こんにちは。今回は、先日訪問、取材させていただいたLINE Payについて書きました!LINE Payのすごさ、セキュリティーの仕組みなど、しっかりと、聴かせていただきました!是非ご覧ください!
そもそもQRコードってのは何かご存知でしょうか。QRコードというのは、デンソーという会社が作ったもので、もともとはこのような決済のために作られたものではなく、データの管理をするために作られたものなのです。
おなじみのあの四角いQRコードの中には大量の情報が詰まっています。バーコードよりもQRコードの方がたくさん情報を入れることができ、なお読み取り安いことが特徴です。また、QRコードというものにデンソーはライセンスを取得していないので誰でも自由に利用できます。そのため世界中でこのQRコードを利用した新しいビジネスが生まれてきました。これの一つとして挙げられるのが、中国のAli Payや Wechat Pay スウェーデンのSwishなどのQRコード決済なのです。
QRコードの中には お店の識別情報などが入っていて、 そこまで複雑な情報が含まれているわけではありません。ユーザーが読み取ると店の情報とアカウント情報がサーバーに送られ、残高が足りるかなどをサーバーで処理し、瞬時にその処理を済ませます。スマホの通信速度が速くなったのもQRコード決済の普及の理由の意の1つです。
クレジットカードなどは、磁気ストライプやICカードのの中にアカウント情報(カード番号など)が入っています。このように、どの決済の方法も誰が、どこで使うんだという識別情報をサーバーで照会するという仕組みなのです。
つまり、個人の識別情報だけが分かればいいということなんです。そのため、将来はカードやスマホの等の物理的な媒体が必要なくなるかもしれなく、例えば指紋など、個人が生まれながらに所持している識別情報を使っても決済ができるようになるかもしれません。
QRコードの標準の決済の方法は2つありますね。ユーザーがQRコードを読み取るか、店の端末でスキャンするかの2つです。LINE Payだけに限らず、ほかのキャッシュレス決済も同様の方法を用いています。
日本では、キャッシュレス決済を推進しようとする、行政、学術部門の大学、民間の事業者などが集まってキャッシュレス推進協議会というものが存在しています。キャッシュレス推進協議会は、セキュリティーのガイドラインというものを提示していて、これに基づいて事業者はセキュリティー対策に取り組んでいます。紛失・盗難などから守ること、ハッキング防止などの対策を行っています。
LINE Payの取り組みとしては、たくさんあります。
1つ目、バーコード提示の前にパスワードを要求することで、他人は支払えないようにします。これにより利用者が本人であることを証明することができるのです。
2つ目、バーコードに5分の有効期限を設定することで、盗まれても大丈夫な仕組みになっています。
3つ目、ユーザーがQRコードを読み取る際の取り組みとしては、読み取った後に必ず加盟店の名前が出てきます。これで、今使うお店であることを確認できます。
4つ目、金額は自分で入力するので、間違えないようにお店側もチェックするようになっています。
5つ目、決済完了した際の画面にブラウンやコニーの動くスタンプを表示します。こうすることで店側が、以前に決済したときのスクリーンショットの画像を提示されるの防げるのです!
6つ目、決済したときには必ず即時に決済の通知が届くので、これで決済の確認ができ、万が一自分が決済をしていないのに通知が来た場合は乗ってられているかもしれないということがすぐにわかるようになっています。
また、そもそもLINE PayはLINEアプリを使わないとできません。そのためLINE アプリ自体が乗っ取られてしまってはどうしようもないので、LINEのアプリが乗っ取られないようにしっかりと対策はされています。
LINE Payを利用するとき、電話番号必須にする、 大きな金額を決済するときには本人確認必須 にする、などして安全性を高めています。
LINE Payカードを持っている方にはぜひやってもらいたいことがあります!LINE Payはスマホでボタン1つ押すだけで利用停止をかけることができます。そのため、紛失したりした時にはいったん停止をかけて見つかったら再開するということが瞬時に可能なのです。しかし、実は使わないときには常に利用停止をかけておく方が安全です。なぜなら、今の時代は僕たちが知らない間に情報が盗まれたり、加盟店から漏れていらりすることがあるので、LINE Payカードであればこれらを自衛することができるのです。使いたくなったら、使うボタンを押せばいいので、こちらの方が断然安全です。
またLINEに限らず、銀行、クレジットカード会社も行っていることとして取引をすべてモニタリングにしているということです。例えば、AさんがLINE Payを登録したと同時に何十万ものの大金をチャージして、高額な決済をするなどの行為があると、モニタリングシステムでひっかかり、本人の利用なのかの確認をとることがあります。
LINE Payはセブン銀行でお金をチャージして使うことが一般的ですが、ほかのキャッシュレス決済はクレジットカードと紐づけてそこから引き落としされるというのが一般的であります。不正をしようとしている人はこのクレジットカードの方を狙っているというわけなんです。クレジットカードは便利ですが、注意しなければならないのです。
次に、余談ですが不正手口についてみていきます。
先日話題となった、7 Payの不正アクセスでアカウントを勝手に使われてしまうという事件が起きました。普通、クレジットカードを登録する際には、本人確認のため3dセキュアというものが欠かせません。カードを扱うのならば3dセキュアを組み込むことは必須と言ってもいいでしょう。SevenPayの場合、カード登録の時は3dセキュアの登録が必須だったため、盗んだカードを登録されることはありませんでした。つまりここの時点では安全でした。しかし、アカウント自体の管理が徹底されていなく脆弱であったのです。つまり、誰でも簡単にIDやパスワードを勝手に変更できるようになっていたのです。そのため、所持者のカードが正式に登録されたアカウントごと乗っ取られていたということなんです。
一方で、Pay Payの事件はクレジットカードを登録する際の3dセキュアの登録が必要ありませんでした。そのため、盗んだクレジットカードでアカウントを作り登録することができたのです。そして、決済をすると請求はクレジットカードに行ってしまう。ということがおおもとです。3dセキュアを登録しておけば大丈夫だったものでした。
このような脆弱な仕組みはキャッシュレス協議会が指摘し、業界全体で是正をしなければなりません。
そもそもこのようなカードは一番危険であるので、これに対応する対策をとらなければなりません。そのような点で言うと、LINE Payの場合は先ほどのような使わないときには利用停止をかけることができるため安全性が高いといえるでしょう。
みなさん。突然ですが、一番のLINEの収入源は何だと思いますか?
