東京では時に「下町情緒」と「現代」の二つが融合し、ハイブリッドカーのように静かでありながら乗り心地がよい、そういう街があふれているのが魅力の一つでもあります。
定期的にぶらりと訪れた街を紹介するこのコーナー。地井さんのちい散歩が好きでしたので、その名に因んで"たみ散歩"と書かせて頂きます(過去の記事はアメーバブログで書いておりました)。
今回は荒川や隅田川、中川などの多くの河川に囲まれている江東区にある「門前仲町」を散策致します。東京メトロ東西線と都営大江戸線が利用できる門前仲町は、富岡八幡宮や永代寺など、17世紀半ばから町屋が形成された歴史のある町で御座います。
駅番号は東西線がT12、大江戸線がE15です。
今回の散歩マップ。
9.9kmを5時間半ほど散策しました。
清住白河まで帰りは歩いて帰っていますが、辰巳湯さんに入ってリフレッシュしたかったので帰りは清澄白河から大江戸線で帰宅。今から10年前にはこの清住白河を散策したんですが、この街も見所満載な場所ですので、また次の機会にご紹介致します。
門前仲町交差点。
清澄通りと永代通りが交差しておりますので、この辺りを走られる方も多いかと思います。
「深川のお不動様」として親しまれている成田山。門仲にあるのは千葉県成田市の成田山の東京別院で御座います。門前仲町は門仲(もんなか)でだいたい通じますよね。
千葉にある成田山の不動尊を大江戸でも参拝したいという声に応えてこの門仲にある成田山は出開帳(出張開帳)されたと云います。
深川で創業明治40年創業の「伊勢屋」さん。
こちらもご紹介しますが、和菓子だけでなく定食メニューもありますので、この辺りの地元の方には大変うれしいお店ではないでしょうか。
門仲この永代通りから深川不動堂へと続く150mの参道に延びる「人情深川ご利益通り」が大変魅力的です。
甘味処や京漬物店、地域密着の小物点など40ほどの店舗が並び、浅草の仲見世と並ぶ賑わいを満喫することができます。毎月1日と15日と28日には縁日が開かれて、いっそう賑やかになることでも知られます。
早朝でしたのでひと気はまだありませんが、この後賑やかな街に変わります。
門前仲町は、この先にある永代寺の門前町であることから門前仲町という地名が付きました。
「日本一堅いげんこつ」として知られる「其角せんべい」さん。
この後ご紹介する「永大寺」。
この永代寺は過去に遡りますと、富岡八幡宮の別当寺院でした。その後、明治維新後の神仏分離令で廃寺となり、その永代寺の名前を現在のこの永大寺が引き継いだのです。
いい感じで下町と現在進行形のingが融合している面白い街です。
カレーフェアですか。
そういえば最近カレーを食べてないです。ナンてことだ。山田君、ザブトンを全部持っていきなさい。
甘酒が売っています。
「甘い・甘い・あ~ま~ざ~け~」。昔で言えば夏バテを防ぐ意味合いもあり甘酒は「夏の栄養ドリンク」だったそうです。
お酒を栄養ドリンクと言い切ってしまうのも、良いですね。
「深川不動尊」が見えました。
「深川のお不動様」として親しまれるお寺もご紹介致します。
今日はここでおしまいです。お次は「【散歩】たみ散歩「東京・門前仲町」 Vol.22 江戸時代からの情緒が香る下町を散策する!②」をお届けしますのでお楽しみに!
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written by たみと(たー)