ヴォエっす(´⊙ω⊙`)
うめ吉っちゃんやぞ☆
「キャッシュレスって言われてもずっと現金ばかり使ってきたから、面倒そうだし現金で良いでしょ?年取ったら絶対使えないよ〜」ということを言われていた60代の方がいました。
それって本当にそうですか?
と思ったので今日はキャッシュレス決済について書こうと思います!
「世界最強の偽造しにくい紙幣」と言われているらしい日本銀行券があり、現金の信用が非常に高い日本ですが、かたやキャッシュレス後進国とも言われています。
長く現金主義が続いてきたので、現金決済か銀行での振り込みぐらいしかしたことない、という人はたくさんいるでしょう。
しかし、最近はお店でポイントカードの提示をすることでポイントを得ることができるところも増えてきて、ポイントカードを持つことには違和感がなくなってきたかと思うんですよねー。近所のスーパーで買い物する時もポイントカードを出している高齢者の方はよく見かけます。
電車やバスなどの公共交通機関も、田舎でも交通系ICカードを使うようになってきました。「カードを出す」ことのハードルは低そう。
こと決済となった時に、7pay(セブンペイ)の不正利用事件もあって不信感を持った方もたくさんいるようなのですが、あれは7payのセキュリティがザル過ぎただけですもんね。セキュリティに関してシステムを使わせる側の意識は高める必要があるけれど、それはまた別の話。
高齢者に優しいか優しくないかで言えば、乱立されずにひとつのカードでどこでも使えるように統一さえしてくれれば、むしろ優くなるでしょう。特に認知症の方にとって、買い物をする時に「小銭の計算ができない」問題が発生します。ひとの計算力を司っているのは脳の中の「前頭葉」ですが、加齢によって脳が萎縮すると少しずつ計算力が落ちてきますが、アルツハイマー型認知症などでは特に計算力が落ちるのです。その結果、小銭でお店での決済ができないので、お札ばかりで支払うようになるのです。
その点、ICカードでピッで済ませられれば、認知症になって計算力が落ちてもスムーズに支払えると思いませんか?
財布が小銭でパンパンになったのを見て認知症の発症を発見することもあるので、家族にとっては現金決済のメリットもあるのかもしれませんが・・・
最近流行りのQRコード決済に関しては、確かに高齢者にとってはハードル高いですね。なぜ「カードでピッ」からQRコードに退化しなければならないのか、うめ吉っちゃんには疑問ですなあ。
先程の高齢者の「小銭が計算できない」問題に直面した時に、お店側の対応によってはさほど問題にならなくなりますが、対応には時間がかかります。認知症高齢者を急がせるのはタブーなのです。判断力が落ちているので混乱してしまい、余計に認知症の症状が出やすくなるからです。
そして支払いをスムーズに済ませてもらう以外にもお店側にメリットがあります。
認知症でなくても高齢になると計算力が落ちるので、お札で支払う方が増えるのですが、そういう方ばかりになると「お釣り」を大量に用意しなければならなくなります。お釣りを準備するのってまあまあ手間なんですよねー。銀行でいっぱい両替してもらわないとだし、まずお釣り用の現金が必要です。お釣りがなくて売れないとかアホみたいですから!
完全キャッシュレスになればお店にお金を置いておく必要はなくなるのですが、そうでなくても渡さなければならないお釣りの量が減るだけでも割と助かります。システムの導入に費用がかかったり、クレジットカードと同じように決済手数料を取られるのはマイナスですが、便利になるのは間違いないですから。
いや、色々ありますよ他にも。キャッシュレス決済は個人と紐付いた買い物履歴が抜かれるから、個人情報が利用されたり流出する危険があるとか、色々ね。
でも高齢者やお店にとってのメリットもあるんだよって事を言いたかったんです。
うん、それだけ!
今回はここまで!
うめ吉っちゃんでした!
この記事をかいたおじさん