本日、2020年4月23日でソーシャルメディア・投稿サイトとしてのALISがオープンして2年になりました。おめでとうございます。
僕もリリース初日から記事を掲載して、人気記事にもあげていただいています。
これがリリース初日、2018年4月23日の人気記事。
デザインが今とはずいぶん違いますね。
上と左から、Ricky(田中陸也)さん、ポインさん、キヨスイさん、自分です。
僕以外は界隈でのそうそうたる有名人、インフルエンサーです。
ALISクローズドβ版公開記念イベントも今となっては懐かしい。
あれから2年が経って、ALISもずいぶん様変わりしました。
でも見方によっては変わっていない部分が多いとも思います。
そこで、2年経った最近のALISの状況と今後について思うことを、2020年4月21日に行われたALIS AMA(なんでも質問会)でのALISファウンダーの発言を参考にしながら書きました。
多くの方が指摘するように、ALISのソーシャルメディア・ブログプラットフォームやトークンエコノミーとしての現状はなかなか厳しいと僕も思います。
しかし、その厳しい中でも自分は楽観的です。
なぜならALISはいろんな面で継続して動いており、継続は力なりと思うからです。
具体的には…。
SNSなどの投稿サイトの末期になると、運営さんが開発運営をやめてサーバーだけを動かしているという「abandoned(見捨てられた)」なウェブサービスというのがたくさんあります。
しかし、ALISの運営はJimmyさんを前面に出して企画などをされており、先日のALIS AMA(なんでも質問会)によるとALISの過疎化についても分析されていて、開発もリソースは割けないものの暗号資産カストディ規制への対応なども行われています。
abandonedではないです。
ALISのAMAでも、ALISファウンダーは決してALISを見放しているわけではなく、そのうちには受託開発だけでなくALISの開発に再度力を入れたいと繰り返し言われていました。
詳しくはAMAの動画を見ていただければと思いますが、それは口先だけでもない感じがします。
また、会社としてのALISは、受託開発による収入によって今後も続いてゆくことが予想されます。
これは多くのICOプロジェクトのように、ICOで集めたお金を使い切った時点で終了するのではという懸念を和らげてくれます。
AMAによると、受託開発は順調とのこと。
まあ、受託開発にリソースを取られるのでALISプラットフォームの開発は進展が少なくになっているのですが、この受託開発が軌道に乗ればALISの開発に力を入れる、ただ年内は難しいだろうということをAMAで言われていました。
とにかく「生き残ることが第一」とAMAでは強調されていましたし、話からすると少なくともすぐにALISのプラットフォームやALISの会社が無くなりそうな感じではなかったです。
結構というのはいい加減な表現ですが、少なくとも一日で1件も投稿がないという時が止まったような事態ではありません。それに対して、コメントやいいね、投げ銭もされています。
つまり、投稿プラットフォームとして日々動いています。
これは、かつてよりは少ないながら、ユーザーが根付いているということかと思います。
AMAでは、現状では積極的にユーザー数を増やすつもりはないと言われていました。
それよりも継続率を重視して、特に読み手を重視し、ALISに新規に読みに来た人にもとっつきやすい記事を増やしたいとのことです。
目立ちませんが、ALISトークンを売らずにホールドしていることも継続であり、ALISに貢献していると思っています。
最近は時々トークンの買い支えと見られる買いもYobit取引所であったりして、トークンの動きも少ないながらあります。
AMAではトークンについても言及があり、トークン価値を上げてゆくことをしてALISを信じてくれている人にきっちりと返してゆきたいとのことでした。
そのためにトークンを使いみちを増やすことや国内暗号資産取引所上場にコミットしてゆくとのこと。
これも口先だけという批判はあるかも知れませんが、少なくともALISにお金を入れてくれた人のことを無視はしていないように感じました。
Avacusや和らしべ、暗号資産古物商など、ALISトークンをALIS外で活用しようというプロジェクトが作られてきています。
ALISトークン経済圏を広げようとする方々の努力で、少しずつ前に進んでいると思います。
AMAでは、ALIS運営サイドでもトークンの使いみちを増やしたいとのことでした。
なにか、具体的に水面下で動かれているようにも感じました。
このように好調とは言えないまでもALISは動いて続いていて、もうすぐ終了という感じでもないと思います。
この続く、継続ということがとても大切だと思うのです。
この厳しい状況の中で継続しようとしているALISに対して悪口を吐き捨てるのは簡単だし、続けているユーザーやトークンホルダーをバカだ養分だと見下すのも簡単ですが、提言にもならない悪口は悪影響しかない。
「継続は力なり」という格言はその通りではないかな、と思っています。
これをAMAでのALISファウンダーに言わせると「生き残ること」になるかと思います。
やや抽象的に考えると、これだけいろいろな人のエネルギーが多く継続的に注ぎ込まれているALISプロジェクトがこのまま跡形もなく静かに消えてしまうとは考えにくいのです。
我々は暗号通貨関連で多くの詐欺的なプロジェクトにて自分が投じたお金があっという間に消え去ってしまうことを見たり経験したりしているので、エネルギーって消え去ってしまうものと思いがちですが、そうではないと感じます。
詐欺的なプロジェクトに我々が投じたエネルギーやお金は悪の世界を巡り悪の発展に寄与しているのですからw、表から見えなくなるだけで消えてはいません。
幸い僕が知る限りではALISはそのような悪のプロジェクトではないので、今まで関係してきた方々のエネルギーは表のどこかでまた巡ってゆくはずです。
