こんにちは。
皆さんはキャッシュレス決済という言葉を耳にしたことはありますか?キャッシュレス決済について聞くと、
「セブンペイの不正利用があったりして、なんか怖い」
「現金の方が簡単」
などと考えている人もいると思います。
今回はキャッシュレス決済の現状、実態、そして海外でのキャッシュレス決済の実態をメインに、お話したいと思います。
一部、表現が間違っていたり、事実と異なる場合もあるかと思いますが、何卒ご了承のほど宜しくお願い致します。
まずはじめに、僕たちの学校でとったキャシュレス決済に関してのアンケートの結果を紹介します。
キャシュレス決済(SUICA等の交通系電子マネーを含む)を利用したことがあると答えた人が、76%、ないと答えた人が24%という結果でした。
また、聞いたことがあるキャッシュレス決済について質問すると、1番はLINE Pay、2番はPay Pay、3番はPasmoでした。
しかし、利用したことがあるキャッシュレス決済について質問すると、1番、2番ダントツでPasmoとSUICAで、3位はLINE Payでした。
そして、キャッシュレス決済を利用したことがないと答えた人のなかで、なぜキャシュレス決済を使わないのかと質問すると、1番は「よくわからない」2番は「親に許可されていない」3番は「興味がない」ということでした。
この結果から考えると、調査対象者が中学生であり、LINEの利用率が高いことが影響するのか、知名度はLINE Payが1番だったのだと考えられます。また、通学で利用するため、交通系電子マネーであるPasmoが1番利用されたのだと考えられます。
そして、キャッシュレス決済を利用したことがない原因は、「キャッシュレス決済を利用したいと思っていない。」ということや「某スマートフォンフィルタリングアプリにより、スマートフォンでのキャッシュレス決済を利用しようとしても、それができないということも考えられます。
つまり、日常として使うキャッシュレス決済は交通系の電子マネーが大半を占めるため、交通でしかキャッシュレス決済が普及していなく、交通以外でキャシュレス決済はあまり利用されていないのです。
では、次に外国ではキャシュレス決済がどのくらい普及しているのかを紹介します。先日、僕たちはオーストラリアに行って、キャシュレス決済に関してリサーチしてきました。
第一印象として、オーストラリアでは現金を使っているところをあまり見かけませんでした。大半の方が、クレジットカードやデビットカードで支払っているのです。
また、交通に関してはオパールカードというプリペイド式のカードがあります。バスや電車、フェリーなどで利用が可能です。また、オーストラリアではVisa pay Waveというタッチで支払いが可能な仕組みがとられている店舗が多くなっています。
そのため、日本のようにいちいちパスワードを打つ必要がなく、楽に決済をすることができます。
日本ではVisa pay Waveが使える店はほとんどなく、クレジットカードを使うときはいちいち機械に差し込んで決済するのが主流です。そのため決済に時間がかかってしまいます。
しかし、日本政府は2020年の東京オリンピックの観光客に備え、「2020年までに、外国人が訪れる主要な商業施設、宿泊施設及び観光スポットにおいて100%のクレジットカード決済対応及び100%の決済端末のIC対応を実現するため、クレジットカード決済及び・IC対応端末の普及を促進する」としています。そのため、日本でも将来Visa pay Waveが普及する可能性が高そうです。
僕たちが良く利用しているキャッシュレス決済はLINE Payです。LINE Payの利点をお話ししながら、キャッシュレス決済の総合的な利点についてお話しします。
LINE Payは、いろんな決済方法がありますが、一般的にはQRコードを用いて決済します。Pay Payと似ている決済の方法です。決済をすると、支払った額の0.5%から最大2%がLINEポイントとして還元されます。また、LINE Payがよく実施する、20%還元祭はとてもお得です。決済した金額の20%が後日還元されます。要は20%offになるということです!
そして、割り勘機能や、送金機能がついているため、気軽にお金のやり取りをすることができます。LINEアプリさえあれば、簡単に始められるのがLINE Payのいいところです。他にも、LINE Payカードを発行すると、クレジットカードとして、ネットショッピングが可能になったり、QUIC Payに設定することが可能なので、QUIC Payとして利用することもできます。
このように、キャッシュレス決済は、支払った金額の何%かが、ポイントとして還元されます。これが利点1つ目です。
利点2つ目は、決済が楽だということです。現金では、いちいちお金を出して、支払って、お釣りをもらってと一通りの作業が面倒くさいです。しかし、キャシュレス決済は、スマホひとつ、カードひとつで決済が可能です。
利点3つ目は気軽にお金のやり取りをすることができるということです。先ほど挙げたように、LINE Payは送金機能、割り勘機能がついています。現金で、うまく割り勘するのは大変ですよね?割り勘機能を使えば、容易にお金を分担することができます。
利点4つ目は、何に使ったのデータを残しておくことができることです。キャッシュレス決済を使うと、いつ、どこで、何を使ったかのデータが残るため、過去の決済履歴を振り返ることができます。
「領収書をもらっておけばよかった~。」
そういう心配が一切なくなります。ちなみに、LINE Payは決済をするたびに、LINEウォレットという公式アカウントから、通知が来ます。これで、決済履歴がのこりいつでも振り返ることができます。
利点5つ目は偽札防止ができるということです。キャッシュレス決済は現金を使わないで決済ができるため、偽札が作られにくくなります。このように、キャッシュレス決済をすることで現金を用いた犯罪を軽減することができます。
このように、キャッシュレス決済にはたくさんの利点があります。しかし、キャッシュレス決済は、利点だけでなく欠点も存在します。欠点に関しては、また別の機会にお話ししたいと思います。
僕たちは、決してキャッシュレス決済がすべてだ!現金なんていらない!と、言っているわけではありません。キャッシュレス決済を推進し、かつその利点や欠点について知り、どれを使えばいいのかを判断して、それをみなさんに広めようとしています。僕たちの活動を支援していただければ幸いです。
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