僕の白内障なんですけれども、手術も無事終わり、眼帯も取れ、「もう目薬だけ差しておけばいいよ」と言われたので、そろそろ最後にもうひと記事くらい書いておこうと思います。
前回まではこちら。
まず、万が一手術が失敗してしまったときに病院名を公開してると微妙だと思って伏せていたのですが、まあもう大丈夫だと思うので公開します。
手術を受けたのは「東京慈恵会医科大学附属 柏病院」です。
大学病院なんて、そうそう行くことがないので昔の「3時間待ちの5分診療」とか「白い巨塔」的なイメージが先行していて、いいイメージが全然なかったんですよ。
そうしたら、意外と好印象で。ちょっと僕が驚いた点を書いてみましょう。
・待ち時間が短い
まず予約時間がそもそも決まっているわけですね。でそんなに予約時間から後ろにずれこまないわけですよ。なので、ちゃんと予約時間を意識して向かえばそんなに待つことはない。むしろ早く終わる時もあります。
なお、診察の前に検査があったりもするので、その場合は診察より20分くらい前には到着しておくのがお勧めです。検査は技師の人が行うので、医師の空きと関係なしに受けられますからね。検査する技師の人もたくさんいるので結構早めに順番が回ってきます。
・スマホが使える
いつの間にかそっと使えるようになっていたスマホ。というか病院関係者がスマホ使いますという宣言文みたいなものも貼ってありました。
今回の慈恵大柏病院のルールは、「診察室と手術室以外は使用可」でした。つまり基本的に常にスマホ可。「通話は外でお願いします」ということなんですが、待ち時間にスマホいじっていいのならさほど苦にならないなという印象。そもそもそんなに待たなかったりしますけども。
・会計を自動精算機で行う
最後のお会計が自動レジなんですよ。スーパーみたいですよね。
医師の診断書みたいなファイルを会計に渡すと、番号を渡されて、会計の準備ができるとロビーで番号が表示されるので、そうしたら自動レジに行って会計をする流れ。順番待ちじゃないので、一回コンビニに行ってもOK。電話しに外に行ってもOK。患者番号はばっちり記録してるので、「会計しないで帰る」猛者はさすがにいないだろうという前提のシステム。うまく回っているイメージでした。
個人的にはレジの外見がゲーセンにあるスロットマシンそっくりで、なんかうれしかったです。
あ、ちなみに大学病院って紹介状をもらって行かないと、医療費に追加で「5000円」上乗せされるらしいです。なので、町医者→大学病院のルートを推奨してるんですね。確かにそうしないと、「最初から全部大学病院に行けばいいじゃない理論」が正解になってしまう気がするので、仕方ない気がします。
僕の白内障の術後の経過です。
手術当日:手術実施→眼帯付ける→夜中、汗で眼帯が外れて慌てる。
手術翌日:翌日検診。眼帯外す→昨日眼帯が外れたことを医師に話すも、「まぁしょうがないよ」ですむ。機能の不安は何だったのか。
ただし、この日より生活にいろいろな制限がかかる。
①一日5回、3時間ごとに3種類の目薬をつけなければいけない。
複数の目薬を一気に使うと流れてしまうので、5分の間隔を開けないといけない。
つまり、
目薬Aを注す→5分→目薬Bを注す→5分→目薬Cを注す→3時間→目薬Aを注す→5分…
のループ。意外と面倒くさい。
②目に水をつけてはいけない。
頭が洗えない、顔が洗えない、庭いじりなど、土に顔を近づけてはいけない(目にゴミが入った時に水で洗えない)
ただし、美容室のやり方で頭を洗うのはOK。
風呂も方から下まで入るのはOK。
なのでいろいろ慎重にやってました。これは結構くる。
③目に余計な圧力をかけてはいけない。
うつ伏せになってはいけない。過度な運動をしてはいけない。
寝るときに気を遣うんですよね。
という①②③のおかげで結構神経質になってしまい、かなり精神的に不安定に。
手術4日後:2回目の検診。目薬が1日3回でよくなる。順調らしい。ほかはそのまま。
手術8日後:3回目の検診。「目薬だけ差しておけばもうここに来なくていいよ」といわれる。
頭洗ってOK。運動もOK。ボール当たったりするスポーツとか、格闘技とかはNG。
目薬がなくなったころに、最初に白内障の診察をしてもらった町医者に通うことに。
町医者あての「報告書」を渡される。
そして今に至ると。
目薬の減り具合からいって、診察は10月ごろになりそうです。
もう書くこともないと思うので、白内障関連はこれで終わりかな。
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面白そうな企画があったので参加しておこうと思います。