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さて、リップル社最先端の送金ソリューションであるxRapidを導入する英外貨送金企業「Mercury-FX」は6日、xRapidを初利用した国際商業送金に成功したことを発表しました。
今回の送金は、フィリピンでハニームーンを過ごしたイギリスにいるクライアントより、「Edgewater Dive & Spa」というリゾートに対する決済です。
Mercury-FXは、同発表に伴い、
「メキシコとフィリピンに向けた仮想通貨XRP使用の決済サービスを個人および企業に向けて提供を開始した」
と正式発表しました。
現在、メキシコとフィリピンをxRapidのサービス対象国としているが、先月ロンドンにて「リップル社」主催のイベント「Ripple Regionals」にも参加した、Mercury-FXのCEOを務めるAlastair Constance氏は、2019年前半までに10ヶ国におけるxRapidの決済チャネルの実施計画も明らかにしています。
「Mercury-FXは、中東やカナダにもxRapidの実利用展開を予定している。xRapidとリップル社が提供するものは、現在アクセスのできない市場へのエントリーを可能にしてくれることだ。現在は、メキシコとフィリピンだが、今年の半ばまでには10ヶ国に拡大しているだろう。さらに、それ以上の市場拡大も難しくないはずだ。」
xRapid利用の実証実験としてのメキシコの孤児院への寄付の送金が成功したこと、メキシコ→イギリスへの食品の輸入における決済に利用できた点についても言及しました。特に、食品輸入のケースに関しては、送金側のフード会社「Mustard Foods社」は、xRapidでの送金で79.17GBP(1万1226円)の節約と、31時間の取引時間短縮に成功したという。
コルレスバンク(ノストロ口座)に資金を前もって用意する必要もなく、送金コストの節約と大幅な決済時間の短縮は、極めて重要な事例と言えるでしょう。