「ALISトークンはほとんど死んでいる?」
なんか過激な質問ですが、これはALIS公式Discordで実際にあったものです。
このような発言はいろんなところで見かけるのですが、今回はALIS水澤さんがわざわざ回答されており、あわせて今後のALISの方向性が垣間見えましたので、興味深かったです。
でも、これはDiscordの英語チャンネル(#community)での質疑応答で、英語なこともあり日本コミュニティではあまり話題なっていないようですので、ここで取り上げてみます。
質問:あなたのコイン(ALISトークン)は、ほとんど死んでいる。死を防ぐためにあなた(ALISチーム)はどうするのか?
水澤さんの回答:長い文章で翻訳が手間なのでw原文を読んでね!わかりやすい英語ですし。
でも、読むのが面倒な方のために、とりあえずポイントを。
・我々(ALISチーム)はトークンが死んだとは思っていない。
・ALISトークンが大きな取引所に上場してほしいと皆が望んでいることは、知っている。
・日本の規制は厳しく、我々はルールに従って日本の取引所に上場するよう準備している。
・ALISはβ版リリースにて日本のICOプロジェクトとしてオンリーワンの地位を作った。このメリットは大きい、魅力的なウェブサービスを持った会社からの提携の話が増えるだろう。
・プロダクト開発やマーケティング活動と同様に、日本の取引所上場や提携などの活動もスピードアップさせる。
ということです。
この内容と、先日のAMA(質問会)などの内容を合わせると、今後のALISの方向性が見えてくるように思います。その方向性は、
1. 日本の仮想通貨取引所上場に引き続きコミット
ALISは日本でサービスを開始していますので、ALISトークンと日本円の交換のハードルが低いことがALIS普及の条件かと思います。
ALISチームも当然それを考えておられたでしょうが、行政当局の規制強化でもくろみ通りではなくなったようです。しかし、やはり粘り強く上場に向けてコミットされているようです。
2. 他の企業との連携も重視している
他のウェブサービス連携することで、ALISを拡大しようとのお考えかと思っています。
今までのALISチームの発言を見ていると、今後は仮想通貨以外にもカテゴリを広げるだけではなく、ALISの外にもALISの仕組みを導入してもらうことを検討されているように思っています。
こうなると、ALIS自身もALISコミュニティも大きく変わってゆきますね。
ALISはまだまだこれからという意見をコミュニティでよく見かけますし、自分もそのとおりと思っています。でも、なかなか具体的な未来が見えてこなかったようにも感じます。
しかし、先日のAMAやこのようなQ&Aを見ていると、具体的な形が少しずつ明らかになってきているようです。特に今回は水澤さんが英語で答えておられ、その意義は大きいと思います。
ALISメディアは今は日本向けで日本語での展開ですから、日本語話者でない方はALISに参加できないばかりか、状況もよくわからないはずです。その方々向けに開発運営さんが発信してゆくことはとても大切かと感じます。今後、英語でのAMAも開催するおつもりのようですし。
今後、ALISトークンが日本の取引所に上場され、他のウェブメディア等の企業とも提携し、ALIS自身がお金を稼ぐ仕組みを作ってトークンのインフレによる売り圧力を抑えられれば、ALISは今とは大きく変わってゆくように思います。発展に期待しています。
それではまた、Decentralized!
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