ファッションを"自由"に楽しむファーストリテイリンググループのブランド「ジーユー」は、商品についた電子タグ(以下、RFID)を読み取り、より早くご精算いただけるセルフレジの本格導入
日経新聞の2017年4月6日に掲載された記事です。
RFIDは今までのバーコードでの読み取りとは違い電波でタグを一気にスキャンする事が出来る為レジ清算にかかる時間がとても早く済む技術です。
今回はそんな最先端技術に乗り遅れた私の体験記事ですw
私はGUでお洒落をあまり楽しんだ事がなく、インナーをユニクロで購入する事はありましたがGUには中々いく事が無かったのです。たまに行くにしても妻のお会計を待っている程度、いつもお会計が並んでいるなーと感じていました。
今回は子供の服を購入する為、GUでお買い物をする事になりサイズを合わせ子供の好みを尊重しながら服を選んでレジへ。
お客さんもレジに並んでおらず、とても空いていました。
そしてレジの前へ
下のBOXへハンガーを外してから買い物するものを投入!!
そして一瞬で買った物の値段が弾き出される様子を下の動画でどうぞ
中々のスピードにちょっと感動しました。
セルフレジと言えば自分でバーコードを読み取らせてお支払いするのですが
いちいちバーコードを読み取らせる手間がないのは素晴らしかったです。
RFIDはすでに様々な会社で使用されています。
例えばオンワードホールディングス
オンワードホールディングスの主要ブランドとしては23区や組曲などがありますが、これらを含む全ブランドでICタグを採用し、スキャナーを主要倉庫(現在は13箇所にある倉庫を数箇所に集約)に配置して検品作業を従来の1/10に抑え、19年度までに店舗ごとに仕分ける人員を半減するということです。
引用→https://www.yellowpadblog.com/entry/2017/04/11/rfid_radio_frequency_identifier
既にご存知の方も多いと思いますが、このタグは在庫管理するPCにも繋がっており、検品作業のコストを減らせる事が出来ます。
全製品にこのRFIDタグがつくと、倉庫への入荷から倉庫からの出庫、お店への納品やお店からの返品など、製品の動きを全て把握できることになります。
棚卸しの作業など効率化が図れますね。
10年以上前は1枚100円と高価なICタグだったが、現在は1枚10円程度まで価格を下げられるようになっている。
これも利用社数が伸びており、タグの売り上げも4倍以上になっている会社もある。
今後この価格が1枚1円程になると更に普及し、便利な世の中になるのだろうと感じました。
しかしそれと同時にアパレル業界での労働人口は減ります。それを前向きに捉え接客よりも次のヒット商品や新たな着こなしを提案出来る企業や人材へ労働人口が増える事を願っています。