「アドバンテージ」という概念が、クリプトスペルズに限らず、カードゲームの世界では登場します。
カード初心者の方はこの概念を理解しておくことが、強くなるコツです。
「アドバンテージ」とは多くのカードをコントロールしているプレイヤーが有利とす
る考え方のことです。
「アドバンテージ」にはいくつか種類があります。
ハンド・アドバンテージ
手札として持っているカードについてのアドバンテージのことです。
「手札をたくさん持っているプレイヤーが有利」とする考え方です。
手札がたくさんあるほど、できることの選択肢が増えるからです。
「大魔術師」というカードは「ターン開始時にカードを1枚引く」という効果を持っ
ています。
このカードを場に維持することができれば、2枚カードを引くことができ、ハンド・
アドバンテージを得ることができます。
「大魔術師」のカードがある時は、前衛を出したり、バフをかけるなどして倒されな
いように心掛けましょう。
また後攻ならマナクリスタルがあるのでそれを使ってフィールドに出すのもありで
す。
もし相手が出してきた時は、すぐに破壊することを心掛けます。
自分の使用するデッキが、相手のデッキ破壊を狙うタイプや、次に攻撃すればゲーム
に勝利するなどの場合は無視しても問題ないので、臨機応変に対応しましょう。
大魔術師」を場に出すと、真っ先に狙われてしまい、カードをドローすることができ
ない可能性があります。
その場合は、「パンダの釣り師」を入れてみるのがいいかもしれません。
「パンダの釣り師」は召喚時と死亡時にドローすることができるので、手札を増やすことができます。
ボード・アドバンテージ
場(フィールド)に出しているカードについてのアドバンテージのことです。
「フィールドにたくさんのカードを出しているプレイヤーが有利」とする考え方のことです。
場にカードが多い方が有利ですが、多ければ必ず有利というわけではありません。
例えば自分のフィールドに「スケルトン」が3体、相手のフィールドに「ホルスの門
番」がいると仮定します。
その場合、ボードアドバンテージは自分が3、相手が1と数えることができますが、ユ
ニットの強さは相手の方が上です。
またボードアドバンテージを持っているプレイヤーは、全体除去に注意が必要です。
フィールドにカードが多いということは、それだけ手札を消費しているということな
ので、全体除去を使われてしまい、手札がジリ貧でそのまま負けてしまうことも考え
られます。
なので、フィールドにカードを出せるけど、出さないというプレイングも考えられま
す。
カード・アドバンテージ
ハンド・アドバンテージとボード・アドバンテージを合わせてカード・アドバンテージと呼ばれています。
つまり、「手札とフィールドのカードを足しているプレイヤーが有利」という考え方
のことです。
ライフ・アドバンテージ
ライフのアドバンテージのこと。
お互いのライフポイントの数値の差による優劣のことを指します。
カードゲームでは、相手のライフを0にすれば勝利します。
そのため回復カードをデッキに入れるのは初心者のあるあるです(笑)
ライフを回復するカードは、カードゲームではあまり重視されません。
カードを消費してライフを回復しても、ユニットを破壊しない限り、ライフを失って
しまいます。
まとめ
アドバンテージについて解説しました。
カードゲームで強くなるためにはアドバンテージを意識しましょう。
ハンド・アドバンテージは手札がたくさん持っているプレイヤーが有利とする考え方
のことで、ボード・アドバンテージは場(フィールド)に出している数が多いプレイ
ヤーが有利とする考え方のこと。
ハンド・アドバンテージとボード・アドバンテージを合わせてカード・アドバンテー
ジと呼びます。
カード・アドバンテージが得られるプレイを心掛けましょう。