今回のお話は、以下の東洋経済オンライン様の拝読をして思ったことです。
サブタイトルは「これからの時代に必要なのは質問をする力だ」でした。
「ああ、確かに質問をする力ってバカにならないなー」
と思いつつ読み進んでいくと……んー……て感じ……。
一言で言えば、難しすぎるかなと。
以下、該当部分を引用させて頂きます。
では、質問にはどのようなメリットがあるのか。
・うまく質問できれば、いい答えが返ってくる。質問がうまい人ほど精度の高い情報を得ることができる。
・質問によって相手のニーズがわかる。交渉や説得の場面では、質問によって相手の考えや思いがつかめるからこそ一歩踏み込んだコミュニケーションができ、距離感を詰め、労せず人を動かすこともできる。
・質問で会話の先手を打てる。こちらが話したい内容へとさりげなく誘導しながら会話のテーマを設定できる。
・雑談も怖くなくなる。ふとした沈黙も楽しめるようになる。
・質問をする人は間違いなく頭がよく見え、しかも、相手からの好意まで得られる。
引用は以上です。
いや、多すぎるっしょー、二つで良いっしょー。
大きく分けて二つ、「自分にとって良い」のか、「相手にとって良い」のか。
自分にとって良いのが「相手から得られる情報」であり、相手にとって良いのが「その質問をされたことで幸せになれる(嬉しい)」です。
上記の割合の違いで「質問がうまい人ほど精度の高い情報を得られる」のか、あるいは「交渉や説得の場面では、質問によって相手の考えや思いがつかめるからこそ一歩踏み込んだコミュニケーションができ、距離感を詰め、労せず人を動かすこともできる」ということになるわけで。
「相手にとって良い」が100%の質問だと「相手からの好意まで得られる」と。
この記事で仰りたかったのは以下(引用致します)。
コミュニケーションに悩む人たちにとって、救世主となりうる「あるもの」。それが「質問」だ。
得られる情報の精度をより高めるためのコツのひとつは、「3WHAT」の順序で質問を重ねていくことだ。
次に、「3W1H」を使って相手の説明の欠けたピースを補うための問いの立て方をご紹介する。
ちなみに「3WHAT」とは、以下。
「定義」=それは何か
「現象」=何が起こっているのか
「結果」=何がその結果起こるのか
後の「3W1H」は
・「WHY・理由(なぜ?)」
・「WHERE・地理(どこで?)」
・「WHEN・歴史(いつから?)」
・「HOW・対策(どうすればいい?)」
だそうです。
すんません、ここからケンカ売らせて頂きます。
私のヤツの方が汎用性高いっすよ?
質問する時以外にも使えますんで。
詳細はこちら(youtubeの動画)です。
って、一見、こっちの方がややこしいですけども。
何に対しても使えますから、「○○する時はこれ、××の時は……」など、いちいちその情報を引っ張りださなくても済みます。
とはいえ、最終的にはその人に合った方法が一番良い、と思います。
人それぞれで、自分に合った使いやすいものを見つけて頂けたらと。
それはさておき、話を戻しましてですね。
まーそのー、身も蓋もないことを言ってしまえば、そもそも「質問をするかどうか」の話から始まるじゃないですかと。
最近、堀江貴文氏の動画で「投資初心者なんですが、投資をどうやったら良いですか?」みたいな質問をした人が「はした金でやっても意味がないからやるな!」と言われていたのを観ましたけども。
これ、十年以上前からこんなやり取りありましたよね。
だからその質問を堀江氏にしてもムダだって、そうなるって。
そもそも堀江氏は、銀行や証券などの金融業界の人ではありません。
だから変な商品を勧められることもありませんが、逆に言えば「金融業界を盛り上げよう」という意志もありません。
そして超有名な方なので、もうどういう人だか皆さんご存じですよね。
多分、そんな返しだろうなー、ということは十分予想がつくはずです。
というわけで、私が言いたかったのはですね。
上記の記事を読んで、気の利いた質問をしようとして、逆に相手を不快にさせてしまう人がいるのではないかと。
そんな余計なお世話なお話でしたー。