩を返せるように、期待に応えられるようにそんな風に生きて行かないといけないなと強く思った。

本当にありがとうございました。

 

2019年2月26日

 

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2019/05/05 16.14 ALIS 5.00 ALIS
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東京大学法学部卒業/東京大学大学院法学政治学研究科在籍/ラクロス部OB
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