福井にある温泉街の中で一番大きな街
JRでは、芦原温泉という駅もあり、
特急列車も停車します。
ただこの駅から、温泉街まで結構遠いです。
芦原温泉という駅についたら
駅の直ぐそばに温泉街が拡がっているのかな
って想像しますが違います。
なので、もし来られることがあり、
時間に余裕があれば、福井駅で降りて
地元のローカル線(えちぜん鉄道)に乗る方が、
いろんな意味で楽しめると思いますよ。
そんなローカルのえちぜん鉄道
横澤夏子さん主演で
映画にもなったりしています。
えちぜん鉄道だと降車駅は
「あわら湯のまち」駅になります。
ここは降りたら、
すぐに温泉街が拡がってます。
まず、芦原温泉の歴史や泉質をご紹介。
由緒
明治の中頃
農家の方が灌漑用の水を求めて水田に
井戸を掘ったところ、
温泉が湧出したのが始まり。
湧き出した、よく年には何件かの湯宿が
開業したそうです。
明治の終わり頃、旧国鉄三国線が開通して以降、
温泉街として発展。
昭和23年の福井大震災や昭和31年の芦原大火
などを乗り越えて現在にいたります。
災害も怖いですが、温泉にとって
一番怖いのは景気の波かもしれない・・・・
特徴
芦原温泉では、お湯の共同管理は行っていない
そうです。各施設が何本かの温泉の井戸を
持っているため各施設により温泉の成分が微妙に
違っていて、それぞれ違った感触を楽しめます。
【 泉質 】
中性~微アルカリ性の含塩化土類食塩泉
ナトリウム、カリウムに富んでいます。
【 泉温 】
33.5~77.5℃
【 効能 】
<浴用> リウマチ・慢性皮膚炎・神経痛
アトピー性皮膚炎
<飲用> 慢性胃カタル・慢性胃酸減少症
温泉旅館の楽しみのひとつは食事です。
1泊だけということであれば旅館での食事
1択になりますが、
もし2泊以上されるのなら
1泊は素泊まりにして、
湯けむり横丁で食事されるのもオススメ。
僕がどうしても行きたくて
今だに行けてないラーメンやさんがあります。
この温泉街は、旅館どうしが
ライバルとして競うというより
街全体でとして良くしていこうという
魅力的なところでもあり
女将さんどうしが若草会という会を作って
温泉街を盛り上げています。
女将さんがずらっと並ぶと迫力あって
かっこいい・・・・
福井は競技かるたが盛んで、
特にあわら市は、「ちはやふる」という漫画にも
ゆかりがあるということで
いろんなイベントや企画もあるみたいで
温泉以外にも、いろいろ楽しめると思います。
サラリーマン時代は会社の接待や忘年会で
お世話になりました。
はじめて芦原温泉に訪れてから20年以上
になります。何度行ったかわからないくらい。
今でも家族でたまにお邪魔しています。
自身の体験から、機会があれば
オススメの旅館なども書いてみようと思います。