でも、それはALISが今の姿のまま爆発的に発展するということでもなく、なにか思いもよらぬ別の形でブレイクするのかも知れません。
それは、例えばLINEのことを思い出します。
LINE(NAVER)は最初はGoogleのような検索サイトに力を入れていましたが、ぱっとせず。
その後もSNSを作ったりいろんなプロダクトを一生懸命たくさん作りましたが、NAVERまとめ以外はほとんど流行らず、LINEの偉い人は夜ごとに悔し涙を流していたそうな。
そんな最中に東日本大震災が起こり、社員が自宅勤務となった際に社員間の連絡ツールに不便したので、その経験をもとに急いで作ってリリースしてみたのがLINEです。
まさか、それが大ヒットするとはびっくりです。僕がびっくりしただけではなく、LINEの中の人(舛田淳さんなんか)も驚いていたのですから。
このようなこともあるので、ALISがどうなるかは誰もわからないでしょうが、きちんとした形でエネルギーが巡ってゆくのであれば、継続的にALISに貢献している人は何からの形で報酬が得られることでしょう。
世の中は不合理ですが、まったく不合理でもないのではと。
やはり努力は報われるし、継続は力になると思うのです。
ただ、暗号資産、トークンエコノミーの世界はまだまだ整備がされていませんから、努力と報酬が常にパラレルにはならない。
だから短期的には寝ているだけで朝起きたらお金が増えることもあれば、どんなにお金を投じて努力をしても状況はひどくなるだけのこともある。
でも長い目で見ればそれが修正されてあるべき姿に収束してゆくだけのことだと思います。
そのあるべき姿というのは、人類は発展してゆくものだしお金の有り様というのも発展してゆくものだから、これから暗号資産やトークンエコノミーが浸透してゆくと考えるのが妥当じゃないかなと思います。
そして、新しいお金は人の価値観や評価も新しくしてゆく。
だから、新しいお金の有り様と新しい人の評価をリンクさせたいというALISの考え方は筋が良いものではないかな、と今でも思うのです。
でも斬新すぎて一朝一夕に上手くいくとは思えないし、実際そうだなと感じます。
このような理想が、今のALISで成し遂げられるかどうかすらわかりません。
でも、何らかの形では成し遂げられることになるのかと思いますし、そういうふうに前向きに考えることは大切なんじゃないかな、といつも思っています。
まあ、ユーザーとしてはそんな気合を入れても長続きしないので、ALISの場を楽しむことが大切だと感じます。
ブログ記事を書くことは楽しいことですし、コメントや投げ銭、いいねなど読者の反応が良いALISは書く楽しさが増します。
記事を読むのも楽しいし、コメントしたり投げ銭したりするのも楽しい。
さらには、記事を書かなくても他のALISユーザーと仲良くなって交流するのも楽しい。
その上、今はこの楽しみはないし将来あるかどうかもわかりませんが、保有しているALISトークンが値上がったりするのを見ているのも楽しいw。
ALISがそんな楽しい場であることが大切だと思っています。
その楽しい場が継続に繋がり、そして継続が力になってゆくことでしょう。
お金が稼げるだけの場では長続きしません。
もっとも今はお金はほとんど稼げないですけどね。
国の新しい暗号資産規制が施行され、ALISはそれに適合させるとのことで、ALISは3年目も続くようです。
そうなると、念願の国内暗号資産取引所上場やALISトークン保有の特典付与なども見えてきそう。AMAによると、これらはまだ先になりそうな感じでしたが。
ただ、これらがすべて実現してもやっとALISはトークンエコノミーとしてスタートするだけです。
やっとトークンのエコシステム上の欠けていた部分がなくなるだけなのです。
そこからALISが成長できるのかどうかはわかりません。
ALIS運営さんはいろいろプランが有るようですが、そのプランが実現できて成功するのかはわかりません。
また、かつての仮想通貨のようにALISトークンが国内上場したからといって価格が暴騰するとも思えませんが、徐々に上がっていったり、仕手がpumpすることもあり得ます。
なんともわからないですね。
でも、わからないから面白いんです。
それにALISはウェブ3.0という未来を志向しているサービスなことも、斬新で面白いと思っています。
今までウェブ3.0というのは机上の空論として世間一般には取り合ってもらえない感じでしたが、今回の新型コロナウイルス流行によって人々の価値観が大きな変貌を遂げそうです。
直接人と合うことだけでなく、オンラインを通しての世界が今以上に重視されて広がってゆきそうなこれからの時代。
新しいオンラインの時代にはウェブの進化も必要。
それはウェブ3.0への流れではと感じます。
もし変貌を遂げた世間の価値観がウェブ3.0とマッチするものであれば、その先駆者の一人であるALISはとても面白いことになるでしょう。
3年目もそんな面白さ、楽しさをALISと共に味わえたらいいな、と感じています。
個人的にも、3年目もどうぞよろしくお願いします。
4月21日に行われたALIS AMAの書き起こしを、BitcoinLIFE編集長さんが記事にされました。
ぜひお読みください。
ALISの誕生日と言えるICO開始日から最近に至るまで、記念日にはその時の思いを記事にしてきました。
読んでいただくと、ALISの歴史がわかるかも知れません?
ALISのICO開始時の記事 2017/9/1
ALIS投稿プラットフォーム クローズドβオープン時 2018/04/23
ALIS ICO1年記念 2018/09/01
ALIS ICO2年記念 2019/09/01
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CosmosのALISクリプト記事
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