3カ月間、レジェンド以上の購入はなし、ゴールドカードまでは購入の微課金(約4ETH)で遊んできての感想です。
僕の背景は、スマホのソシャゲはそれなりに遊んできてそこそこ課金もしてきた。TCGはシャドウバースとドラクエライバルズを初期に少しやっていた。最近ルールがシンプルでまだカードが多くない(歴史の浅い)TCGを探していたといったところです。
①やっぱりレジェンドカードは強い。クリスペは相手を札束で殴れるTCG
レジェンドカードを出されるとやはり勝てない。下剋上があるのでこちらが明らかに勝ち筋の時はレジェンド出されないというのもあるかもしれないですが、レジェンド出されるともう無理ぃとなる。おそらくゴールドカードに関しても同様のことがいえるんだと思います。クリスペは相手を札束で殴れるTCGと言えると思います。
②ルールはシンプルでわかりやすい。でもさすがに同じ環境が続いちゃあきちゃうね。
クリスペは課金カードの価値をおとさないために、環境の変化に関してはかなり慎重です。現状、レジェンドカードを除けばバランスはとれていると思います。ただ同じ環境が何カ月も続くためにさすがに飽きてきてしまいます。逆に環境の変化が嫌な人には向いていると思います。
③今から始めて儲かるかどうかはこれからの課金ユーザー数次第
ブロックチェーンゲームの儲けの仕組みは、後発ユーザーの課金を運営と先発課金ユーザとが分け合うというものが主体です。おそらくはここ数カ月課金ユーザーはあまり増えてないと思います。現状新規の課金ユーザーがもうけられる確率は非常に小さいと思います。
④ソシャゲ以上の廃課金推奨。投資になる、ユーザー主導の運営という名目のもとソシャゲ以上に廃課金が推奨、むしろ正義とされる
ゴールドカード1枚が数千円、レジェンドカードは10万円、リミテッドレジェンドになると数十万円ということで、一般的な感覚からいうとずれている価格ですが、ブロックチェーンゲームではこれが普通です。
廃課金が大事にされるのはソシャゲと同様で、ブロックチェーンゲームの場合、廃課金がゲームの運営を支えているという雰囲気が強いため、ソシャゲ以上に廃課金が大切、むしろ正義とされます。
まとめ
現状、クリスペに限らずブロックチェーンゲームは、札束で殴り合うPvPということだと思います。それはそれで一つのジャンルとして成り立つと思います。ただ日本ではソシャゲでもPvPは流行らないですし、まして札束で殴り合うのが根底となるとなかなかメジャーになるのは難しそうです。ぼくにはそれがあっていなかったというだけです。
新規の課金を運営とユーザーで分け合うというシステム上、運営は課金者を優遇し、ユーザーは新たな課金者を誘導するために、ともにゲームや運営に対する批判はしにくく、批判的な意見が表に出にくいという環境があります。今までのソシャゲであれば、課金ユーザーは運営にとってのお客様であり、ユーザーは運営に対して批判的な意見を言いやすく、運営もユーザーをお客さんとして対処してきたと思います。ただブロックチェーンゲームでは、廃課金ユーザーと運営は運命共同体で、あらたな課金ユーザーがお互いにとってのお客さんであり、廃課金ユーザーと運営は悪く言えばなれ合い、ユーザーからの批判的な意見は表に出にくいと言えると思います。
カードの所有権が生まれて投資になること、運営がユーザーのことを考えているということに惹かれてクリスペを始めてみました。確かにそれは嘘ではないのですが、皮肉なことにそれ以上にユーザーも運営もお金の価値に縛られているというのが実情だと思いました。今までのソシャゲが社会主義的(運営の計画による)としたら、ブロックチェーンは資本主義的と言えるのかな。まぁ、結局お金ですかねw。