是非ランチ行きましょうと言われ、ぜひぜひ!と答えつつ、
平日の昼間は会社でパソコンで記事書いたり内職ばかりして、なかなか外に出ない自分。以前は、結構あちこちまで足を延ばしたりしていたものだが・・・
夜は夜で頭疲れてるからパソコンめったに使う気になれないし、休日も出かけることが多いので、会社での昼休みはいちばん、パソコン作業に集中できる。
時間が限られるからか。
新年になったというわけで、ちょっといいランチをしようかと、同僚のアラサー女子と出かけた。
彼女は、某国立女子大大学院卒で、めちゃくちゃ頭よくて、伝統文化もアングラ文化も大好きで、はまりようも凄い。好きな作家の物語の舞台になった場所を旅したり、アメコミも好きなので、アメコミのイベントの為にアメリカまで行くし・・・
ネイルも化粧もちゃんとしてて、ユナイテッドアロウズの店員さんみたいなどこでも問題なさそうな装い、礼儀作法もちゃんとしてるし、優しいし、真面目だし、非の打ち所がない。顔立ちは普通だが、不細工では決してなく、本人の知性と賢さで、綺麗さを感じる。お化粧も厚くも薄くもない。ずっと水泳しているらしく姿勢もいいし、スリム。
・・・それなのに、会社の他の男たちは、
「~さん?・・・・ああ、あれ、男ですね」とか、女子扱いしてない(みんなじゃないと思うが、自分が耳にしたのはそんなんばかりだった。)。
彼女とは、話してて面白いし、へーーーってことも多く、相手も聞くのもうまいので、話が盛り上がる。
が、男からしたら、物知りすぎで例えばアングラ系の話だと張り合ってくるとか、仕事も出来過ぎるから面白くないっていうのがあるみたいな感じだった。
見た目は女子だけど、中身は男の子で、それもかなり元気な、といった部分が、男子からすると、うぜー!ってなる場合もあるのか。
特に、マニアックな文化系から好かれない模様。
しかし、純朴で勉強一筋、とか、わかりやすいお殿様みたいなタイプには好かれる。
殿からは、忠実で賢い姫。
心優しい勉学の人からは、元気いっぱいの彼女が可愛く・・・
しかしうまくいかないもので、非の打ち所のない彼女はどうも、不良気質のアーティストタイプに惹かれるみたいなんだよな。
と、誰に対して語ってんだよ・・・
さて。美味しいもの大好き!な彼女と行くなら、そうだなぁ。
新年だし、彩綺麗で気持ちも上がり、ちょっとあったかい感じもある店がいいな。
というわけで選んだのは牛込神楽坂の
会社からちんたら歩いて15分~20分。自分の猛早歩きなら10分で行けると思うが、女子の靴に合わせて歩くと。そうなる。
お店はいっぱいで入れないこともあるくらいだが、その日は運よく入れた。
以前は半分の大きさの店内だったのだが、かなり前に隣の店舗を買い取ったようで、増築されて2倍のスペースになっている。
外からは中が分からない。新潮社の近くにあり、目立たない場所。
以前は、前菜とメインで1000円だったのが、去年あたりからか値上げしたようで。
ランチメニューの安い方で1200円。コーヒーとデザートは別料金。
会社のランチタイムなので時間の余裕ない。
すぐにオーダー。割と早く料理は着た。
自分が前菜で、サーモンのマリネと迷ったが周りのを見て選んでしまったのは
玉ねぎのキッシュ。上の方、とろ~っとしたチーズの味のするクリーミーなムース状態で、下の方に玉ねぎのソテー。
彼女が頼んだのは、リエット。
一緒についてくるパンも、バター味が効いていて、外ぱりぱりで中もっちり。
自分が頼んだ真鯛のポワレ。
だいたい魚料理頼む。ニンジンのグラッセが甘くておいしい。マッシュポテトも完璧。キャベツとクリームソースが相性抜群。魚もあっさりしているので、ソースによく合う。が、もうちょっと脂ののった魚でも良いかも。
彼女が頼んだ、子羊のトマトソース煮込み。
赤ワイン煮込みとか、トマトソース煮込みは、この店の定番メニューみたい。
時間がなかったので、コーヒー頼んでゆっくりするのは無理っぽかったが、ケーキの誘惑には勝てず。
自分が頼んだのはモンブラン。ふわっふわに軽いクリームで、同僚にも食べてみてもらったら、思っていたのと違う、すごい軽い!と。
クリームの泡立て方に何かあるのかな。栗の味はかすかであったが、洋酒の味が効いていて、美味しかった。
プリンやブラマンジェなどふんわりデザートが好きという彼女が頼んだブラマンジェは、見ての通りの味だった(つまり申し分ない💖)。
店内やら外撮影する時間はなかった。あと今回の写真はhuawei p9 liteだし。
ブラッスリーグー、千円ランチで凄いっていうのあったが(デザートは450円)、
前菜とメインで1200円でもやっぱり人気なのはわかる。
何年かぶりに行ったが、前より見た目きれいな料理になったかも。以前の方が味ももっとプリミティブなビストロ料理だったかなー。今の方が優しい味に思うのは、自分の舌が麻痺してるのかわからないが、まだ、この店は人に勧めることが出来ると思った。
フランスのビストロ料理はもっとワイルドなので、フランス人が見ても、可愛い~と感じそう。
美味しくてファンシーなもの好きな女子を連れて行くと喜ぶ。
注☆可愛い乙女心ある女性はいくつでも女子と書きます。自分の場合。