営業的には受注が最優先で考えていますが、会社的には売上が最優先です。
でも売上優先から受注優先で動ける会社になってくると、一段階会社は強くなると思っています。
ウチの会社もそのステージに来たかなと思うので記録しておきます。
受注と売上といっても違いがよくわかりませんよね。
簡単にまとめておきます。
受注とへ仕事の依頼が確定した段階で計上するものです。
BtoB営業では受注してからサービス提供をして、納品完了時に請求します。
納品請求してから、顧客ごとに決められた支払いサイトに従って入金されます。
営業的には仕事が確定したときに計上する金額が何よりも大事なんです。
自分の評価は請求を計上するときよりも、仕事が確定したときの数字で評価されることの方が大きいからです。
売上は請求したタイミングで社内で計上するものです。
会社にとしては売上計上して、現金化して初めてフィニッシュなんですね。
決算書でも受注ではなく、売上で会社は評価されます。
また、受注が大きくてもなかなか回収できないと、会社は資金繰りに困ります。
協力会社への支払いや固定費、そして社員の人件費を遅らせるわけにはいかないからです。
これまでは資金繰りや決算評価のために、受注よりも売上売上と会社からは言われてました。
ただ、営業から見れば売上は受注すればあとあと付いてくるから、金が回ってるなら受注優先で考えたいところです。
倒産されてしまうとまずいのはありますが、営業的には受注が大事なんです。
今回、受注時期を遅らせたい案件がありました。
それは会社が繁忙しているからで、この案件を遅らせると大幅に売上も遅れるんですが、別の仕事を回すことができます。
少し落ち着いたタイミングで受注を回せば、その分違う受注を確保できます。
繁忙期で断らなければならなかった案件です。
売上の時期をずらしたことで生まれる利益の方が大きいんです。
ウチの会社も受注を優先できるくらいには強くなってきましたね。
受注があれば売上は後から付いてきます。
目先の売上は遅れますが、その分閑散期を減らし、繁忙期を平準化できます。
ちゃんと現場の声を聞いて、売上よりも受注を優先できる会社は強いです。
当分ウチの会社の無双は続きそうです。