スコピエ中心部から歩いていくのはそこそこ苦行だろうというくらいの距離に位置するマトカ渓谷。
よほど体力と時間に余裕のある人以外はバスかタクシーかレンタカーで行くことになる。
タクシーは日本に比べるとかなり安いが、言い値では乗らないことを推奨する。
ただ行って歩いて帰ってきただけだが、下調べを一切していかなかったのでもっと良い楽しみ方があった可能性もゼロではない
今もこのスポットに関する詳しいことはわからないので、気になる人は調べてみてほしい。
「調べたらこれが出てきたんじゃボケ、説明せんかい」という人は好きなところで離脱してほしい。
上に載せた緑色の水があるところまではそこそこ歩かないといけない。
1時間くらいはかかったように記憶している。
断崖絶壁というにはやや物足りない感じの整備された道を歩いていくと、結構よい運動になった。
こんなかんじの色の植物が目立った。
こういった種類のものなのかもしれないが、木も草もこんな感じの色をしていたので、鉱物由来のなにかしらの成分が植物をこんな色に変えてしまっているのかもしれない。
悲しいかな、高校時代の生物の成績が10段階中2か3だったわたしにはなにもわからない。
まりものような見た目の苔も自生していた。
もしかしたらここは希少植物のオアシスなのかもしれない。
植物に詳しい人がいたら、この苔の名前でも教えていただきたい。
洞窟でもあるのだろうか。
対岸には泳いで渡るほかなさそうだったが、心臓麻痺を起こしたくなかったのでおとなしく諦めた。
途中で小舟に乗れるサービス的なのもあったので、それを利用すれば探検できたのかもしれない。
まあ、普通に美しい場所である。
この辺の景色を題材にして水墨画でも書いてみようか。
こんなかんじのやや頼りない行き止まりに着いたので引き返した。
何年かすればさらに先まで行けるようになっているかもしれない。
とりあえず見慣れない風景と水の音に癒されたので満足した。