(1)BOTの功罪
(2)複垢は禁止すべき
(3)一番の問題はアクティブユーザー数
はじめに
僕自身9月からクリスペを始めたほぼTCG初心者です。
TCGとしてのクリスペ自体は、シンプルなカード性能で短期間で勝負も決まりTCG初心者でも楽しめています。ただ課金しないとデッキはそろわずそこらへんはデジタルTCGというより実カードを用いたTCGに近い感覚だと思います。ゴールドカードがないとデッキパワーは明らかに落ちますが、レジェンドカードはなくても普通に戦えます。
資産を増やすゲームという点に関してはあまり同意しません。ただカードショップとかが資産を増やしているのと同程度の運用性はあると思いますが、投資というよりは投機であるというのが僕の評価です。大きな例を挙げれば、レジェンドカードをセールで1-2枚目で購入できれば数万円の爆アド、購入できなければ10万円以上のSPLが凍り付くといったところです。
ひと月クリスペを遊んで感じた問題点をあらたにまとめてみました。今後ユーザーが増えてくれば、僕のようなTCG初心者も増え、同じような問題を感じるはずです。
以前の記事は以下を参照してください。
課金する前に https://alis.to/totonene/articles/3gpJAz8Rxp08
現状 https://alis.to/totonene/articles/aEOG9jlYYDQW
(1)BOTの功罪 直感的にはない方がよさそうだけど、そうとも言い切れないBOTの歴史
BOTとはなにか。詳しい説明は割愛しますが、自動プログラムで動くAIプレイヤーといったところです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/ボット_(ゲーム)
サーバーBOTに関してはユーザー数が少なければやもえないと思います。ただクライアントBOTとなると特にRMTがからんでくると問題ないだろうとは言えなくなってきます。クリスペにBOTがいることは間違いないと思います。クリスペもRMTに近いまたは同様のシステムがありますので、BOTをどう考えるのか、どうするのか、運営は立場と現状を明確にする必要があると思います。日本の多くのソーシャルゲームのように厳しく取り締まるのか、韓国のようにゲームに内在した要素の一つとして認容するのか。ぼくは感覚的には不公平感を感じますのでクリスペから離れる要素の一つになりかねないという印象です。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/series/koreagame/1182993.html
(2)複垢は禁止すべき
現在クリスペでは複垢は禁止されず、多くのプレイヤーが複垢を使用していると予想します。複垢は大きな不公平感につながりますのでこれはさすがに禁止した方がいいと思いますし、できなければ複垢使用によって得られるメリットへの対策が必要だと思います。こういったこともマネーゲームの一環なんだということであれば、クリスペはTCGではなく、投機ゲームなんだということになりかねないと思います。複垢使用によるメリットはいろいろあると思いますが、以下の3点を挙げておきます。
①採掘でシルバーカードを当てて、本垢に送る
②ランク戦で低ランクの複垢に本垢からデッキを送り入賞、報酬を得て、本垢に送る
③PRIMEが開始されれば、特典のシルバーカードを得ることができる
正直、複垢を作って運用するのは面倒です。それを面倒に感じて、不公平感を感じればユーザーは離れます。一般的なソーシャルゲームであれば大きな批判を生むシステムだと思います。
(3)一番の問題はアクティブユーザー数
以前の投稿で推測しましたが、登録ユーザー数は1万を超えたようですが実際のアクティブユーザー数は数百人といったところだと思います。6月のクラウドセールにて3000万円ちかい売上と約300人の課金ユーザーを得たが、9-10月はアクティブユーザーは数百人、新たに課金するユーザーは少数になっているというのが現状だと思います。SPLを使用するゲーム内マーケットも割安なシルバーがたまに取引され、ETHを使用する外部のマーケットでは割安ではあまり取引されなくなっています。
TCGにとってアクティブユーザー数は死活問題です。アクティブユーザー数が減ればマッチングが減るわけで、マッチングしなくなればユーザー離れは加速してあっという間にサービスが成り立たなくなります。
さて運営はアクティブユーザー数をどれくらいを目標にしているのでしょうか?これがソーシャルゲームであればアクティブユーザー数が課金ユーザー数に比例して、課金額=運営寿命となるため重要です。ただ実カードによるTCGの場合、ゲームを立ち上げてパーっとカードを売り払って、初期費用とある程度利益を回収したら、さっさと見切りをつけるという場合もあり得ます。またクリスペはブロックチェーンゲームであるため、運営はカードの売却益は得て、ゲームのプラットホームは用意するけど、あとのゲームの運用はユーザーが協力してやってねという立場を取る可能性もあるかもしれないです。
クリスペに関しては今後アクティブユーザー数が増えるかどうかにゲームの将来がすべてかかっているといっても過言ではないと思います。もしかしたら運営よりも課金ユーザーの方がその点は大きく気にかけている可能性もあります。
さいごに
ユーザーが増えれば、ソーシャルゲームで目の肥えた利用者も増えるわけで、批判的な視点も圧倒的に増えてくると思います。以下に問題点を整理しておきます。こうした問題点に関して運営として立場と意見を表明するのか、それとも敢えてスルーしておくのか、見守っていきたいと思います。
①クラウドセール課金者とその後の課金者のSPLの価値が異なること
②デッキをそろえるのに高額な初期投資が必要である
③運営の収益が少なそう
④BOT問題
⑤複垢問題
⑥1番の問題はアクティブユーザー数