今年の僕のマイブームは「社長に会う」でした。
何を言っているかわからないかもしれないですが、本当にそうだったので仕方ないです。ブロックチェーン系企業の経営者の方は不思議なことに「会いたいです」というと会ってくれるので、今年は3名の方とお会いすることができました。
人なので誰が一位とかは、無しでいいですよね。では会ったのが速い順にご紹介を。
株式会社Gaudiyの社長です。
初めてお会いしたのが今年の3月。
その時の内容は記事にしたことがありますね。
https://alis.to/zap/articles/3Lqp1lEqM0y0
もう4~5回会っている気がします。
会ったときに聞かせてもらったGaudiyの構想に衝撃を受け、現在もGaudiyのサイトで活動中なわけですが、最初ただの動作が重い掲示板だったGaudiyも進化を遂げていて、参加する企業も大分増えてきました。一般的には今だマイナーな存在ですが肌間隔では大分一部では認知度が上がってきたのかなと思います。
しかし、Gaudiyの機能はいまだ当初石川さんに聞かされたプランには到底届いていない状態です。最初の構想が大きすぎるんですよね。それでも着実に破綻せずに進化が進んでいることはすごいことですし、この進化が進んでいる限りは見守っていく価値があるのかなと思います。
そんな石川さんの印象は最初に会った時とほとんど変わらず、
「優秀なコミュ障」
のままです。明確な自分だけのビジョンを持っていて、独善的にひたすら突き進んでいく。いわゆる「ヤバいやつ」ですね。大丈夫。ほめてます。
ちなみにGaudiyの他の社員の方と話しをさせていただく機会があったのですが、大体同じ認識でした。「そういう人なんで就職した」といっていました。
一度でいいから言われてみたいもんですよね。
いわゆる「みにこーへい」さんです。
Gaudiyとマイクリつながりでお会いすることができました。
トークンポケットの共同経営者の一人ですね。
「マイクリアプリ」や「クリスペアプリ」を作ってる会社。
トークンポケットは自称「Dapps関連企業の中で最も潰れずらい会社」だそうです。
社員がごく少数、かつ全員が副業であるため、そもそも大きな勝負を仕掛けないし、採算があっても合わなくても継続が可能。
今のうちに種をまき続け、「大当たり」が出るまで続けられたら勝ちというスタンス。タフなんですよね。
最初はマイクリパブリックビューイングの時に会う約束をさせてもらっておきながら、僕が途中離脱した結果、後日Gaudiyハウス(Gaudiy本社)でお会いすることができました。
前述の石川裕也さんと3人で会話することになったのですが、業界の話の応酬で僕だけついていけない状態に。さすがにブロックチェーン系の経営者2人です。
凄い勉強になりました。後で個人的に聞いたのですが、どうも講演会くらいの公の場でもネットに全然出回っていない情報はたくさん発信されているみたいです。なので、同じく講演会で登壇していたり講演会を聞いている人(主に投資家)は常識として知っているのに僕らは全然知らない情報ってたくさんあるんだとか。
だから、ネットの情報って充実しているようで実はかなり偏っているんですよね。
そういったことって、実は指摘されないと気づかない。いい機会でした。
中村 昂平さんの印象は
「コミュニケーションお化け」です。
パブリックビューイングを企画、運営ができてしてしまうことからもわかるように、行動力が高い人。
会話ではとりあえず相手に同調するタイプ。とりあえず相手を立ててくれるし、多分知らないであろう話題でも、引かずに話を聞いてくれる人。
自分の考えはすごくあるのに、多分考え方が全く異なる僕の話に大分同調してもらってしまったのかなという感じです。
クリプトスペルズを運営するCryptoGamesの社長です。
僕は合計2回CryptoGamesさんへお邪魔させていただいたのですが、1回目はニアミスで2回目にお会いすることができました。
クリスペは大分割り切ったゲームで、すごい少人数のチームであるにも関わらず、いろんなチャレンジを間髪入れずに投入しています。
不平等なカードプールでの公式大会も無事実施できましたし、オリジナルカードの作成権の付与や、選挙システム、今後はカードレンタルシステムなど、正直ゲーム本体の内容そっちのけでどんどん新機能を追加していっています。
普通はカードゲームを作ったら最初にやることはカードプールの拡充なんですけど、あえてそれをやらず(通常の1/5~1/10くらいの速度でしかカードが増えない)その経営資源を新しいシステムに投入するという、なかなか類を見ない経営っぷりを見せています。
そんな小澤さんの感想なんですが
「リア充爆発しろ」です。
高学歴、元大企業社員、既婚者、奥さんかわいい。で、カードゲームを作っている会社の社長。
前半はおいておいて、カードゲームは僕も作りたかったなぁと。
ゲーマーの夢という奴ですね。
小澤さんとはほとんどクリスペの話しかしなかったのですが、かなりいろいろなことに悩んでいる感じでした。
僕が提示した現状のクリスペの問題点について、すべて把握している上でどうやったら最も有効的に解決ができるのかを模索しているようでした。
ちなみに僕が提示した問題点は90%以上のユーザーを敵に回す内容なので言えません。でも実際に問題で、ストレートに発言すると確実に炎上する難しさがあります。
きっとゲーム会社は似たような問題で悩んでいるのでしょう。
小澤さんが言っていたのは、「自分に批判が集まるのはそういう役目なのでいいけども、エンジニアに批判が行ってしまうと会社の士気にかかわってしまう。だからできるだけ矢面に立たないといけないし、できれば炎上はしてほしくない」
でも攻めたことをやりたいし、今やっておかないと近い将来に大きな資本が進出してきたら握りつぶされてしまう。チャンスは今しかないんですよね。
この「時間制限」については3人の中小澤さんが一番肌に感じていると思います。
えと、この3人のうち誰かから抗議があった場合、速やかに削除させていただきます。