いまは時代が変わる過渡期で、これからコンピュータ社会へなっていくことはもう誰もが実感していることです。
あらゆる『モノ』がネットに繋がり自動化が進み、労働の変化・環境の変化が起こる、いままで誰も経験のしたことのない大変革。そんな時代の過渡期に起こるのが『オワコン』。
それは当然と言えば当然ですよね、時代に合っていないわけですから。
オワコンってことは、もうそれ自体にはあまり意味がないってことですから、その意味がないことをやり続けていては、時間がもったいない無駄ということになります。
『西郷どん』ではありませんが、江戸の末期に、後数年で時代が変わり刀を持ってはいけない社会になる時に、毎日剣術に励んでいるのと一緒。知らない人は、ずっと剣術に精を出しているのです。
ここで大事なことは、『○○○はオワコン!』それに気付くことです。
それには、やはり現在の世の動向を理解すること、そして、その『○○○』のそもそもの歴史というか経緯を知ることだと思います。
学校なんかはその最たるものではないでしょうか。
私たちがこれまで受けてきた近代教育は、もう既に時代に合っていません。
そもそも、明治時代に始まったいまの近代教育の基礎は、富国強兵です。
さらに、明治時代から西洋文化を多く取り入れたこともあって、思考は、多様性のあった東洋文化から一神教の考え方というか西洋化が進んでいったわけです。
東洋文化というのは、山の神や海の神、川の神のように、いろんな神がいて、皆それぞれ信じる神が違っていたわけで、多様性があった社会だったわです。
その社会を近代教育によって、みな一緒という形へと変えていき、工場のライン作業ではありませんが、代替可能な人間をつくってきたわけです。そういった変化の中で、『普通』という言葉が生まれたともいわれています。
そして、いまやコンピュータ社会。学校の先生より知識もあり質の高い授業は、ネット上にいくらでもあり受講できる。
そうすると、学校で子供たちに整列を覚えさせる必要があるのか?ということです。計算が正しくできること、必要ですか?言葉が全く違う人達数人が一緒に会話ができる、リアルな翻訳こんにゃくがある現在、英語のテストをする必要がありますか?
挙げればキリがありません。
いま大事なのは、世の中の実情を知り、ちょっと先の未来を想像できる力を持つことです。
楽しい人生を送るために必要なことは、各々興味のあることに没頭できるように、自分を最適化することです。
個人的には、いま子供たちが身につけておく必要のあることは、読むこと・書くこと・喋ること、そして、後は、自分のやりたい事をしていく中で、必要なことは勉強すればいいと思います。
そして、親が、子供が自分の最適化を図れるように、その環境ややり方・調べ方などを個々に提供してあげればいいと思うのです。
言い換えれば、親が子供たちの足を引っ張らないように、しっかり世の中の動向を理解していかなければいけないということで、思考停止の親では全くダメと言うことなのです。
オワコンは何も学校に限った話ではありません。
時代が変わる今だから、『大企業、オワコン』『結婚、オワコン』と、色んなオワコンが話題になっています。
いままで当たり前すぎて疑問すら抱かなかったことが、変革期と共にオワコンになってきました。
コンピュータ社会になると言うことは、多様化した社会になるということでもあります。それは、みな一緒である必要性は全くなく、そうでなくても生きていける社会環境です。
そうした背景のもと、これから楽しんで生きるというこは、ただただ自分が何をしたいか、その1点です。
時間は今のところ有限です。ですので、周りに流されず、自分の人生をどう最適化すべきか、そこの所をしっかり考えるべきだと思います。
では次回!
・未来の暮らし方 シェアポートJam(誰もが複数の居住地がもてる暮らし)
・medium:Jamについてもっと詳しく知りたい方
・web : actionforkidsassociation.net