ちょっと間が空いてしまいまして、そのわずかな間でも既に戸惑っているという、老いた現実を突きつけられて、痛い(>_<)痛いなーと思いつつ。
いや、この年で絵文字を使うという、年齢的にも絵文字を使うというところそのものも、十重二十重に(>_<)じゃないかと(←しかも凝りてない)。
先日『小さなことからコツコツと……って、小さすぎるやん』という記事で触れました、Taka様の『この際だから保有ALIS公開します 【電子ゴミを集める理由】』という記事を購入し、拝読致しました。
(Taka様、非常に勉強になりました。ありがとうございました)
記事を拝読し思ったのは、やはり具体的な数字があると説得力というものがあるなと。
それも個人的なお金の話になりますので、有料という形にしたとしても非常に勇気のいることだったかと思います。
しかも、こんなにお求めやすい価格ですよ?!
本当にありがたいと思いました。
で、金額は関係ないところで「有料記事にする」利点にも気が付きました。
というかこのことは、実際に購入しないと気付かないという人は少ないと思いますけども。
普通は購入しなくても気付くことであり、つまりは「気付かなかった私があほやねん」て話ですね。
話を戻しまして、有料記事にするのは何の利点があるのかと言いますと。
「その記事の読者さんを、ALIS内の読者さんだけに限ることができる」ということです。
……当たり前やーん、ですよね。
しかしこれは、結構大きなことではないかと思います。
ちょっと大げさな言い方をすると「囲い込みができている」て、話なんですよね。
囲い込みって結構、大事なことなんですよこれが。
例えば大きな話で言いますと、イオンさんとか楽天さんとか。
核になるのはどちらも小売業ですが、銀行や携帯など他のことも幅広く扱ってその中で生活を完結させる方向に持っていって、お客さんを囲い込もうとしているわけです。
これがソフトバンクさんの場合になると、核は携帯だったりしますよね。
このような場合どうなるのかと言いますと、例えば「こちらで損してこちらで得取れ」という戦略を採ることができます。
例えば楽天銀行で「大手都市銀行が絶対にできないところまで、普通預金の金利を引き上げる」とか。
そこの銀行で儲からなくても、それで「楽天市場の買い物が増えてそっちで儲かったらばんざーい」ですから。
あるいはそこから楽天証券に行くなど、他のサービスの場合もありますし。
と、これは日用品(生活に必要なもの)の囲い込みです。
「あらゆる生活に必要なものを扱って、囲い込む」ということですね。
しかし、嗜好品(必要ではないがあると嬉しいもの)の場合はちょっと違います。
嗜好品の場合で例に挙げるとすれば、例えば娯楽。
キンコン西野氏のオンラインサロンでは、キンコン西野氏がらみの仕事をする別会社を設立し、求人をオンラインサロン内に限っているそうです。
これは何故かと言いますと、西野氏が言うには「西野氏の仕事の速さを含めて要求する水準がどの程度か、どういう意図で仕事をしているのかなどを十分わかった人でないと、一緒に仕事はできないだろう」ということらしいです。
つまり嗜好品は「必要ではないがあると嬉しいもの」であり、その品を「嬉しいと感じる人に限られる」というところから始まっていますので、この「嬉しいと感じる価値観」が同じである必要があるわけです。
で、上記の場合「西野氏の作品を良いと感じた上に、仕事に対する価値観も同じくする人」を囲い込む、という話になるのではないかと。
というわけで、有料記事では「その記事に興味のある上に、ALIS内の読者さん」に限って、囲い込むことができるというお話でした。