一番はなんと、広告やゲームなのです。つまり、LINEツムツムなどのゲームの課金のほかに、LINEスタンプ、LINE広告などで収入を得ているのです。しかし、これだけではLINEの成長は鈍化してしまいます。
もっと右肩上がりで成長するためには新しいビジネスの種が必要であるので、AI技術や、FinTechに投資をして次なる収益の柱にしていこうということなんです。そのFinTechの中にLINE Payがあります。そもそも、LINEというのは普段使っているLINEアプリですべてのサービスをまかなう、スマートポータル構想という考えを持っていて、例えるとyahhoのサイトは、yahooサイトで地図や乗換え案内もすべてわかりますね。このようなサービスをLINEは展開していこうと考えているのです。
LINEアプリのウォレットというところを開いてみると、金融のいろいろなサービスが出てきています。金融だけでなくほかのサービスもLINEアプリを通じてできるようにしようと考えているのです。支払いを楽に、身近にできるようにしたいということで出てきたのがLINE Payです。いろいろなサービスを展開し、それを利用するときには必ずお支払いが伴っていきます。そのときに、LINE Payを使ってもらいたいという願いもあります。
現在、たくさんの社会問題があるなかでLINE Payを使って、そのような社会問題を少しでも減らすことはできないのかということから、面白い事業への展開もしています。
福岡県福岡市での実例で粗大ごみの収集をLINEのアプリで済ませ、支払いはLINE Payで終わらせるというサービスが展開しました。紙に粗大ごみと書いてそれをゴミに貼って外に出しておきます。LINEアプリ上で何月何日に取りに行きますという設定をしておくのでその日に取りに来てもらいます。今の時代、自治体ごとに粗大ごみのルールが変わってくるのに、LINE上でのコミュニケーションだけでできるというのは非常に便利です。
また、フードフェスティバルの時には、フードフェスティバルに入り時に、フードフェスティバルくん(仮称)とLINEで友達になり、フードフェスティバルくんと普通に話すようにして、注文をするという仕組みがあります。つまり、いちいち並ぶことなく席について雑談してるだけでいいのです。決済もLINE Payを使うだけで、出来上がったら通知が来て、その屋台にとりにいくというシステムです。非常に楽で便利な仕組みですね!
また、今「買い物難民」と言われる買い物をする先のお店がなくなってしまうという地域が出てきている中で、LINEと宅配業者が提携をし、離島の食品をLINE上で注文し支払いまですませ、その後ドローンが離島から近くの人がいる島まで食べ物を持ってくるといった、買い物難民対策もにもつながるサービスも提供しています。
このようにLINEは裏方でいろいろな事業に参加していて、お支払いもLINE Payですませられるようになっているのです。現代、LINEは日常に溶けこみつつあります。新しい登録をする必要もなく、抵抗感がない支払いと注文がシームレスに行えるという新しいやり方を是非広めてほしいと思います。そして、これからのいろいろな社会問題にLINEが解決へと導いてくれるようになってくれたらと願っています。
最後にLINE Payの特徴についてまとめます!
・不正被害の利用者の保証制度がある。最近キャッシュレス決済に関する事件が多発しているため、ほかのキャッシュレス決済事業者もこのような保証制度を作る動きがみられるようになって生きている。
・QRコード決済以外にも決済方法がある⇒LINE Payカード・請求支払い・QUICK PAY(Androidのみ)
・本人確認をしていれば送金・出金が可能。最近は、お小遣いをLINE Payを使ってやり取りする人も増えてきたのだとか。→何に使ったのか履歴がわかるから便利。
・LINEアプリさえあればできる!
・セキュリティー対策は店側も利用者側もどちらにもしっかりとした対策がとられている。
・いつでも利用停止が可能!
<店向けの特徴>
・店の店舗のアカウントに友達追加が可能
いちいち、バーコードを読む取って、店のアカウントを追加してもらうのは、ほぼ意味がない。
LINE Pay決済をし、利用者が同意すると店のアカウントと友達になれるようになる!
クーポンなどを配信し、リピートを促すことも可能。
このようにLINE Payは便利で、楽で、安全な、キャッシュレス決済なのです!
僕たちがLINEに取材させてもらったことで、このようなたくさんの情報を頂くことができました。キャッシュレス決済を研究していく中で、将来展望などは他人から聞かないと分からないことでした。それについての情報も頂けたのでとてもうれしかったです。
LINE Payの将来は一体どのようになっているのか楽しみです。僕たちももっとキャッシュレス決済の研究を進めていきたいと思います。最後までご覧くださりありがとうございました!