こんにちわ。たむたむです。ミニマルワーカーとは「ミニマリスト(最小限主義者)」+「ワーカー(働く人)」を組み合わせた言葉です。要は「とにかく何でもいいからもっともっと豊かに、もっともっと経済成長と」と叫ぶいうマキシマルワーカーの反対の姿勢や考え方のことですね。自分にとって大切なことをじっくり見極め、本当に必要なことだけを効率よく合理的に進めていく、その結果として周囲を幸せにしていきたい、そんな姿勢・考え方のことであると僕は思っています。現実的にこの姿勢を貫くのはとても大変ですが、チャレンジしていきたいです。
今日は、最近再読していいなと思った「エッセンシャル思考」という書籍を紹介します。
この本では、仕事において「周囲の期待に答えたいために、上司に頼まれたことは何でもやります」とか「とにかく成長したいから何でもやります」というような目的を深く考えずに何でもやる思考によって努力の方向性が分散され、優秀な人が疲弊していくことがいかに無意味で誰のためにもならないかという問題提起からスタートします。僕はこの時点ですごく共感し、そのあとの話もスラスラと読めてしまいました。このような目的を定めずに根性で何でもやる、どれも大事だから全て全力でという思考を非エッセンシャル思考と呼び、その反対の目的を良く考え、大事なことを時間をかけて見極め、やることを計画的に減らして重要なものに注力する考え方をエッセンシャル思考と名付け、書籍の1/4でエッセンシャル思考の大事さを解き、残りで3/4でどうすればエッセンシャル思考を実践できるか実践のために必要な考え方を教えてくれます。
ぜひ上記の文章だけ読んで興味が湧いた方は、購入して読んでみることをオススメします。しかし、僕が感じている危機感が1点だけあって、「読んだだけで満足し実践できないだろうな」という危機感です。よく言われるように書籍を読んで行動する人は1%くらいです。何かと言い訳をつけてはやらなかったり、次の面白そうな書籍を読みたくなる罠にひっかかり、書籍を消費させられるという罠に陥りがちです。
1つ前のミニマルワーカーにオススメの書籍①の記事で紹介した小さな習慣に書いてあったように人間が何かを習慣化したければ、実行できる最小限の単位から無理なくスタートすることが有効です。なので、この本に推奨されているエッセンシャル思考を身につけるためにオススメの行動を最も簡単なことに分解し、1つずつコツコツ実行していきたいです。例えば、1つのやりかたとして
・意図的に何もしないスケジュールを作り、考える時間を取り戻す
に対して、まずはスケジュールに1日10分何もしないタイムを書き込み実行する。1週間後には1日15分何もしないタイムを書き込み実行する。というようにして自分が獲得したい何もしないタイムの時間までコツコツと増やしていく。そんな感じで実行したいです。みなさんも興味があればぜひ書籍を読んで実行してみてくださいね。それでは〜
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