インターネットが普及してどのぐらいになるだろうか
インターネット機能が携帯電話に搭載されて、インターネット環境がポータブルになって以来、どのぐらいになるだろうか
私のインターネットデビューは90年代後半の英国、まだダイヤルアップの時代でした。
当時通っていた英国の大学で、MacとPCの違いもわからないまま、アート学生だったので何か知らない内に、Macがデフォルトになっていて、ジャーン!っていう音と共にスイッチをつけ、
カタカタとなる起動音と、ヘーベルハウスの「ハ~イ」っていうキャラに似ている顔とか砂時計の絵とか、記憶にあるんですけど…
そして大学のMacはデフォルトでInternet Explorerが立ち上がってYahoo!のホームページが出てきたんですけど
まだ10代だった私は、ヤフーって読めなかった、どっかのお笑いのネタじゃないですが、ヤホーって何?って思いながらいつもその画面を眺めていました。
何か検索窓に打ち込むと、どっかに飛ぶっていう事を覚え…とにかく何も習うとか知る前に、いきなりマシンを触り始めたくちです。私の生き方は全般的にそういう感じなんですが、家電製品とかも。
日本語のタイプセットはインストールされていないから、ローマ字で日本語らしきものを打って、なんか日本のページに飛んでみると、ことごとく
□□□□□ □□□□□□□□□□□□□□□ の文字列が表示されるだけで、画像は見えるのですが、何も読めませんでした。
メールソフトも、まだ青い背景のまるでコマンドプロンプトみたいな画面で、インベーダーゲームの初期?みたいな。
日本の友人にとりあえず、大学から渡された自分専用のE-mailアドレスを教え、ローマ字でメールを送ってもらっていました。
でも、なんか日本語で打つ時のスペースか改行が何かしら、baa!! と文字化け変換されて、私の名前が Mariだとすると
Marichanbaa!! Genkidesuka?baa!! みたいな感じでいちいち語尾とか文末につくので、マリチャンバアア、ゲンキデスカバアア、、、ってなんか変な星人からの手紙をを頭の中で読み上げるみたいな感じでいつも読んでいました。
その頃の私にとっては、日本語で読んだり打てたりすることへの憧れがあって、Londonに引っ越した時に、当時1年ぐらい日本から来て一緒に住んでいた妹が、語学学校の日本人友達から仕入れてきた情報で、日本語のタイプセットをダウンロードできる方法を覚えてきました。
easyeverything っていって、格安航空会社の先駆けのeasyjetが経営していた巨大インターネットカフェチェーンがあって、そこに夜な夜な通っては、その日本語をゲットする方法で、日本のエキサイトフレンド、っていうサイトに登録したりして、
とにかく私は当時日本語に飢えていたので、すごく日本のサイトを見ていました。
「南極星」っていう謎のサイトにアクセスすると、日本語のタイプセットをDLできて、日本語をディスプレイできるようになり、日本語で打つ事もできるようになりました。
その内、ネットカフェに通うのが面倒臭くなってきたのか、思い切って自宅用に初めてのコンピュータを買う事になりました。Macしか知らなかったので、必然的にMacを買いました。PCの違い、本当に知りませんでした。
Londonの中心部にあったアップルストアで一番グレードの低いiMacを買ってピーヒョロロロのダイヤルアップ音に謎を感じながら、何も比較するものがないので、おかしいとも思わず、そういうもんなんだと受け止めて、とりあえず使っていました。
そして海外から今はなきYahoo!JAPANのチャットルームにアクセスして、20代前半のくせに60代部屋とか50代部屋に入り浸っていました。
なんかAOLはすごいイメージを持っていました。
チャットルームでは、Macユーザが居なくて、右クリックが無い意味がわからない、とかいつも散々言われていました。
当時は、Macはグラフィック系の仕事に従事する人か、オシャレな金持ちしか持っていないというイメージだったようです。
私の場合、どっちでもなくて、たまたま大学でMacの環境に居たというだけの理由ですが。
そう思うと、iPhoneが普及した今は、AppleやMacに対する人々の概念ってだいぶ変わりましたよね。
なんもオチの無い文章ですが…遅かったなぁ~、ぴーひょろろろ言い過ぎだったなぁ…今からちょっと電話(固定)使うから、ネット切って、とかそんな事言われる時代だったなぁ。
本当に何も知らない高校生に毛が生えたぐらいの、18,19歳の子どもだったから、Yahoo!のチャットルームでも、なんか遭遇する荒らしとか、なんで韓国の悪口を言う人がこんなに多いのか、とか解らないことだらけで
日本の大人社会もろくに知らん状態だったから、いろいろ…なんか不思議でしたね。刺激的、笑。今思えば。
私は、当時からインターネットは世界大図書館、って命名していました。もうすべての情報にアクセスできる、すごい!というのは確実に思った記憶はあります。
独特でした。色々学びました、そして今でもまだ進行形で新たな事、いろいろ学んでいるつもりです。勉強!って感じじゃないけど、とりあえず体験してみて感じ取って知るみたいな。
このAlisに登録したのも学びの一環です。当時の私ぐらいの人達が、ブロックチェーンとか理解してすごくアカデミックに知的にいろいろなプロジェクトをこなしている、みたいな印象で、そういうのを垣間見てみたくて、、、
なんかとりあえず~よろしくお願いします☆