ヴォエっす(´⊙ω⊙`)
うめ吉っちゃんやぞ☆
この度、不肖ながらcrypvoのマーケターとして参加することになりましたことを、ここにご報告させて頂きます。
『crypvo』公式ウェブサイト
代表のzono(ゾッティ)さんのcrypvo始動記事
小銭稼ぎのプロのブログ
はい、というわけで!
うめ吉っちゃんのスタンスとしては、コミュニティとの対話や交流からcrypvoの活動を広めていきたいなーということなのですが、ここでうめ吉とボランティアの奉仕活動の関係性について少し触れたいと思います。
昭和の時代に田舎の山奥にて生を受けたうめ吉ですが、祖父はなかなかのお人好しだったそうで、ある時近所でお金に困り生活もままならないという方に、山の土地と引き換えにその方が亡くなるまで生涯電気代を払い続けたという話があります。実際にその山を見に行きましたがアクセスも悪く斜面で資源もないため、何に使ったら良いのかわからないような土地でした。タダで電気代を払うのはかえってその方が気を遣うだろうとのことだったようですが、利用できない、売れない土地に現在も固定資産税だけ発生し続けいています。
父は30年以上も、近くの幼児園や小学校で仕事の傍らボランティアティーチャーというものをやっていて、退職した今もまだ続けています。
母も頼まれると断れないタイプで、うめ吉やブラザーが義務教育を受けている間は小中学校の役員を毎年のようにやっておりまして、今は民生委員の主任児童委員というものをやっています。
父も母も奉仕活動や子供が好きなお人好しです。
そんな両親から生まれたうめ吉も、人に頼られると頑張ってしまうタイプで、現在の仕事も福祉関係ということもあり、仕事外のボランティア活動としても福祉の方に関わっております。
ただどんな活動でもそうなのですが奉仕活動というのは何かしら経費がかかるもの。
両親は年金を貰いながら赤字覚悟で子供や子育てする親のために活動する経費を捻出しています。自治体に表彰された事もあったようですが、周りから評価を受けたいから活動しているというわけでもないようです。
自分自身もそうですが、小さい頃からボランティアを身近で見てきて思うのは、ボランティアを継続して行うためには人の役に立ちたい」というモチベーションだけでは難しいということです。もちろん人に感謝されることが気持ち良いというのはあるでしょうし、承認欲求もあるでしょう。偽善だという人もいるとは思いますが、それだけでは続けられません。現実問題としてお金がかかってくるからです。
けっして裕福ではありませんが、亡くなった叔父が家を残していたこともあり、その家賃収入や先祖から受け継いだ田畑があるためにボランティア活動ができるだけの余裕が少しだけあるのです。そうでなければ父は30年以上もボランティアティーチャーはできなかったでしょう。
人間は社会性のある生き物なんで、「人の役に立ちたい」欲求がある人って多いと思うんですよ。でも実際に人の役に立とうと思うと知識や技術、時間、お金など全てが揃わないといけないという制約があって、気持ちだけでは行動するのは難しい。
でもその時間、お金、知識や技術って全部をひとりで持つことがmustですか?違うんですよ。自分が持っているものをシェアすることでそこに参加できるんです。情熱を持っている人の元に知識や技術がある人が基礎を作って、そこに各々が余裕を持って提供できる分の時間やお金などのリソースをシェアして、善意を気持ちだけでなく形にすることができるんです。
それを実際に形にしようよ、という取り組みが『crypvo』だと思っています。ただし今は出来たばかりのひよこ。善意を形にするには、多くの人からの善意に裏付けされた知識や技術、時間、お金を集めなくてはなりません。そして、社会的に意義のあるボランティア活動にそれを届けなければなりません。
今はそのための基礎を作っている段階です。なのでより良いものにするためにコミュニティによる議論が大事なんですよ。実際にボランティア活動をやっている人からの意見もどんどん取り入れるべきですし、こんな形なら安心してボランティア活動に時間やお金を提供しやすいよ、という意見はとても重要です。
ちょっと大きな話になりますが、人類が直面している様々な課題には資本主義の競争では改善できないものがたくさんあります。
SDGsの課題のひとつである「貧困をなくす」ということひとつ取ってみても、貧しい人に何かを提供すること自体がすでに資本主義の概念からは外れるわけです。価値を交換することが前提ですから、短期的な価値につながらない「貧困問題」を解決するというのは「市場の失敗」とも呼べるもので、解決するには今までであれば政治的なアプローチが最も力を持っていました。
しかし、政治は民主主義と言えども権力の中枢にいる人が動かなければ解決できないため、同じ思想を持った市民一人ひとりの力を集めて、政治に頼らない別のアプローチが必要になってきます。そしてNGO(非営利組織)などが政治の代わりに動くことで、政治の手が届かないところを補ってきました。
そこから更に進んで、今までNGOの活動でも手が届かなかったところや、不透明な部分を個人の力や分散型ネットワークの技術を使うことで手を行き届かせよう、という時代になってきました。社会奉仕のボランティア活動に大きな力と透明性を与えてくれる仕組みを、技術によって成り立たせることが『crypvo』によって可能になるかもしれないと思うと、ワクワクしてきます!
『crypvo』は、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に取り組み、貢献していく事をビジョンに掲げています。
持続可能な社会にするためには、ありがたく使わせて頂いている資源を消費せずに捨てることがないように、そして経済成長しながら環境保全にも努めていくという、方向性の違う目標を両立できるように、個人が問題意識を持たなくてはなりません。
企業も、消費者が選ばない商品は作る意味がありません。環境のことを全く考えないで作った商品よりも、多少コストが高くても環境に配慮している企業の商品の方が売れるのであれば、そちらに力を入れるようになります。逆に消費者が問題意識を持っていなければ、企業は環境なんてそっちのけで利益になるようなものを作ります。個人やコミュニティの意識は企業を変える力があるのです。
マーケティングに関しても、個人やコミュニティを重要視して、企業がリサーチやアナリティクスによって導き出した結果によってモノやサービスを開発していく形から、対話や協力によって共創していく形に変わってきています。売れる仕組みを作ることから、消費者コミュニティと共に成長していくことに企業が方向性を変えないと、生き残れなくなってきているのです。
ボランティア活動に善意が力を与えるための『crypvo』もまた、コミュニティと共に取り組んでいくことを掲げており、それは時代の流れとしては必然です。つまりは活動に関わるかどうかだけでなく、ボランティア活動へのエンパワーメントもまた、コミュニティが握っていると言っても良いでしょう。
うめ吉はこの活動に共感したので、力になりたいと思い関わらせて頂くことになりましたが、誰でも自分の少しの余裕をシェアして『crypvo』に関わることはできます。
うめ吉っちゃんでした!
この記事をかいたおじさん