SBIが運営する仮想通貨取引所SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)が仮想通貨ビットコインキャッシュ(BCH)の取り扱いを廃止することを決定しました。
(SBIバーチャルカレンシーズ)
取り扱い廃止は6月下旬を予定しており、具体的なスケジュールについては4月下旬を目途に知らせるとしています。
(SBIバーチャルカレンシーズ お知らせ)
廃止する理由として3つあげており、①BCHの時価総額が大幅に減少したこと、②その結果51%攻撃が実施され生成されるブロックの記録に不正な取引を配信する可能性が高まったこと、③さらなるハードフォークが行われることで、価格が大幅に下落する可能性を完全に否定できないことなどとなっています。
先日、バイナンスやシェイプシフトがビットコインSV(BSV)の取り扱いを廃止することを決定した影響もあったとして今後BCHファミリーは信頼回復に時間や好材料を出していく必要があります。
仮想通貨の時価総額を示すコインマーケットキャップではBCHは現在4位を位置していることからSBIVCは思い切った決断をしたとも言えます。
それぐらい仮想通貨に対して誠実に取り込んでいることがわかります。
BCHの取り扱いが仮想通貨市場全体から無くすようなことは考えづらいですが、SBIVCの決断により、他の取引所も同じ措置をすることも考えられます。