2020あけましておめでとうございます。AMEFACTORYです。
年末休みを利用して、鳥取県の三佛寺を訪れました。
こちらには日本一危険な国宝として知られる投入堂があります。
積雪が多い地域で、通常はこの時期だと1メートルの雪積があるそうですが、
今年は全く積もっておらず、山に登れるのは奇跡だそうです。暖冬でよかった。
( 〒682-0132 鳥取県東伯郡三朝町三徳1010 )
まずは軽い洗礼
靴底の凹凸が少ない場合、登らせてもらえない事は知っていたのですが、甘く見てい
ました。結果はNG 下の写真が見本の靴底!
諦めかけたその時、ワラジなら登れることを教えてもらう。しかも売店で売っている
とのこと。時期が時期だし、雨上がりだったので危険で、お勧めしないと脅されまし
たが、登ることを決心しました。
御朱印帳を預け、ワラジを購入していざ入山。
険しい道中
思ったより傾斜があり、途中は根っこや鎖をつたって上がります。
道中の建物も全て重要文化財、どうやってこんな場所に建てたのか。
ワラジが水を吸って、冷たいし気持ちが悪いのですが、ここはもともと修業の場
文句ばかり言っていられません。
国宝投入堂へ到着
険しい道を上る事40分。
なげいれどうと呼ぶそうです。1000年以上前の建物で、古さもさることながら
懸造り(がけづくり)という急な崖や、山の斜面にへばりつくように建てられた建物
としても大変貴重だそうです。
今回は、運よく12月の最後に拝むことができました。
翌日から雪の予報でしたので2019年最後の訪問者になったかもしれません。
この日は貸し切り状態でしたが、夏は数百人が登るそうです。
頻繁に滑落事故も起こる場所なので、体力に自信がない方は下に遙拝所があります。
そこに望遠鏡が設置されていますので利用しましょう。
御朱印
こちらの御朱印。厄除けのお札も一緒にいただきました。