幾千光年の憂鬱が/降りそそぐ
THE BACK HORN
「幾千光年の孤独」(2001) 谷川俊太郎「二十億光年の孤独」、マルケス「百年の孤独」、「鳥獣戯画」、「絵画に閉じ込めた向日葵」(ゴッホ)、「太陽のたてがみ」(ユング)などさまざまな次元で間テクスト的な読みを要求している。「顔のないキリスト」「十字架」といった神学的世界観、宇宙の広がりを暗示しながら、いかなる関係も世界、他者とむすぶことのできない主観的な「孤独」の投影であることは明らか。