タイトルで名前を伏せてみたのですが、意味ないですけど(気持ちだけ)。
ビジネスジャーナルさんの記事『ガーシーが三木谷社長の暴露予告、楽天の経営に影響出始めか「楽天モバイル解約」』でも、書かれるようになりましたが。
いや、もう、あり得ないでしょう。
私はこう見えても(見えていないが)女性の端くれです。
これがもし本当のことなら嫌悪感しかありませんし、私と夫はいわゆる楽天経済圏でポイント投資やっとるですが、私の分は止めようと思っています(が、めんどくさいんだよねー、そんなこと言うてる場合ちゃうけどなー)。
そんな感情的なことはさておいたとしても、M社長はIT系企業の経営者としてのセンスがないのではないかと。
……って、そう言うお前は誰やねん状態ですが。
ここまでの表現を使うのには理由があります。
何故、IT系企業の経営者としてのセンスがないのか?
それは「IT業界の根本的なことをわかっておられない」からです。
今回までに三つ、それが露呈しています。
1番は、そもそも携帯電話事業参入の時に「遅い」と言われていましたけども。
経済圏を形成するために核となるのは携帯電話、というよりも情報端末としてのスマホですが、M氏はそのことに気付くのがかなり遅くなってしまいました。
この「遅い」というのはIT系の経営者としては致命的なことであり、企業のみならず日本全体がその状態ですから、今の日本は米国や中国に水をあけられてえらいことになっていますよね。
かつて「IT業界はドッグイヤー」と言われ、それがその後エスカレートして「マウスイヤー」という用語もできました。
(人の寿命に比べて犬は約7倍、ネズミは約18倍であり、そのぐらいテクノロジーが進歩するのが速いということを表しているもの)
2番と3番は「IoT」の話で、インターネットは従来の「人と人」から「人と物」、そこから「物と物」を繋ぐものとなっていきます。
このことで「天網恢恢疎にして漏らさず」の天網に人口の網が加わって、本当に漏れのない細かい網が形成されていくわけです。
(私はそれを表のブログ記事『これからは成功しそれを維持できる人は清く正しく美しい人だけ、という世の中になっていくと思います』で書いていましたが、その日付は2017/07/10でした)
この具体的な例を一つ挙げると、芸能人の不倫報道が挙げられます。
何でそういう報道が昔よりも増えたのかと言うと、スマホ以前にカメラ付き携帯が普及したからなんですね。
つまりここまでの話は、一般人がカメラ付き携帯を持つことで「芸能人の不倫がバレてそれが報道されることが増えた」という話ですけれども。
さらにそれが「SNS等でも炎上し、より叩かれるようになった」ということもあり、これが諺の「悪事千里を走る」が強化され「万里」となったことに相当します。
これはインターネットで言えば従来の「人と人」を繋ぐ段階です。
芸能人の皆さんは、今回のM氏のような大企業の経営者よりも遥かに弱い立場にありますから、この影響を受けるのがより早かった、とも言えます。
ということは、裏を返せば「IoTによってこれらが強化されると、いずれは他人事ではなくなる」ことぐらいは容易に予想できる、はずです。
それも一般的な企業ではなく、IT系の大企業の経営者ですよ???
予想ができていたならば、その時点からあのような行動を慎むべきでしょうし、またもしそうしていたなら今回のようなことは起こっていません。
故に「M社長はIT系企業の経営者としてのセンスがない」と、言えるのではないかと私は思いました。