今回は卒業研究に近しい書籍を読んでみました。
タイトルにもありますが、佐藤佳弘さんの『脱!SNSのトラブル』です。
(リンク先にAmazonページ)
Pointを使用した注意勧告、問題事例をイラストで表現、見開き2ページで1つの問題を取り扱っているので、とても読みやすかったです。
2017年11月に発行されているので、近年SNSで問題になっている箇所が多くありました。特にゲス不倫事件でのLINE内容流出や、コンビニ店員等のバカッター投稿は記憶に新しかったです。
小難しい文章を使用せず、若年層にも読みやすいところがポイントだと思いました。スマホやSNSを利用し始めた中学生・高校生の時から読んで間違いない書籍です。
本書内でも言われていましたが、SNSの使い方を正しく教えられる大人が少ないのが現状です。スマートフォンやSNSが普及して一気に便利になりましたが、一気に便利なった分、身を守るための環境はまだまだといった感じです。
以下自分用のまとめ
デジタルリンチ
炎上後、個人情報がネット上に暴かれてしまい人々からバッシングをうけること
デジタルタトゥー
デジタルリンチを受けた時の一部始終がネット上に残ること。消えることはない。
生徒や学生の場合は、将来の就職や結婚に影響することが懸念される。(参考元:P.4)
よく見かけるのがデジタルリンチだと思います。最近話題になっていた教員間いじめも、すぐにTwitter上で個人情報が出回っていたのを見かけました。
リンク先記事の小見出し・ツイッター部分です。
ネット上だと真偽が分からない点はありますが、こうやっていろいろな手段(卒業アルバム・ブログ等)で個人情報が拡散されていく様は怖いです。
何かしでかすと周りの人間はみんな敵なんだなあ
ソーシャル・ネットワーキング
わかりやすくいうと、「お付き合い」である。人と人との交流を支援する。
(引用元:P.42)
ショルダー・ハッキング
背後から肩越しに画面を盗み見すること。通常はキーボードに入力する手の動きを背後から盗み見る手口のことで、ショルダー・ハックともいう。
(引用元:P.62)
ネットリンチ
非難の書き込みでバッシングされること
(引用元P.123)
電話での振り込め詐欺以上に、SNSは犯罪に格好の道具である。
ネットは匿名で投稿できるし、居場所を選ばない。声を聞かれることがないし、顔を見られることもない。だからネットには、ワンクリック詐欺や架空請求はもちろんのこと、お試し商法やオークションストーカーなど、新手の詐欺が年々登場している。
(引用元:P.19)
SNSに投稿したければ、ネット掲載についても許可を得ておく必要がある。
友人との写真をネットに投稿することの了解を得ていなかったら、その行為は肖像権の侵害、プライバシーの侵害となる。肖像権という権利は、2つの権利から成り立っている。みだりに撮影されたり描かれたりしない権利と、無断で公表されない権利である。
(引用元:P.37)
きちんと掲載許可を得てくれる友人ばかりで良かったなあと思ってます。ちなみに自分の顔が嫌いなので(!)SNSに顔あり写真は基本載せないタイプです。
「こいつブッサwww」て非難・悪用されるの、怖いからです。部活のSNSは渋々・・・といった感じで許可してます。本当は顔隠したいけど、遅すぎた。
私がこんな感じの性格なので、Instagramのストーリーや投稿に顔を載せられる人はすごいな〜〜〜と思って毎日見てます。インスタは飯の写真があればええねん(個人的意見)
位置情報、チェックイン
○/○〜○/×は旅行だとSNSで書き込む、△△に来ている 等
→ 空き巣やストーカーにつながる
(参考元:P.57)
匿名投稿
ネットの調査力をもってすれば、ひとたまりもない。たとえ匿名で投稿していても、過去の投稿や他のSNSでの書き込みなどから、顔写真、住所、学校名・会社名があばかれ、丸裸にされる。
(引用元:P.123)
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