奥さん…、セルフＧＯＸしたコト、ありませんか？

どうも、weaselです。今回の記事はタイトルの通り僕がセルフＧＯＸした話です。

誰もいない会社の給湯室でＧＯＸしちゃいました。

ええ、もちろん興奮しましたよ。

だって

給料1か月分のＭＯＮＡＣＯＩＮがぶっ飛んだんですから。

事件は仮想通貨が急騰していた2017年冬に起こりました。

当時仮想通貨市場は高騰に次ぐ高騰。

ガチホ最強！！

と叫ばれていた時期でした。毎日がまさにお祭り騒ぎ。Twitterでも

「○○が高騰します！」

「年末○○万に最低でもいくでしょう！」

とインフルエンサーや投資家と呼ばれる方々が日々つぶやき、異様な熱気に包まれていたような気がしました。

そんな中、僕はとあるインフルエンサーさんの「MONACOIN爆上げします！」という情報に乗り、急いで給料1か月分のMONAを買い、まんまと5倍以上の含み益をあげました。※含み益です。

「うっひょう！俺つえええええ！！！」状態。

そう、

一人のバカが誕生した瞬間です。

その後、僕は次のターゲットとしてALISの将来性に目をつけ、通貨を買おうと思いCoinExcyangeに登録します。

これが悲劇の始まりでした。

ALISのホワイトペーパーを読み、そのロードマップに感銘を受けた僕。

「どう考えても上がる！今が仕込み時やろ！！いったれ！わい！」

僕は何の躊躇もなく給料一か月分を取引所に送りました。

今思えば、ここで冷静になるべきでした。

この頃はとにかく、1日目を離すと通貨が高騰してしまうのでとにかくせっかちになっていたと記憶しています。

あの頃の僕を知っている友人は口々にこんな証言しています。

友人A

「あの時のお前は、何かにとりつかれたみたいやったわ。」

友人B

「聞いてもないのに仮想通貨の話しかせんし。困ったわ。」

友人C

「なんか足、臭そう。」

…。

若干ただの悪口もありつつ、皆んなが言うように仮想通貨の悪霊にとりつかれた僕はどえらい失敗を犯します…。

その日は会社で仕事を急いで片付け、帰宅途中にでもＭＯＮＡＣＯＩＮをCoinExcyangeに送ろうと考えていました。

そう、ALISを買うためです。

しかしその日は業務が長引き、いつまでたっても帰宅出来そうにありませんでした。

「こうなったら．．．！」

僕は上司の目を盗み急いで給湯室に駆け込み、震える手でスマホをタッチしていました。ええ、もう禁断症状でてますね。これ。

「ふう、完璧や。」

僕はMONACOINをCoinExcyangeに無事送金し終え、毎日むさぼるようにしてスマホとPCを眺めていました。

1日、2日…まだ届きません。

その間にもガンガン相場は動いています。

しかし、待てど暮らせど一向に取引所にはＭＯＮＡＣＯＩＮが入金されません。

「おかしい。」

気づいた時には汗が拭き出し、全身の血の気が引くのがわかりました。

きっと足も臭かったでしょう。

震える指を落ち着かせ、CoinExcyangeにログイン。すぐさま送金先を確認しました。

「そんな、あほなぁ！！！！！！！！！！」

自分の犯した大きな間違いに気づき、がっくりと膝を落としました。

3個くらい。

もし、どこかで僕の膝を見つけたら教えてください。

．．．ぼくがCoinExcyangeに送った先のアドレスは確かにＭＯＮＡＣＯＣＯＩＮでした。

ＭＯＮＡＣＯ ＣＯＩN．．．

MONA　”CO ”　COIN!!!!!!!?????

モナコ　コインってなんじゃぁぁぁあ！！！！！！

なんじゃぁ！！

なん じゃぁ……

その後、世界のセレブリティーが集まる街でデューク更家にずっと札束でビンタされている夢を見ました。

皆さんもくれぐれもセルフＧＯＸには気をつけてくださいね☆

この後、30日ほぼ毎日もやしを食べて過ごしました。

👇補足。※bitcoin feedさんより引用

僕のウォレットは空ですけどね。