こんにちは、ヘクトです。
仮想通貨で決済をするようになったら絶対に必要だなと思うモバイルウォレットについて書きます。
特に、記事を書いてALISトークンを得られるALISでは、ほぼ資金なしで仮想通貨を得られる媒体として流行る可能性があるので、タイトルに書いたように、ALIS決済に便利なウォレットを紹介します。
(HB WalletというモバイルウォレットをインストールしてALISを使えることを知っていましたが、ハッキングのあったアプリですので、別のものがないか調べてみました。そしたら便利なやつ見つけました。)
Trust Wallet (公式サイト)
●イーサリアム対応
●ERC20 と ERC223 のトークン対応
●日本語対応
●QRコード表示、読み込み対応
●My Ether WalletやMETAMASKとの同期可能
このTrustというアプリ、何がGoodかというと、日本語対応であることと、MEWやMETAMASKとの同期可能という2点です。
日本語で使える仮想通貨関連アプリは少ないので、英語表記に慣れてしまった方も多いかもしれませんが、日本語で使えるのはありがたいです。
My Ether WalletやMETAMASKのウォレットをすでに持っている場合は、秘密鍵、KEYSTORE JSON、複合フレーズのどれかを使ってウォレットのインポートをすれば、保有しているトークンを使うことができます。これは便利すぎます。
Trust Wallet (公式サイト)からAppStoreかGoogle Playへ行き、アプリをインストールしたら、起動すると最初にこんな画面が表示されます。
(ウォレットを作成する場合は「作成する」ボタンで作成できます。パスワードを入れるだけで作れちゃいました。)
「既にウォレットを持っていますか?」をタップするとウォレットをインポートする画面になります。
KEYSTORE JSONか秘密鍵かニーモニック(複合フレーズ)を選んで入力します。
ちなみにウォッチというところは、公開鍵を入力するとその公開鍵のウォレットに入っている仮想通貨を見ることだけができるようになります。
ウォレットがインポートできると、その中に入っているイーサリアムとトークンが表示されます。
「ETHEREUM」と書かれたところか「送信する」ボタンを押すと、イーサリアムの送信画面になり、送信先と金額入力をすれば送信できます。
「受信する」ボタンを押すと、自分のウォレットのアドレスが表示されます。
「ALISTOKEN」と書かれたところをタップすると、ALISの送信画面になります。
送信先と数量を入力します。送信先はQRコードでも読み取れます。
「次へ」をタップすると確認画面になります。
「送信する」ボタンで送信できますが、右上の歯車アイコンをタップするとガス価格とガスリミットの設定ができます。
ALISトークン以外のトークンもそうですが、イーサリアム系トークンの送信には、少額のイーサリアムを消費します。イーサリアムもウォレットに入れておく必要があります。
記事を書いていたら、北大祭でALIS決済したというえぐぽんさんの話を思い出しました。Tweetを探したら書かれてました。Trustを使っているようですね。
実際に使ったという報告はありがたいです。
<追記>
この記事の次に書いた記事では、Trust Walletの「ブラウザ」ページに載っているゲームの一覧を作ってみました。
調べていたら発見したことなのですが、ブラウザ機能ではイーサエモン、くりぷ豚、EtherDelta、ForkDeltaなども検索してアクセスでき、METAMASKと同等の動作をさせることができるようです。
METAMASKはPC用のChrome拡張機能なので、METAMASKでやることはPCでしかできないと思っていましたが、Trustを使うことで、PCの代わりにスマホでもMETAMASKと同じことができるようになります。
「ウォレットの中身と取引所のDepositの中に入っているETHが表示され」るとは、METAMASKにログインした状態でEtherDeltaやForkDeltaにアクセスするとウォレットの中のイーサリアムの量が表示されて連携できている、使用できる状態であることを意味しています。
Trustからアクセスした場合でもウォレット内のイーサリアムが表示されるので、Trustのウォレットと連携でき、使える状態になっていると判断し、「使えそう」
ガス価格とガスリミットについては、こちらの記事をどうぞ。