こんにちは、ヘクトです。
今回はUniswapでALISの流動性がどれくらいあるのか調べてみます。
プールのアドレスをEtherscanを見つけてきたので先にリンクを貼っておきます。
RAKU-ALISの組み合わせのプールがあることがわかり、しかも1つのアドレスから流動性供給されているみたいです。
このURLの探し方と、プールアドレスのトランザクションの見方を解説してみようと思います。
まずUniswapを開くと、ホームページなので、Uniswapを使うページに移動します。
すると、Swapのページが出るので、今回はChartsを押してUniswap Analyticsを開きます。
Uniswap Analyticsの検索窓で探したい通貨「ALIS」と打ち込みます。
すると、ペアがいくつか表示され、その下にトークンも表示されていますね。
今回はトークンのページを開いてみます。
ALISトークンのページが表示されます。
Total Liquidityと書かれているのがALISの合計の流動性ということですね。
下にスクロールするとTop PairsとTransactionsが表示されています。
流動性の多いペアが表示されますが、実は隠れているものもあるので、Hide unstable pairsのチェックをはずしてみます。
すると、
ETH-ALIS, RAKU-ALIS, ARUK-ALIS, DAI-ALIS, ICB-ALIS, DIO-ALIS
というペアが表示されました。
ETH-ALIS Pairを開いてみました。ここでペアごとの流動性やボリューム、手数料と通貨のプールされている量が見えます。
ここまででだいたいの流動性の確認はできるようになっています。
詳しくトランザクションを見たい場合はEtherscanを見ていきます。
ページを下にスクロールするとView on Etherscanというリンクがあるのでここを開きます。
すると開くのが最初に貼ったリンクのEtherscanのETH-ALISのPoolですね。
Tokenのところに$11,598.13と書かれていて、これがだいたいの流動性です。
ETHとALISの両方合わせた金額ですね。
他に入ってきたトークンの金額も含まれていたりしますので、Uniswap Analyticsの画面の金額とは違ってきます。
ALISはERC20トークンなので、Erc20 Token Txnsを開くと動きが見えます。
ETHもWETHでERC20扱いなんですね。
Txn Hashが同じものは同じトランザクションなので分けてみると、ETHが入ってALISが出るものと、ALISが入ってETHが出ているものがあるのでこれらはSwapですね。
INとOUTではなく、OUTとOUTがあるトランザクションは流動性提供をやめた記録ですね。こんな感じで表示されていました。
LPトークンを入れてETHとALISが出てきてます。
流動性提供のINとINのトランザクションはこのように表示されています。
この数値はPockyさんがイールドファーミングしてみた記事で載っているものと同じですね。
開いてみると、ALISとETHがプールに送られて、0x0000000..からUniswap V2(UNI-V2)というLPトークンが送られてきています。これが流動性を提供した証明ですね。LPトークンのリンクを開くとアドレスがわかります。
(誰でも見ることのできる分散化台帳なので、隠す意味もないかもしれませんが、なんとなく隠してみました。他の画像で出ちゃってます)
Holdersを開くと4つのアドレスでLPトークンを持っているらしいということがわかります。ETH-ALISでの流動性提供者が4アドレスいるみたいですね。
ETH-ALIS Poolのページからトランザクションを見ていきましたが、オレンジで囲んだところからもLPトークンのページに飛べます。
という感じでEtherscanを見ていったところ
ETH-ALISで4アドレスから流動性供給され、ALISとETHを交換する人に使われているようです。
DAI-ALISは流動性がかなり少なくて一度も使われていないようでした。
RAKU-ALISは、ETH, ICB, ALIS, MCHC, SUSHIあたりのトークンでETHからETHになる謎トランザクションで経由されたりで使われていました。
ETH→ICB→RAKU→ALIS→ETHと回っていって、
0.11628885301179033 ETHが0.151122833900886999 ETHになって、
ガスが0.02753692775702 ETHなので、ガスを払っても0.02753692775702 ETH増えてるんですよね。謎です。Swap錬金術??
どうやって見つけているのかは分からないですが、レート変動に対してプールごとの偏りを利用して増やしているということですね。プログラムで動かしていそうです。
流動性の量がこのような交換で使われるくらいあると、手数料収入が入ってくるようになりますね。変動するような通貨ペアにしたほうがレートの偏りが生まれるので謎トランザクションで使ってもらう頻度も増えそうです。
ALIS→ETH→DAIという交換があって、DAI-ALISペアは流動性が足りずに使われていなかったものもみかけたので、DAI-ALISのペアは流動性がもっとあれば使われる気がします。
ただガスが高いのでなかなか流動性提供に参入しずらいですね。現状では損しかしない気がします。
ということで、今回はUniswapでALISの流動性(Liquidity)について調べてみました。