title:1兆ドルコーチ
おすすめ度
★★★★★
難易度
★★☆☆☆
読んでほしい人
サポートをするのが上手い人、サポートする役割になった人
この本を一言で表すと...
リーダーを孤独から救う人がいれば、組織のパフォーマンスが上がる
内容・特徴
経営学においてのリーダーシップ論は、優秀なリーダーシップとは何か、という答えを1つに絞ろうと奮闘してきました。さまざまなリーダーシップの理論が出てきても、どれも納得のいく論理で構成されています。しかしこの時はこの理論が有効で、違う時には違った理論と混乱状態となっています。
そんなリーダーシップの理論に当てはめることなく、スティーブ・ジョブズやエリック・シュミットなど数々の経営者の相談相手、いや良き友人として多大な貢献を残したのが、この本の主人公、ビル・キャンベルです。
ビル・キャンベルは元アメフトのコーチでしたが、シリコンバレーでもその指導力をいかんなく発揮しました。アメフトとビジネスというまったく違うフィールドでも、大きな結果を残すことができたのにはある1つの生き方の軸が彼にあったからです。
それは、他者のために全力を尽くすことです。そしてこの人柄が多くの人に影響を与えたのです。
アウトプットするためのヒント
この本はサポートが上手い人と相性抜群です。いいように使われているといわれている人は、ぜひ読んで自分の尽くし方、尽くす人を変えてみるといいと思います。そうすればいつの間にか周りに自分の能力を最大限生かし、使ってくれる人たちであふれ、その行動が身を結ぶことになるでしょう。