今回はオブジェクトの配列についてやっていきます。
オブジェクトの配列
オブジェクトをまとめて扱うときは、ArrayList(Javaパッケージ)のような便利なデータ構造を利用しますが、それでも配列の存在価値がないわけではない。
まずは、Diceオブジェクトの配列についてみていきます。
Diceオブジェクトの配列
作り方、使い方は一般の配列と同じです。
っといっても実際やってみないと分かりにくいと思いますねwww
一応方法としては以下の3つ
1.初期化リストで作成
Dice[] dices = {new Dice(),new Dice(),new Dice()};
2.無名配列で作成
Dice[] dices
dices = new Dice[] {new Dice(),new Dice(),new Dice()};
3.配列を作った後で、配列要素にオブジェクト代入
DIce[]dices=new Dice[3];
では試しにDiceオブジェクトの配列を
Diceオブジェクトの配列
package exercise;
public class Sample_sample3 {
public static void main(String[] args) {
Dice[] dices = {new Dice(),new Dice(),new Dice()};
for(Dice dice : dices){
System.out.print(dice.getVal()+"/"+ dice.getColor()+"\t");// ここにコードを挿入
}
}
}
プログラムはこのようになります。
起動してみると・・・・
この様に表示されます。
今回最後に捕捉を・・・
Diceオブジェクトの配列をArrays.toStringで出力する
基本データ型の配列なら、配列要素はIntやdoubleの値。
よってArrays.toStringが適切 な値で出力が可能です。
しかし、中身がそれぞれ違うオブジェクトではそれができない(´;ω;`)
そこで、Arrays.toStringでは各オブジェクトのtoStringメソッドを呼び出してその戻り値を表示に使います。
配列要素ごとにtoStringメソッドを呼び出して表示すべき文字列を取得し、それをそのまま出力します。
なので、DIceクラスでtoStringメソッドを作成すればArrays.toStringでの出力が可能です。
public String toString(){
return val + "/"+color;
}
とりあえず chaputer15 終了( ^ω^)・・・
ここまでご覧いただきありがとうございました。
BYマんタ
参考書は__________________________________
川場 隆 Kawaba Takashi
秀和システム