鳥との蜜月
あなたも少しは目がさめるポケットの手を そのままにミント かがせて 顔 しかめかくしていたこと 話すなら
わたしは木の下 銀の枝真珠の葉っぱを 編んだ 影あなたは海岸 船を待つ電柱 置いて 雲に いす
網をはっても 目に見えずそんな虫などいないからたなびくシーツは つめたく 白い
痛くもないのに つかまって青の絵の具のチューブから逃げた魚は また 眠いふり