あなたが子どもや部下を褒めるとき
褒めてるんだから悪気はないと思います。
悪気はないとは思いますが、結果だけを褒められたり、才能だけを褒められたりしたら褒められた側はどんな気持ちになるでしょうか?
想像してみてください。
あまり気持ちのいい思いはしませんよね。
ですが、今回のお話は「気持ちのいい思いをさせるための褒めかた」ではありません。
タイトル通り
褒められた相手の人生を左右するようなお話です。
普段、子どもや部下を褒めるときに結果だけ、才能だけを褒めているかたは要注意ですよ。
さて「褒めかた一つで相手の性格や行動に大きな影響を与える」と書きましたが
今日は結論から書きます。
結果や才能だけを褒められた人は
どういうことか詳しく説明していきます。
自分の能力以下の事にしか手をつけられなくなる。
とは、どういう事か
すこし極端な例を挙げると
ということです。
中学生であれば掛け算割り算はもちろん、教科名も算数から数学に変わり学ぶことが増えていきますよね。
社会人で例えるなら
入社3年目なのに1年目2年目と同じような仕事しかしたがらない。新しい業務ができない事はないけど、作業スピードや効率が著しく落ちたりする。
といったところでしょうか。
本人のスキル不足も原因の一つかもしれません。
ですが、今回のメインは「褒めかた」です。
最初に「結果や才能だけを褒められた人は自分の能力以下の事にしか手を付けられなくなる。」と書きました。
結果はまだしも才能だけを褒めることがこんな影響を与えるってご存知でしたか?
自分は大丈夫だと思っているあなた
本当に大丈夫ですか?
ついつい親バカになって
「〇〇は天才だなぁ〜」なんて褒めすぎてませんか?
部下の作った資料を見て
「センスがあるなぁ」しか言葉が出ないなんてことありませんか?
「天才だ」「センスがある」
このように才能だけを褒められている人は
と思うようになり、困難を避ける傾向が強くなり簡単なものを選ぶようになります。
なので
子どもや部下を褒める時は
「天才だ」「センスがある」といった才能や能力を褒めるのではなく
と
努力や過程を褒められた人は「これからも頑張ろう!」と思えるようになるので、困難なことや新しいことに挑戦できるようになります。
些細なことではありますが、その些細な事で相手の性格や行動に大きな影響を与える事になります。
あまり褒めてないなって方も
才能や能力だけを褒めすぎてたなって方も