闇市場でBTCのユーザーを増やした「シルクロード」創設者ロス・ウルブリヒト

ビットコインの知名度が低かった時期に

ビットコインユーザーを増やすことになった

あるサイトを開設した人物がロス・ウルブリヒトです。

彼は、「人間に対する抑圧と暴力行使を撤廃する方策として僕は経済理論を活用したい。奴隷制が至るところで廃止されたように、暴力、抑圧、人が人に対して行使するあらゆる形式の力も終わりを迎えることはできる。最も広範かつ組織的な暴力の行使、それは組織・政府が取り仕切っている。だから今はそのことに注力している … その目的に向け僕は今、組織的な力の行使のない世界に生きることがどんなものか直に体験できる経済シミュレーションの開発に取り組んでいるところだ。」

という主張をネットに投稿をしており

自分の考えを現実のものにするために

2011年2月に「シルクロード」を開設したようです。

「シルクロード」は通常のインターネットからはアクセスできず

Torというソフトウエアのみを通じて利用できます。

「シルクロード」は、ビットコインを使ってマリファナ、LSD、ヘロイン、コカインなどのドラッグを中心に、偽造免許証や偽造パスポート、偽造車両保険などをネット販売する闇サイトで、たった2，3年の歴史で10億ドルという巨大な市場になり、手数料収入は1万ドルを超える日もあったといわています。

しかし、開設から何年もFBIの捜査から逃れ続けていたロスもついに

暗号化せずに残していた取引記録が逮捕の糸口になり

2013年に逮捕されて

麻薬の違法販売、資金洗浄、コンピュータハッキング、殺人周旋罪などの容疑で

終身刑になりました。

海外では連日取り上げられるほど

ロス・ウルブリヒトやシルクロードやビットコインに注目が集まったようです。

「シルクロード」が良いサイトだとは言えませんが

ビットコインを使うユーザーを増やし結果的に

ビットコインの知名度を上げることになりました。

シルクロードの閉鎖から数年がたった今でも

第二、第三のシルクロードが生まれているそうです。

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