こんにちは、Wanda(@aliswanda151)です。
私は小さい頃、ポケモンのゲームが好きだったので、よくやっていました。
やったことある人ならわかると思いますが、ポケモントレーナーを倒すとお金をもらう(奪う?)ことができます。
強い人に勝つと1万円くらいもらえます。ゲームをクリアする頃には20万円くらい貯まっていたりします。20時間程度で20万です。時給1万ですね(笑)。
ただ、ゲーム内のお金なので、引き出して現実世界で使うなんてことはできません。なので、実際にあのお金が引き出せたらいいなとずっと思っていました。
でも、その夢がDappsゲームでは実現するかもしれません。
(Dappsゲーム:ブロックチェーンを利用したアプリ、ゲームのこと)
いま、いろいろなDappsゲームが出ています。代表的なものでいえばBitpetやイーサエモンなどがあります。ETHでモンスターを手に入れたり、育てたりすることができます。また、それを売ったりもできます。これってかなり画期的なことですよね。
「ゲームで得たトークンを他のゲームでも使えたり、それを法定通貨にしたりすることができる」というのはDappsゲームの強みです。
しかし、Dappsゲームの人口はまだまだ少ないです。
ゲーム人口が少ない理由はいくつか挙げられますが、その一つに「トークンのボラティリティ(価格変動)が大きい」という点があげられると思います。
例えば、Bitpetを1ETHで一体購入します。現在1ETH約67000円です。今年の1月ごろは約15万でした。法定通貨で考えると2倍以上値段が変わってきます。Dappsゲームを今やっている人の多くは、投資の目的もあると思うのでいいと思いますが、このようなリスクを嫌う人もいます。
ゲームは面白いのにリスクが高いからやらないって人もいるでしょう。
よって、このままではゲーム人口は増えないと思います。なので、Dappsを普及させていくなら、できるだけボラティリティの小さいトークンも必要不可欠だと思うのです。
ボラティリティの小さい仮想通貨といえばステーブルコイン(安定通貨)がありますね。ステーブルコインは基本的には法定通貨の価格変動に合わせるため、ボラティリティは小さいです。代表的なものでいえば、USDTがステーブルコインです。これは1ドル=1USDTになるよう調整されています。
ステーブルコインは大きく分けて3つの種類があります。
1法定通貨担保型
2仮想通貨担保型
3無担保型
USDTは1の法定通貨担保型です。
今回、注目したいのは2の仮想通貨担保型のDAIという仮想通貨です。
ステーブルコインのDAIがDappsゲームの救世主になるのではないかと思うので、少し紹介します。
DAIはMakerDAOが発行している仮想通貨です。1ドル=1DAIを目指しています。ERC20規格なので、Dappsゲームにも利用しやすいのかな?(すみません、ここら辺はよくわかりません。(T_T))
このDAIのすごいところは「ボラティリティが小さいかつ非中央集権」であるところです。
私は初めてDAIを知ったとき、これの何が特別なのかわかりませんでしたが、調べるほど、このすごさがわかりました。
ステーブルコインで有名なUSDTと比べるとすごさがわかると思います。
USDTはTether Limited社が発行しています。
ユーザーが Limited社にドルを入金すると、それと同量のUSDTをLimited社が発行します。
Tetherをドルに戻したいときは、USDTをLimited社に入金することで、入金した額と同じだけドルを引き出せます。
これが中央集権的であることがわかるでしょうか。
ユーザーが入金したものを管理するのはLimited社です。一時期問題になりましたが、Limited社がUSDTの価値担保のために必ず保有していなければいけないドルを仮想通貨売買に回していたのではないかということがありました。
これが事実ならばUSDTの信用、価値を大きく下げることに繋がります。倒産すれば、価値は0になるでしょう。
USDTはLimited社が調整できるため、安定した価格を維持しやすいです。しかし、中央集権による大きなリスクも孕んでいるのです。
で、この中央集権的な問題を解決したのがDAIです。
MakerdDAOはETHを担保にして、DAIを発行します。何かを担保にするという発想はUSDTと似ていますね。
ただ、一番大きなポイントしては、担保にするのが仮想通貨という点です。
スマートコントラクト(取引の自動化)でETHを担保にすることでDAIを新規発行します。
つまり、ブロックチェーン上にETHをロックすることで、DAIを発行します。
発行されたDAIを返却することで、ロックされたETHは戻ってきます。
返却されたDAIはburn(処分)されます。
これらは、ブロックチェーン上で行われるため改竄不可能です。またシステムも透明性が高いため、非中央集権であることが約束されます。
ただ、デメリットもあります。
それは担保にするETHのボラティリティが大きいということです。ETHの価格が大きく変動すると担保を下回り、DAIの裏付けが弱くなります。これはDAIの価値を大きく左右します。
そうならないためにも最低担保率が150%以上になるようにETHをロックしないといけないのです。
しかし、ETHのボラティリティによらず、価格、価値がより安定するようにDAIは今後アップデートされていくようです。
DAIは「ETHをロックして発行することで、非中央集権かつステーブルコインとしての価値を持つこと」を実現しています。
DAIはブロックチェーンの強みを活かした、すごいステーブルコインなんです。
でも、複雑なシステムで価格を維持しているので、詳しく知ろうとすると非常に難しいです。
私も詳しくはよくわかりません。(笑)
DAIについて解説されている動画がYoutubeにあるので、ぜひこちらもご覧ください。
「Hi-Ether Meetup #3 Stablecoin「Dai」の仕組み @hiroingk」
https://www.youtube.com/watch?v=85jOMCY-f7c
DAIについて詳しく解説されていますし、とてもわかりやすいです。
このDAIの価値、価格が安定し、保つことが保証されれば、仮想通貨の世界は大きく動いていくのではないかと思います。
特にDappsゲームが今後、普及していくためにはこのようなステーブルコインは必要です。価格が安定すれば、純粋にゲームを楽しむことができますし、大手企業も参入しやすいのではないかと思います。
このDAIがDappsの救世主になるのではないかと期待しています!
おまけ
「ぱいにゃん」という写真集の中の猫をモデルに描きました。名前通りおっぱいと猫が一緒に写っている写真集です。おっぱいも一緒に描こうと思いましたが、アイキャッチに使用しづらいなと思い、描くのをためらいました。
あとで描き足して、飾っておこうと思います。
Wanda
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