2017年内に予定されていた「Lisk core 1.0.0アップデート」。2018年への延期が確実視されてからも、1月にはアップデート来る〜❗2月には・・❗と、かなり期待されていました。プラットフォーム系という意味では兄弟分のようなイーサリアム兄さん。2016年3月に「ホームステッド」へのアップデートが行われた直後、突如としてETH価格が80倍以上に暴騰。大勢が億り人になった(strike it rich)ことで話題となりました。
ちなみに、中国の仮想通貨格付けではイーサリアム兄さんとともに仲良くTOP3以内にランクイン。プラットフォーム系が高く評価されたようで、ALISの兄弟分のようなSteemも2位という結果に。
このように期待は否が応にも高まりはするものの、しかし極めて残念なことに、core 1.0.0アップデートはまだ行われていません。再度遅延(サイドチェーンをモジッたものと思われる)がお家芸になってしまった感すらあり、そのおかげで、LSKサポーターの中から離反者はもちろん、ついにアンチまで出てきてしまったという経緯があります。某巨大匿名掲示板のLSKスレのタイトルも(´-`)
しかし一方で私は、結論めいたことを先に言うのであれば、LISKは様々な問題に誠実かつ迅速に対処しており、意味もなく再度遅延しているのではなく、多少(❓)期限を犠牲にしても顧客資産を守りつつ、確実にいいプロダクトを開発しようという強固な意思を持っているのではないかと感じています。
たとえば今月初頭に起きた不正ブロック混入問題。そのすこし前、モナコインへの51%攻撃やバージコイン問題が発生したことも有り、界隈は一時混乱に陥りました。
スカイ@仮想通貨ブログ氏のブログ(「スカイの仮想通貨ブログ」)を参照しつつ、当時の状況を簡単に振り返ります。6月2日に不正ブロック問題でチェーン停止が起こり、4日には復旧。関係するバグを修正したバージョンも速やかにリリースされたということでした。LISK公式のアナウンスメントも非常に速く、@LiskHQはこの問題について非常に誠実かつ技術的にも信頼できる(と思われる)対処をしたと思われます。そもそもチェーン停止は不正ブロック混入を検知して安全装置が発動したためと言われており、このような防御壁があったために、大事には至らなかったということです。居合抜きのように瞬時に問題を解決してしまったため、LISKの技術力をアピールできるチャンスを活かせなかったという見方すらありました。
コインチェックのNEM(約)580億円相当流出事件の際も、LISK資産は安全に保全されているという趣旨のアナウンスメントを、LISK公式は非常に早い段階で顧客に周知させました。
長々と書いてしまいましたが、要するに、年内には〜、*月には〜と言っていた「Lisk core 1.0.0アップデート」が幾度と無く(再度)遅延され、ある種、LISKに裏切られたと感じたサポーターさんがいることは十分理解できますし、開発スピードが速いか遅いかはシロウトの私にはよくわからないのですが、もし、ある程度確実な見通しが立たないのであれば、余裕をもって期間を設定すればよかったのだと思います。自分で**までにアップデートと言っておいて、再度遅延(サイドチェーン)を何度も繰り返していては、そのような情報開示のやり方は稚拙と言われても否定できない面があると思います。
一方で、不正ブロック混入やコインチェック事件でLISK公式が誠実な対応を迅速に遂行したこともまた事実であり、ALIS同様、顔の見える技術陣営が日々開発状況をGitHubで公開し、継続的な努力を行っているであろうことは評価できるのではないか(なんの目線)と思います。今よりずっとスタッフが少なかった初期にマイクロソフト社とパートナーシップを結べたのも、LISKの中の人が優秀であったゆえだと思います。
というわけで私としては、VOTE報酬(月利約0.8%)を稼ぎつつの、LSKを年単位でホールドしようと考えています( •̀ᄇ• ́)ﻭ✧