こんにちは。初めての投稿です。
地方公務員生活もはや33年。職場での出来事や日々感じたことを綴っていきたいと思います。
地方公務員とは、わかりやすくいうと市町村職員ということで、皆さんの生活で一番身近な公務員といえます。
この時期の一番の仕事は、何といっても来年度予算の確保に向けて、財政部局との折衝です。
担当部局として市民サービス向上に向けた予算案の獲得に全身全霊で取り組みます。しかし、相手は、1円でも削るのが仕事。限られた予算の執行権を握っていて、全体の事業に照らし優先順位がつくことから、部局としての重要度は二の次ということも多々あり、中途半端な気持ちで勝ち取ることはできない世界。
時には辛辣な言葉や暴言まで飛び交う場面も。憎しみ合いも。
担当部局はあの手この手で財政担当者を口説き落とすため、連日深夜までの資料作成、関係団体の声の拾い上げや、パイプを使った理事者(市長や副市長)などへの根回しも。
予算獲得にはかなりのエネルギーが必要なんです。
そして、今年の予算折衝状況は、100パーセント獲得できそうな状況となってきています。私の実力か?(自画自賛)
そして、忘れてはならない大切なポイントは、なんていっても財政部長は私と同期。
日ごろから根回しができることが最大のアドバンテージ。
人脈は、公務員の世界でも最強です。