コミュニティをリブランドしてから一年半余りが経過しようとしています。
インターネットは日々進化しており、あらゆる情報が溢れているし、誰もが自由に発信できるようになっています。
いわゆる"web3"という名の次世代インターネットは、情報の流通だけではなく、「価値の流通」をインターネットネイティブにできることが革新です。
ビットコインを筆頭に、web3と呼ばれるインターネットには、大凡150兆円以上の価値が存在し流動しています。
これは、一昔前に言われた「〇〇年には経済の〇〇%がブロックチェーンに置き換わる。」という表現に見られるものです。
インターネットに価値そのものが存在できるようになったのです。
web2の時代は情報流通まででした。
決済や金融のレイヤーは電子化してはいましたが、各個々の管理サーバー等で運用されていました。何故ならそれらのシステムをオープンなインターネットに置くことができなかったからです。
インターネットバンキングやネット証券などは、インターネット上にUIを提供しますが、金融決済機能は閉じたシステム内で絶対的な管理の下に安心と安全を成立させています。
"インターネット上に金融システムを置くことができる"
これがDeFiと呼ばれる分散型金融に繋がります。
今ではインターネット上で自由に情報発信できるプラットフォームやサービスがいくつもあります。
これらは人々の生活を大きく変化させました。
いわゆるSNS(ソーシャルネットワークサービス)と言われるものがそれでしょう。
情報の流通の次に価値の流通が生まれるインターネットでは、誰もが自由に「価値を発信、流通」させることができます。
あらゆるデータをトークン化したり、コインを表現する数値管理可能なトークンを作ることも簡単です。
さらにそれらは既に、インターネット上の公共サービスを使って交換や貸借が可能です。
誰もが自由に創造した"価値"を、インターネット上で自由に流通できるのです。
情報もトークン化することで、一意性が担保されます。
第三者に改変されないという保証です。
データのコピーや贋作はその証明が容易です。同時に複製も容易です。
とにかく情報や価値の流通が、web3では「トークン」というポータビリティを以て一意に存在が保証されることが革新です。
インターネットにこれからも価値が流入し、滞在し続けていくことは自明でしょう。
「ポータビリティ」という点は進化が興味深く、
"価値のポータビリティ"の次は、
"アカウントとアイデンティティのポータビリティ"が成立します。
これはいわゆるプライバシーのあり方を一変させます。
匿名や実名という概念が古いものになります。
アイデンティティは拡張され、自由と責任のあり方が流動化します。
これが、次世代的組織論の基礎となります。
そしてそれがDAO(分散型自律組織)へと繋がります。
前置きが長くなりました。
重要な点を2つ
「"インターネット上に金融システムを置くことができる"
これがDeFiと呼ばれる分散型金融に繋がります。」
「アイデンティティは拡張され、自由と責任のあり方が流動化します。
これが次世代的組織論の基礎となり、DAO(分散型自律組織)へと繋がります。」
これがDeFiGeek Communityが見ている未来です。
「分散型金融(DeFi)へ」「分散型自律組織(DAO)へ」
この移行と発展を先取り、加速させることが存在意義です。
この変革期に積極的に挑戦し、失敗と成功を繰り返し、その実績を以て見据える未来を証明していきたい。
DeFiGeek Communityは
DeFiAppを作り、アイデンティティの拡張を支援し、web3をもっと身近で豊かなものにするために必要なものを作り、備え付け続けます。
誰もが自由なアイデンティティで参加できるコミュニティです。
日本から世界へ
DeFiGeek Community JAPANがリーダーシップを発揮し、次世代インターネットとその活用で先頭を走ることができると思います。
新しい価値観と生き方、ルール、規範、市場、アーキテクチャ
旧来のものに手を加えて変化させるのではなく、新しいものを提示して置き換えるのです。
切り拓くとはそういうことです。
革新とはそういうことです。
DeFiGeek Communityに遊びに来てください。
2022.07.17
DeFiGeek Community co-founder ひよこ🐣
(DeFiGeek Communityではメンバー全員がco-founderです。参加の後先に関係なく、これまでもこれからもずっと全員が共同創設者です。)